モテる男と単なる”いい人”の会話の違いは何か。
初対面でも女性と話せることは話せる。でもそこから先のデートにつながらない。
連絡先を交換したのはいいもののいつの間にかメールが返ってこなくなる。
一体、何が悪いのだろうか。足りない点はどこにあるのか。
ある時、心理カウンセラーのAさんと話す機会を持った。
巷のモテる会話術の論考は正しいものもあるけど的外れなのも多い。
彼女が教えてくれたモテる男の会話術はもう目から鱗が出まくりであった。
私はAさんから教えてもらったモテる男の会話術を真似して実践しているがかなりの好反応を得ている。心かけ次第でここまで変わるとは、と驚きを隠せない。
本記事には心理カウンセラーのAさんから学んだモテる男の会話術のノウハウをすべて凝縮している。正しく実践すれば会話の仕方、女性からの反応が大きく変わることは間違いないだろう。
「質問しなさい」「空気を読みなさい」は間違いである
恋愛アドバイスでよく女性に質問しなさい、会話の空気を読みなさい。てあるわよね。女性は話したい生き物だからあなたは話し過ぎることなく女性に話させなさいてよく言われてるわよね。でもあのアドバイスにそのまま従うと非モテ直行ね。
えっどういうこと？
質問しすぎは禁物よ。男性が焦って質問ばかりしてる会話見るけど、まるで詰問みたいね。あれが楽しい会話だと思う？
うーん。確かに焦って質問ばかりしてる男って魅力ない。
詰問みたいな会話は女性からするとむしろ苦痛なの。質問することを意識する以上に”女性に会話に参加してもらうにはどうすれば良いか”考えましょう。
なるほど。すいません。
たとえばだけど『食べ物何が好き？』て質問形式じゃなくて『パスタ好きでしょ。しかもナポリタン』みたいに決めつけるのも悪くないわよ。
当たってると『何でわかったの？』と驚きがあるしそうじゃなければ『えっ決めつけ（笑）』みたいに笑いが起きる。あまりに空気を読み過ぎてつまらない会話をする男が多いの。
はは～参考になります。確かに空気を読んで当たり障りのないことばかり言ってる人って逆に信用できない。会話においてはある程度リスクを取ることも大切なのだな。
「質問しすぎは禁物」巷でまかり通っている「質問万能論」を否定したうえで次は女性と関係を深めるためのモテる会話術についてみていく。
モテる男の会話は3つの要素で構成されている
まず男と女が出会って深い関係になるまでのプロセスを理解しましょう。
出会ったばかりの関係性第1段階では女性は少なからず男性に警戒心を持っている。この警戒心を解くにはお互いの共通点を探し、女性を褒める会話を心がける。
女性の警戒心が解けて関係性第2段階になってもまだより深い関係になるには不十分である。
基本的に女性は男女の強い絆が感じられる状態でなければ男と関係を持つことはない。強い絆が感じられるのはお互いの弱さや欠点を共有できた時だ。その時に一気に男女の絆ができて関係が深まる。これが関係性第3段階にあたる。
関係性第1段階から第3段階まで数日で進行することもあれば数か月かかることもある。もちろん会話が決定的に重要な役割を持つ。以降で3つの会話術を解説していく。
モテる男の会話術➀お互いの共通点を探す
モテる男の会話術②女性を褒める
モテる男の会話術➂自分の弱さを共有する
モテる男の会話術➀お互いの共通点を探す
基本的に人間は知り合ったばかりの相手に対して警戒心を持つ。
女性も同様に知り合ったばかりの男に対しては警戒心を持っている。会話でこの警戒心を少しずつ解いていく。
警戒心を解くのに最も効果があるのが共通点を探すこと。
私はこの共通点が好感度を高めるのに強力に作用するのをリアルに経験した。
私のリアルな事例)空手経験あり
私 「昔どんなスポーツしてたの？」
彼女「空手やってたの」
私 「俺も高校時代、伝統派空手やってたよ。伝統派空手？極真」
彼女「伝統派空手。高校部活で空手部だったの。」
私 「マジか。じゃあ夙川学院とか知ってる？よく同じ高校の空手部の女子が試合してたよ」
彼女「えっホント？私もよく夙川学院と練習試合してた」
共通点が見つかり一気に仲が縮まり最終的には付き合うことになった。
何が言いたいのかと言うと共通点と言うのは類似性の法則として無茶苦茶強力に作用する。人間は自分と似ているものに安心感を持つ。
出身地、経歴、趣味、境遇、好きな食べ物やアーティストなどが似ているだけで相手に対して好感を持つ。
別に共通点はなんでもいい。
会話例)よく行く場所
男「 休みの日はどこに行ってるの？ 」
女「麻布十番によく行きます。」
男「僕も麻布十番よく行くよ。安くて美味しい店がいっぱいあっていいよね。」
こうやって自然な感じで共通点を見つけていくと警戒心が少しずつ取れていく。
覚えておきたい話のトピック5つ
女性との共通点を探すには最低限5つのトピックを覚えておくと良い。
・食事
・趣味
・仕事
・ファッション
・出身
会話例) 食事
「好きな食べ物は何ですか？」
