エリート男だとしてもモテないケースがあることに常々驚かされてきた。
その最たる例が2018年、元新潟県知事がネット経由で知り合った女子大生にお金を払って関係したことが暴露され辞任へと追い込まれた騒動だ。
その某元新潟県知事は東大卒のうえに医師免許、弁護士免許を保持。ハーバード大学も卒業したエリート中のエリートである。
しかし、まともに恋愛ができず女子大生と1回3万円で関係を持っていたと判明。
某知事は確かに学歴や肩書、スペックは凄いが女性ウケの良いモテそうな雰囲気はない。おそらく若い頃、勉強や仕事に打ち込みすぎてまともに恋愛をしてこなかったのではないだろうか。
歳をとってから金でモテようとするとATM扱いされたり痛い目にあうので誰もが若いうちに”しっかり”恋愛をすべきであると筆者は考える。
それではどうすれば良いのか。そもそもモテる男とはどのような特徴を備えているのか。
社会学者の宮台真司氏のモテる男像が秀逸だ。
「 女から見て、脱コントロール感、脱支配感、脱コンプレックス感、脱自動機械感が、漂っているように感じられるから「イケメン」に見える」
しかし宮台氏のこの表現は学者っぽくて若干難解。
彼が言うイケメン像をもっと簡単に表現すれば
「恋愛に積極的だが女性に依存しない自分の人生を充実して生きている男」である。
恋愛に積極的でありつつも女性に依存しない。相反する要素をバランスよく備えているのがモテるにつながるのだろう。
現代のモテる男を分析すると学歴や肩書、スペックによってモテているわけではないことがわかる。 女性の社会進出が進みもはや経済的に男に依存する必要もなくなってきているので男はそこそこお金をもってれそれで良いという女性が多い。
現代のモテる男はいくつかのパターンがあるだろう。大体3パターンに分類される。
・肉体的な魅力がある男。美しいルックスやマッチョな男。生殖の観点から見て女性の子宮が反応する。
・知的な男。異なる視点から新たな世界観を自分に見せてくれ女性は知的わくわく感を得られる。
・面白い男。お笑い芸人タイプである。自分を笑わせてくれて単純に一緒にいて楽しい。
全員に共通するのが”自分の世界観がある点だ。
その独自の世界観で醸し出された雰囲気がマグネットのように女性を引き寄せる。
我らが英雄Gen Hoshinoなどはその体現者みたいなものだ。歌手としても精力的に活躍しており独自の世界観が人気となっている。
Gen Hoshinoのようなフツメン顔なのにモテモテな男があなたの周りには一人はいるだろう。エネルギー値が高く雰囲気の違う男。
彼らは別に経済的に成功していたりスペックが高いわけではない。今回、そんなモテる男の生態を解明した。
本記事は5分で読める。
モテる男10の特徴
モテる男1.常に自分をアップデート、成長し続けている
モテる男は顔がいい。自分の目標に向かって努力してる男はフツメンでも魅力的。
モテる男に共通している行動がある。それが「常に自分をアップデート、成長し続けている」ことだ。
いくらその人が聞き上手だったり優しかったりしてもその人自身が面白い生き方をしていなければ「いい人だけど…」といい人どまり認定されてしまう。
なんだかんだで起業家やミュージシャンやアーティストがモテるのは 「常に自分をアップデート、成長し続けている」 からなのだ。
現状維持に走っている男に女性は魅力を感じづらい。人間の性質は変化している事を好ましく思うようビルトインされているからだ。
とはいっても何をすればよいのか分からないという人に最もおススメのなのは住んでいる部屋をガラッと模様替えすることだ。
たとえば、西海岸風のおしゃれな部屋作りをしてみる。信じて欲しい。部屋作りだけで人の雰囲気は変わってくる。自分の好きな空間に住むのが人の心理に大きな影響を与えるからだ。
