三日坊主になりがちな人はやる気に頼りすぎ
やってやるぜ!
最初の1週間、2週間はやる気満々ですよね。
でも2か月後になるとどうか。
うーん。ちょっとね。仕事が忙しくてね。まあ色々忙しいわけでさ。
続いてないんですよね。
これ三日坊主の人の能力が低いせいなのでしょうか?
断じて能力のせいではありません。
三日坊主の人と継続できる人って能力の違いは全くない
ただちょっとした心がけをしているかどうかの違いなんですよね。ただしその心がけが大きな差を生んでいます。
先に結論を言いますね。
三日坊主を治すには
「継続するための仕組みを作る」ことを心がけましょう。
継続できてる人は物事に取り掛かる前に「継続するための仕組みを考える」ところから入ります。
これが継続できていない人との大きな違いなんですよね。
本記事では三日坊主を治すための方法について解説していきます。
「やる気ほどあてにならないものはない」と肝に銘じよう
やる気って本当にあてにならないです。
昨日は「おっしゃーやったるで!」とやる気満々だったのに今日は「今日はしんどいな~明日やればいいか」と先延ばしにする。いつの間にかやらなくなっている。
これが人間たる人間です。
どれだけ意志力の強い人でもやる気にムラがあります。
たとえばですがかの偉大な元野球選手のイチロー選手ですらやる気にムラがあるのは同じでしょうね。イチロー選手も人間です。
奥さんと喧嘩したりw、マスコミや野次馬に酷いことを書かれたり、チームメイトから村八分にされたり(※実際にイチロー選手はマリナーズでそんな目に遭ったことがあるそうです)
やる気が失せることなんて山ほどあったでしょう。
それでも淡々とトレーニングして技を磨き、安定的にパフォーマンスを発揮して結果を残してきたんですね。
やる気に左右されてある日はトレーニングをやって、ある日はトレーニングをしない、そんないい加減なことをしていたら間違いなくあんなに偉大な業績は残せなかったでしょう。
イチロー選手の凄さは習慣という継続するための仕組みを構築していた点です。
イチロー選手は毎朝の朝食はカレー(具なし)に固定、毎日のストレッチやトレーニングメニューは時間までキッチリ決めていました。そして1日の終わりにその日の反省をする振り返りを習慣化。
一日の反省はグラブを磨きながら、昨日は何を食べたか、よく眠れたか、というところから、実際にゲームが終わるまでに起こったすべてのことをよく振り返って考えてみる
引用:「イチローの成功習慣」に学ぶ
やる気に頼らず「いつもやってること≒習慣」を淡々とこなしてきたからこそ安定したパフォーマンスを発揮できたのでしょう。
継続するための仕組みづくりの方法
じゃあどうやって習慣を作れるの?
私自身が筋トレ、ブログ記事執筆、英語、スペイン語、プログラミング学習と何でも習慣化できた手法をお伝えします。
凡人の私にできたことなので誰でも真似できます。
習慣化のためのシンプルな方法は
「他人に自分の目標を宣言して毎日報告すること」
これだけです。報告する友人がいない人はSNSで報告しましょう。←これ私ですw
SNSアカウントを持っていない人はすぐにアカウント作りましょう。
そして以下を実行しましょう。
・計量可能な目標を設定する
・SNSで毎日進捗を報告する
たとえば私は今年に入って記事を400記事書くことに決めました(計量可能な目標を設定する)
そして毎日Twitterで進捗報告し続けました(SNSで毎日進捗を報告する)
今はすでに習慣化できたこともあって本アカウントとは別に記録用アカウントを作って引き続き報告しています。
2020年9月18日時点で294記事書き終えて残り106記事となったので達成可能なラインかなと思いますね。
こうやって目標を設けて他人の前で発表すると
「みんなの前で宣言したし、ちゃんとやり切らんととダサいな」
とプレッシャーがかかるんですよね。これを心理学では社会的プレッシャーと言います。
また毎日、計量可能な数字で記録すると目標に近づいているのが目に見えて分かります。
私の記事執筆の場合、目標記事数400記事が399記事、398記事、397記事となって「小さな達成感」を感じることができ継続するためのモチベーション維持にもつながるんですよね。
「他人に自分の目標を宣言して毎日報告」して習慣を作るための仕組み作りにまずは注力しましょう。
これが後々大きな差を生むことになりますので。
どうしても無理ならコーチをつける
SNSで報告しても続かないよ。無理、無理。俺の三日坊主具合舐めんなよ。こちとら、どんだけ三日坊主やってると思ってんだい。
そんな三日坊主チャンプなあなたへ。
コーチを付けましょう。
もはやあなたの三日坊主具合はお金で解決するほかありませんね。
ただそれは別に何も恥ずかしい事ではありません。
パーソナルトレーニングジムのライザップがなぜあんなに流行するのかお分かりでしょうか?
決して安くはありません。2か月で34万8000円です。
それでも沢山の人がライザップに加入しています。
利用者はライザップのトレーナーから効率的に痩せるもしくは筋肉をつけられるボディメイクを学びたいという期待もあるでしょう。
それ以上に専属のトレーナーをつけることで強制的にトレーニングを習慣化できる効果を期待しているのでしょう。
やっぱりトレーナーがいるとサボれません。何より大金を払っているのでサボるのはもったいなすぎますしね。
ライザップがあれだけ繁盛しているのはそれだけ三日坊主な人が多いことの証拠でしょう。
繰り返しますが三日坊主な人の能力が低いわけではないです。というか三日坊主なのが普通なのです。
ライザップの利用者は大手企業のエリートサラリーマンや経営者が多いらしいです。基本的に能力の高い人が多いわけです。
そんな人たちですら自分は三日坊主であることを認識したうえでライザップで三日坊主対策を打ってるわけです。
ボディメイク以外でも英語学習、プログラミング学習etc…どんな領域でもコーチをつけることは可能です。
三日坊主な人はコーチや専属の講師がつくスクールを利用するのが良いでしょう。
三日坊主を治せば人生変わる
三日坊主を治すために一度習慣化のコツを掴んでしまえばどんなことでも継続できるようになります。
本記事を読んだ方には筋トレ、英語学習etc…
何でも良いので1つだけでも何かを習慣化する成功体験をつけましょうと上から目線ですが言っておきたいですw
何事もそうですがちょっとやっただけで成果が出ることってあんまりないんですよね。いくら天才でもちょこっとやっただけじゃ話にならんのですよ。
能力や才能よりも最終的にはいかに継続できるかが分かれ道になるかなと。
能力や才能は別に大したことなくても数年スパンで何かに取り組む意識こそが重要だと思います。いつか亀が兎を追い抜く日は来るんです。
みなさんの三日坊主克服を祈っています。
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