「ハンバーガー好きです。」
「ハンバーガー美味しいよね。最近いろんなハンバーガー屋ができててヘルシーなのもあるしね・ついつい食べログで美味しそうなハンバーガー屋見ちゃうんだよね」
「確かに（笑）見てるだけでお腹すいてきますよね。」
「やっぱ食べログで高評価のところっておいしそうだよね。今度行ってみない？」
「いいですね。」
食事をトピックにするとデートへの運びもスムーズだ。
注）不自然なまでに共通点を探すのは控えよう。さり気なさが大事。
共通点を探すのは強力な会話術だが落とし穴もある。
あなたが必死で共通点を探して何でもかんでも「僕も同じだよ」と連呼してたら「この男、気に入られようと必死だな」と思われる危険性がある。 もしくは「自分の意志がないのかしら」と思われかねない。
過度で不自然な共通点探しや共感は男としての価値を減ずることになるので気を付けるべきポイント。
モテる男の会話術➁女性を褒める
共通点を探すと同時に女性を褒めるようにしよう。
褒めはシンプルでいてかつ超強力。相手の警戒心を解く。
振り返ってほしいのだが、あなたが誰かに「そのかばんセンスいいね」とか「その服似合ってるね」と言われた際にその人に好感を持たなかっただろうか。
本当に単純なのだがこういった何気ない言葉というのが女性に響く。
会話例）
「●●ちゃん、趣味何？」
「旅行かな。京都によく行きます」
「京都いいよね。僕も年に一度は行ってる。着物きて街中を散策するのが楽しいよね。●●ちゃんは着物似合いそうだね！」
ただし心から思ったことを虚飾なく言うことが超重要。
注意）媚びない
褒める上で注意点が1つある。それは相手に取り入ろうと媚びないことだ。
褒めは媚びているような態度に容易に転換してしまいがちだ。
「あの子より、全然●●ちゃんの方が可愛いよ。」みたいな褒め方は最悪なパターンだ。
自分の価値を下げる褒め方であり、かつ他の女性を貶してる最悪の褒め事例である。
くれぐれも変に媚びないように気を付けよう。
相手の女性と自分との共通点を探す、 相手の女性を褒める。 ここまでの会話術を正しく活用できれば女性からの警戒心はすでに解けている。ただこれではまだ深い関係となるには不十分だ。
モテる男の会話術 ➂自分の弱さを共有する
ある程度信頼関係を築けたなら次の会話のフェーズに移ることが求められる。
警戒心が解けた女性の心理は「彼との会話は楽しい。でもまだよく彼のことが分かっていない。本当に私は彼と付き合いたいかしら…」
モテる男は楽しい会話もできるがもっと深い「男女の強い絆が感じられる」会話も得意だ。
それではそのような 「男女の強い絆が感じられる」 会話と言うのはどのように展開していけばよいのだろうか。
少し考えてみて欲しい。男女問わずあなたが誰かに対して親近感を持ったタイミングはどのような時だっただろうか？
それは「弱さを共有された時」である。
この人愉快でおもしろい魅力的な人だな。そんなタイミングで
「実は僕は子供時代凄く内気だったんだ。ニキビがいっぱいできて話しかけられるのも話しかけるのも嫌だったんだ。その時は苦しかった。」
こう打ち明けられたとする。するとあなたは「愉快に見えるこの人にもそんな意外な一面があったんだ」と驚きとともに深く共感を覚えるようになる。
これは男女関係でも同じで「弱さを共有する」と一気に仲が深まる。
弱さを共有すると女性も 「そんなことが会ったんだ。実は私も…」 と打ち明けてくることが多い。弱さを共有するのは絆を強める上で強力に作用する。
ただし初っ端から弱さを共有するのはおススメできない。それはあなたの価値を下げることになるだろう。あなたに対するポジティブなイメージがあってこそ弱さの共有は有効に作用する。
自分との共通点を探す、 相手の女性を褒めることを先にしなければならない。タイミングが大事だ。
「人の話を聞き、弱さを共有する」というのを学べるのは以下の本。 友人の心理カウンセラーのAさんに教えてもらって以来何度も繰り返して読んでいる名著。
マンガ版もより分かりやすくておススメです。
武器を持って戦場に出よう
今考えると、心理カウンセラーのAさんから会話術を教わる前はまるで戦場に丸腰で出かける兵士みたいな状況だったなと思う。
行き当たりばったりで女性と会話して連絡先を交換する。でもそこからデートにつながらない。また1回目はデートできるが2回目のデートにつながらず既読無視されるなんてことが頻発していた。
Aさんから教えてもらったモテる男の会話術を実践してきたがかなりの好反応を得ている。心かけ次第でここまで変わるとはと驚きを隠せない。本記事ではその会話術について余すことなく解説した。会話術という武器を持って恋愛という戦場に出るようにしよう。
男女の強い絆を作る会話についてより理解を深めるにはプロカウンセラーの聞く技術を参考にされたい。この本は女性を口説くための本ではないが人間関係を円滑にする上でも参考になることは間違いない。