オシャレな部屋に付け加えてやって欲しいのがカバンをオシャレなのにすることだ。カバンというのは不思議なものだ。カバンをオシャレにするとそれに合わせてオシャレな着こなしをしようと頑張るようになる。
するとモテる男特有のオシャレな雰囲気が出てくるのだ。個人的にはマムートのリュックがオススメだ。私も愛用している。
少し話がそれるが業績が良い企業ほど職場が整然としておりインテリアがオシャレなのはこの環境が人に与える心理的影響を熟知しているからだ。
部屋の模様替えとカバン替えをした後は「あの人みたいになりたい」という自分がかっこいいと思うロールモデルとなる人物を見つけて徹底的に真似する。その人の話し方や服装、趣味、部屋の雰囲気などを徹底的に真似すると良い。
たとえば筆者の場合はキャリー・フクナガという 知的でかっこいい映画監督をロールモデルにしている。顔は真似できないからもしれないが、落ち着いた話し方、シックな服装、豊富な知識量は努力次第で真似できる。
モテる男2.清潔感が抜群。クサそうな感じがしない。
イケメンだとしても口臭がきつい男は無理。デートも途中で帰りたくなる。
ショックに思うかもしれないが女性は男のことを基本的にくさい生き物だと感じている。
女性に比べると男性は清潔感 に対する意識が圧倒的に低い。逆に言えば清潔感を醸す努力だけでその他大勢の男性との差別化を図れる。
爪に垢が溜まっていたり歯が黄ばんでいる。口が臭いなど男が気を抜いて手入れしていない箇所が特に危ない。
以下チェック項目だ。
・爪は短いか
・フケがついていないか
・歯が汚くないか
・服はシワシワではないか
・口臭がキツくないか
・汗臭くないか
女性に会う前にはできる限りシャワーを浴びる、香水を振ったり、歯磨きも念入りにする。
歯の黄ばみは歯磨きだけでは消えないのでホワイトニングがおススメ。
あのサッカー選手のロナウドですら過去は歯が黄ばんでいた時は不潔感が凄い。ホワイトニングと歯の矯正をして爽やかさを手に入れたのだ。
ホワイトニングは実は意外と安い。歯科医院のスターホワイトニングがおススメ。
匂い対策としては香水が役立つ。
「その香水、すごいいい香り!」と女子ウケいい香水がディーゼル オンリーザブレイブ。知名度はそこまで高くないマイナーな香水だがコスパが無茶苦茶良くおススメ
具体的にどのように清潔感を醸し出せばよいのかはこちらの記事を参考にして欲しい。
モテる男3.自然体、一緒にいて心地よい
モテる男って自然体で一緒にいて気楽な人が多いと思う。
モテる男は極めて自然体だ。 モテる男は変に自分を凄そうに見せたり、取り繕うとしたりというところがない。
例えばだが屁をこいたとしても正直に白状する。そういうところがある。言っておくがもちろんデート中にこかないうほうが良い笑。例えばの話だ。
モテてると噂のブラマヨの小杉を観察してても笑える自虐ネタが多く、それがむしろ彼の好感度を高めてる。
自分の欠点や駄目さを認めながらも、それでもなお成長しようとする姿勢が女性からすると好感度が高い。
経営者の間でよく読まれている「人間を磨く 人間関係が好転する「こころの技法」という本では欠点をありのまま認めることの大切さが書いあるが至極納得できる。
自分の欠点を隠すのはやめてむしろネタにするくらいが良いのだ。
モテる男4.素直に爽やかな好意を示す、変な駆け引きをしない
躊躇せずさっと声をかけてくる男ってたいがいモテてる。
モテる男は素直に好意を相手に示す。
爽やかで軽やかに「あなたのこと人間として好き」と伝える感じだ。この世の中に爽やかな好意を示されて嫌な人はまずいない。
プライドの高い男ほど自分の好意を相手に示せずに「お前なんか好きじゃなーよ」的なオーラを発してしまう。これがモテない原因である。
出会った女性に自分から3秒以内に声をかけるルールを自分に課すと良いだろう。たとえばどこかのバーで女性が隣に座ったら3秒以内に話しかけるようにする。
