【徹底解説】ホワイトノイズとは?睡眠・集中力アップ効果の真偽も検証

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ホワイトノイズが集中力UP、快眠に効果的ってホント?

そもそもこのホワイトってどういう意味なのか?音なのに色があるのか?

みなさんご存知の通り、すべての光の色が混ざるとホワイトになることが知られています。

これに喩えてすべての周波数の音が混ざった音をホワイトノイズと名付けたのです。

それではホワイトノイズはどんな音か?以下で聞いてみてください。

【集中脳波】 集中できるホワイトノイズ 2時間 【勉強用】 Noise 2 Hours

聞いてびっくり。

この音

鬱陶しい

ただの「ザー」という音ですね。

この鬱陶しい以外の何物でもないホワイトノイズは
・集中力をアップさせる
・睡眠の質を向上させる
効果のある音として注目されています。
ホワイトノイズは米国ではかなり一般的になっており日本でも知られ始めています。

ホワイトノイズを生成する専用の「ホワイトノイズマシン」というスピーカーも相当に普及しています。

上の写真は米国LectroFun社のホワイトノイズマシンの「LectroFan micro」です。

クラウドファウンディングサイトMakuakeで米国から日本へ「LectroFan micro」を輸入するプロジェクトが立ち上がり支援は1300人以上から額にして990万円にのぼりました。(※目標額は30万円)

「音のカーテン」で至福の安眠環境を。『LectroFan micro』 日本上陸ーMakuake


このホワイトノイズで集中力がアップしたり、睡眠の質が向上するのはホントなのか?
結論を先に言っておきます。

僕は上の「LectroFan micro」を使っていますが、ダンプカーの「ブォーン」という爆音で起きることもなくなったし近所の騒音も気にならなくなって読書が捗るようになりました

騒音が気にならなくなり快眠できるようになり、集中力もアップしたのです。
毎晩、寝る時や読書に集中したい時には「LectroFan micro」で常にホワイトノイズを流すようになりました。

本記事はホワイトノイズを実際に検証したレポートです。

若干意地悪ですがホワイトノイズがもたらしうるデメリットについても見ていきます。
ホワイトノイズは万人に良いものではありません。

 

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ホワイトノイズは音のカーテンとして機能する

ホワイトノイズは「音のカーテン」として外部からの騒音をシャットアウトします。

ダンプカーやゴミ収集が通った時の「グォーン」という爆音、雷の「バーン」という音で目が覚めた経験がある人もいるのではないでしょうか。

そのような突発的な騒音の場合、脳は外部で異変が起きたとみなし警戒のため「起きろ!」と目を覚まさせるのです。


しかし、ホワイトノイズのようなすべての周波数の音(つまり騒音と同じ音も含んでる)を含んだ音が常に流れていると脳は騒音を異変と捉えることなくスルーします。

脳が騒音に対していちいち反応しなくなるというわけです。

これがホワイトノイズが音のカーテンとして機能する理屈です。

音で音が打ち消し合うと言っても良いでしょう。これを別の言葉で聴覚マスキングと言います。

ホワイトノイズの理屈は理解できますね。

しかし、実際のところ本当にホワイトノイズは効果があるのか。

僕は元々はホワイトノイズの効果に対して疑問視していました。が、僕は無茶苦茶騒音に対して敏感。

騒音が気にならなくなるなら何でもするくらいの勢いだったのでホワイトノイズを試すことに。

 

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ホワイトノイズマシンの効果を検証するー騒音、いびき対策に


本当にホワイトノイズで騒音が気にならなくなるのか。
ホワイトノイズマシン「LectroFan micro」を購入して検証してみました。


ちなみにホワイトノイズマシンを購入しなくてもYouTubeやWebサイト上にホワイトノイズの音源があります。

ただ僕はパソコンでいちいちホワイトノイズの音源を再生するのが面倒でした。

また、YouTubeのホワイトノイズは数十秒ごとに同じ音源をリピートしているだけ。短い時間間隔でリピートされる音源は脳にストレスを与えるとのこと。

そこで、アルゴリズムでホワイトノイズ音源をランダムに再生してくれるホワイトノイズマシーン「LectroFan micro」を使うことにしました。

LectroFan micro」はかなり小さいですが結構な音量が出ます。


僕の住むアパートは交通量の多い道路の傍にあります。

深夜1時ごろまで道路を行き来するバイクの「ブーン」や大型トラックの「グォーン」という車の爆音で寝れなかったり、家で仕事をしている時も爆音で集中力を削がれていました。

ホワイトノイズマシンを利用した結果どうなったか。

以前ほど車の騒音に気を取られることはなくなり仕事に集中できるようになりました。騒音で目覚めることもなくなりました。

確実にホワイトノイズが「音のカーテン」として効果を発揮しているのです。

いびきや騒音が気になって仕方ない人にはぜひホワイトノイズマシンを利用することをおススメします。

【辛口レビュー】本当におすすめのホワイトノイズマシン・スピーカー比較

ただし、ホワイトノイズにはデメリットもありますので注意してください。デメリットは大きく2つあります。

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ホワイトノイズの2つのデメリット

デメリット➀元々集中力ある人はホワイトノイズを聞くと集中力が削がれる

デメリットの1つ目は元々集中できる人がホワイトノイズを使うと逆に集中力が削がれてしまうことです。

ストックホルム大学は中学生にホワイトノイズを流した環境とホワイトノイズを流さない静かな環境の2つの環境でテストを受けさせました。

《結果》
ホワイトノイズを流した環境において元々集中力のあった生徒はテストの結果が悪化したのです。

一方で

ホワイトノイズを流した環境において元々集中力のなかった生徒はテストの結果が良くなりました。

ホワイトノイズは集中力のない人向けのものであり集中力のある人向けではないということです。

僕はホワイトノイズマシン愛用者ですが、騒音で相当に気が散っていたので仕方なくホワイトノイズを聞くようになった経緯があります。

巷ではホワイトノイズは集中力を高める音としておススメされていますが、むやみやたらと使っていいわけではないのです。騒音が気になって仕方ない人の最終手段だと考えましょう。

デメリット➁耳鳴りになるかも?

2つ目がホワイトノイズが耳鳴りを発生させるリスクになるかもしれないという仮説が発表されています。

耳鳴りというのは音を感知する神経が常に活性化してしまうことで発生します。原因は大きな騒音や感染症による聴神経へのダメージです。

長期的にホワイトノイズを聞くこともダメージになり得るのではないかというのです。ただし、これは実験で立証されているわけではありません。現状ではあくまでも仮説です。

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とりあえず試してみるのはアリ

ホワイトノイズにもデメリットやリスクはあります。

ただ、騒音に無茶苦茶悩んでいるのであればデメリットとメリットを天秤にかけた上でホワイトノイズマシンを使うかどうか判断すると良いでしょう。

僕は「LectroFan micro」に感謝してます。早朝のトラックやダンプカーの爆音に目覚めなくなったので。それだけで凄いありがたい。

なお以下の記事では主要メーカーのホワイトノイズマシンを比較しています。
参考にしてみてください。

 

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