なぜ3秒以内かと言うと「重くならない」からです。声かけようかな~かけんとこうかなとウジウジしてると重い雰囲気が出てしまう。3秒以内に声をかけると爽やかで軽やかな雰囲気を保てる。
モテる男5.昆虫っぽい動きがない、どことなく男っぽい
穏やかだけど、どこかどっしり堂々としている人は格好いい。
モテる男に挙動不審でオドオドしている男はいない。例外なく堂々としている。言い換えると昆虫っぽいウニョっとした動きがない。
一方、モテない男は女性を前にするとオドオドしてしまう。女性は”自分に自信がない男のオドオドした雰囲気”を敏感に察知する。
真に理不尽な話だが女性から爬虫類のイグアナように扱われてしまうのだ。
モテる男6.見返りを求めない、感じの良い雰囲気
モテる男って見返りを求めてる感じがない。プレゼント送るにしても純粋に相手に喜んでもらいたい一心でプレゼントしてる感じ。居心地よいんだよね。
下心があって優しくしてくる男を女性は敏感に察知するセンサーを備えている。
プレゼント送ることで自分のことを好きになってもらいたいと下心のある男よりも純粋に自分に喜んで欲しいがためにプレゼントしてくれる男に女性は惹かれる。
ただし、一朝一夕でこの下心のありようは変化しない。日常的に「話を聞き共感する」「良い所を見つけて褒める」ことを常日頃から意識して実行してると次第にその良い雰囲気が出てくる。
共感に関しては名著プロカウンセラーの共感の技術がおすすめ。共感がいかに大事なのか理解できるはずだ。
モテる男7.ちょっと強引(≒自分の世界を持っている)な男
ちょっと強引な男にキュンとする。
「ちょっと強引」な男が好きというのは「押しが強い男が頼りになって好き」という意味も含まれているが、もっと深く解釈すれば以下のように言い換えることができる。
「ちょっと強引な男が好き」≒「自分の知らない世界を見せてくれる男が好き」
女性は恋愛で日常から抜け出し「自分の知らない世界に行ってみたい」と考える傾向がある。まさに王子様を待ってるシンデレラなのだ。
女性に「何食べたい」「どこ行きたい」ど聞いて女性のニーズに合わせてるだけだとつまらない男に認定されてしまう。
女性の世界に合わせすぎるのではなくて自分の世界に引き込むべき。 自分の世界を持つためには「常に自分をアップデート、成長し続けている」ことが大切だ。
たとえば、サルサダンスが趣味だと女性をサルサクラブに連れて行ってあげてラテン音楽を楽しんでみたりする。
女性はそういった自分1人だと体験を新鮮に感じその男と一緒にいる価値を感じる。
モテる男ほど日ごろから色んなレストランを開拓したり映画を鑑賞したり好奇心を持って様々な経験を積んでいるものだ。
モテる男8.優しさだけでなく強さもある
私の駄目な点を冷静に指摘してくれた彼。少し腹立ったけど後で感謝した。
モテる男は強さと温かさの2面性がモテる男の魅力で際立っている。
基本的にはとことん優しく女性のワガママも受け入れる。だがそのワガママが一線を越えた時は優しさをもって注意する。
何でもかんでも「いいよ。いいよ。」と寛容でいると「自分の意志がないつまらない男」と認定さえるだろう。
人が人を評価する際の基準は万国共通で「優しさ」だけでなく「強さ」にもある。
それは女性が男性の資質を評価する場合も同じなのだ。
モテる男9.自分に合った服を着こなしている
自分に合った服を着こなしている人はイケメンじゃなくてもかっこよく見える。
「おシャレな男」はモテるが、「オシャレ好きな男」はモテない。
オシャレ好きに見えるのはNGなのだ。
あなたの周りにも1人はいるだろう。謎に高級ブランドの服を着てたり、個性的な色使いやデザインの服を着ている男。
女性から見てもそういった「オシャレ好き」な男は不自然で気合入りすぎで暑苦しい。
以下の項目に気を付けて服を選ぶと良いだろう。
1.清潔感がある
2.シンプルである
3.体型に合っている
外国人ではあるがベッカムのファッションは非常に参考になる。シンプルでありながらカッコいい。
服が体型にしっかりフィットしている。また人気ファッションブロガーMBさんの本最速でおしゃれに見せる方法が参考になる。
オシャレの法則が丁寧に紹介されてます。
まず最速でおしゃれに見せる方法読んで知識つける。で、次に服屋の店員さんに客観的なアドバイスをもらって服選びすると間違いないです。
モテる男10.会話・LINEが楽しい
モテる男は楽しい会話を通して女性に「この人と一緒にいると楽しい」と思わせる。
いくらイケメンでも話がつまらない男は「なんかこの人といても盛り上がらない。。。」とモテない。
モテる男は一緒にいて楽しいからこそ女性に選ばれるわけだ。そして一緒に楽しいと女性に思わせるのに会話の楽しさは欠かせない。
会話はモテる上で外見以上に重要な要素と言える。楽しい会話をする上で意識すべきはたった3つだけ。
➀空気を読み過ぎない
②相手の女性との共通点を探す
➂女性を褒める
モテる男の会話➀ 空気を読み過ぎない
テクニックがより大事なのが「どう思われているか」かを気にしすぎない、空気を読み過ぎないことだ。
あなたは自分を取り繕おうとして表面的な会話しかしない人と付き合いたいだろうか?そんな人よりも開けっ広げに腹を割って話してくれる人を信頼するはずだ。もちろん失礼なことは言わないように気を付けたい。
モテる男の会話②相手の女性との共通点を探す
モテる男は話相手との共通点を探すのが上手い。
あなたは知り合ったばかりの人と会話をしていて出身や趣味が同じだったり何らかの共通点があると知った時、その人に対して親近感を覚えたことはないだろうか?これを類似性の法則によるラポール形成( 安心感、好感、信頼の醸成 )という。
親近感を覚えると後はどんどん相手のことを知りたくなるもので話も弾むものだ。
たとえば趣味について話しているとする。
男「趣味は何ですか? 」
女 「社交ダンスが好きなんです。」
男 「社交ダンスですか?いい趣味ですね。僕もサルサダンス習ってるんです。パートナーとぴったりタイミングを合わせてダンスを作り上げる感覚たまらないですよね。社交ダンスを習うキッカケは何でしたか?」
共通点があることが判明すると親近感が生まれさらに話が弾む。
覚えておきたい話のトピック
女性との共通点を探すには最低限5つのトピックを覚えておくと良い。
食事・趣味・仕事・ファッション・出身
会話例) 食事
男 「好きな食べ物は何ですか?」
女 「カレーライスです。」
男 「カレー美味しいですよね。僕もカレーが好きで週に2、3回は食べてる(笑)」
女 「カレー大好きなんですね。私は週に1回食べてる。」
男「○○ってグリーンカレーの美味しいお店行きました? 」
女 「えっそこ行きたかったんですよね。」
男 「今度行ってみませんか?」
食事をトピックにするとデートへの運びもスムーズ。
モテる男の会話➂女性を褒める
女性は褒めてくれた男に対して「この人といると心地よい」と感じる。
振り返ってみてほしいのだが人から褒められ時、自分を認めてもらえたようですごく嬉しくなかっただろうか?そしてその人に好意を抱いただろう?褒めは警戒心を解く役割を果たす。
ただし心から思ったことを虚飾なく言うことが超重要。 その人の内面的な性格、知性、才能、センスを褒めてあげるのが良い。。
「その服可愛いね」などちょっと気が付いたことを褒めるくらいのバランス感覚が良い。
モテ始めると人生変わる
女性に「モテる男はどんな男なのか」インタビューして確信した。
モテる男を目指してアレコレ自分を盛ろうとすると失敗するということだ。
私たち男はあれこれスペックを高めようとしたり、盛ったりしようとする。でも盛ることよりも大事なのは人間として丸裸で勝負できる優しさと強さという魅力だ。
そこを忘れずモテる男を目指して日々研鑽していこうではないか。