20代で差がつく、成長する人と成長しない人の違い

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後悔だらけである。

アラサーとなり高校、大学の同窓生に起業して社長になってたり某メガベンチャーの取締役になっている人も出てきています。

一方でうーん。という冴えない人も。

30代になってからの活躍の差を生み出しているのは20代の経験の蓄積の差であることは明らかです。

でお前は?

私自身はニートに近い生活を送っています笑

別に有名企業でバリバリやってる人間ではないです。

ただ自分のビジネス(※複数のサイト運営、Web集客業)を回しており経済的な心配はあまりありません。

行きたいときに行きたい場所に行けるしデートしたいときにデートできるし寝たいときに寝れます。

自分でも自分の生き方に納得できています。

ただし20代でもっとやっておいた方が良かったと後悔していることもあります。読者の皆さんの反面教師にして頂ければ幸いです。

私はTwitterやYouTubeにいる「年収1億円」もしくは「元リクルート」的なインフルエンサーの様に‘‘凄い人‘‘ではないです。

私の社会人としての最初のキャリアは派遣の携帯販売員です。リクルートや総合商社とは一線を画しています笑

その分、‘‘普通な読者‘‘の皆さんに参考にできる点もあるのではないかと思い本記事を書くことにしました。

筆者プロフィール

大学卒業後、派遣の携帯販売員でキャリアをスタート。その後、求人広告ライター、Webディレクターを経て現在は企業のWeb集客の助っ人や自身で複数のサイトを運営して生計を立ててます。

講談社の現代ビジネスでも連載中です(以下リンク)(https://gendai.ismedia.jp/list/author/wakadannna)

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20代で差がつく行動・習慣5つ

①読書で現実を直視する能力を高めること

私がアラサーになって20代のうちにやっておいてよかったと思うのが読書です。

先に言っておくと読書で知識を増やすことにはあまり意味はないと思っています。

なぜならグーグルでググればいくらでも知識は手に入るからです。

それでは読書の何が良いのか?

読書でより正しく現実を直視することができるようになるのが最大の価値だと思っています。

福沢諭吉の学問のすすめ に以下の有名なフレーズがあります。ちなみに福沢諭吉の学問のすすめはおすすめです。彼の考えは古くて新しいです。

天は人の上に人を造らず人の下に人を造らずと言われている。人は生まれながら貴賎上下の差別ない。けれども今広くこの人間世界を見渡すと賢い人愚かな人貧乏な人金持ちの人身分の高い人低い人とある。
その違いは何だろう? それは甚だ明らかだ。賢人と愚人との別は学ぶと学ばざるとに由ってできるものなのだ。
人は生まれながらにして貴賎上下の別はないけれどただ学問を勤めて物事をよく知るものは貴人となり富人となり、無学なる者は貧人となり下人となるのだ

マーカーを入れた部分がかなり重要な指摘です。

私は中卒で思いっきり稼いでて実務的な意味で無茶苦茶に賢い人、高学歴で大企業出身なのにいまいち仕事ができず稼いでない人など色んな人を見てきました。

そして稼げる人と稼げない人の差ははひとえに現実を正しく認識できるかできないかの差だと思うに至りました。

私たち人間は感情や自分のかけている色眼鏡(バイアス)で現実を曲げて見てしまうことが往々にしてあります。現実を正しく認識できなくなっているわけです。バイアスはその人が過去に受けた教育や価値観によって培われたものです。

そのバイアスに気づかず現実を正しく認識できないと現実を生きることが極めて難しくハードモードとなります。

学問(読書)で科学や人間心理、過去に人間が犯した失敗含む歴史を学び続けることで私たちは完ぺきではないにしろより正しく現実を認識できるようになります。

私はたびたび読書をしてると「あっ自分歪んだ見方してたかも」と気づくことがあります。

たとえばですが私たちの金持ちに対する見方などは思い込みの典型ですね。金持ちは能力高いのでは?と思いがちですよね。

ところがどっこい。金持ちに能力が高い人はそんなにいません。

学術的に金持ちを研究した本があります。こういった本を読めば金持ちがいかに資本主義社会の構造を理解し有利に立ち回っているのかありありと理解できます。

もちろん彼ら金持ちの思考行動を参考にすることもできます。本にはそうした現実を直視するための叡智が詰まっていますので読まない手はないでしょう。

>>20代におすすめな本ランキングはこちら

②副業でスモールビジネスを持つこと

私は20代後半で副業を始めましてそれがキッカケで自営業者になり勤め人から卒業できました。副業はもっと早く20代前半にやっておくべきでした。

30代になるとこの副業による収入源のあるなしで経済格差が出てきます。

マジな話、社員としての稼ぎ、つまり本業で入ってくる給料はどうしてもいつの間にか消えてなくなってしまうものです。

それもそのはずで給料というのは以下の図式で決定されています。これはあの社会学者・思想家のカールマルクスが指摘したものです。

給料額決定の法則

給料=労働力の再生産費

この法則を簡単に説明しましょう。仕事すると疲れますよね。その疲れを回復させるにはご飯を食べたり、寝たり、時折は友達と飲み屋で気晴らしする必要もあるでしょう。それらの諸活動の経費こそが労働力の再生産費であり給料なわけです。

でこの給料の額は労働力の再生産費分ぎりぎりで設定されていますので貯蓄するのは容易ではないのです。

本業だけだとなかなかお金が溜まらないのはそういう構造になっているからです。

ただマルクスの時代とは異なる点があります。それが今はインターネットの登場で誰でも副業がしやすくなっている点です。本業にプラスして副収入があると貯金がたまる速度が格段に速くなります。

副業の中でもおすすめなのはブログ運営です。すぐに稼げるようになるわけではありませんが本気で取り組めば1年もすると月10万円以上の収入を得るのは十分に可能でしょう。

私の場合ですが1年経った段階で月20万円以上、2年経った段階で月100万円以上稼げる様になりました。

あと、お金だけでなく本業にも活きてくるのが良いです。

本業で得た知見をコンテンツにするのが最も効率的で良いです。たとえば営業マンであれば営業ノウハウや人間関係構築術を発信すると良いでしょう。

ブログを書くと本業の仕事への取り組み方を再認識する良い機会にもなりますし一石二鳥です。

本で学んだ内容を発信するのも良いでしょう。アウトプットすることでインプットを血肉化できます。

>>ブログ運営の方法を徹底解説

③転職で自分を耐えずアップデートすること

私は大学卒業後は家電量販店で派遣の携帯販売員をしてお金を貯めては海外放浪したりとぶらぶらした生活をしていました。

意外に思われるかもしれませんが携帯販売員は思ってる以上に営業力がつきます。自分の勤務してた派遣会社が特殊だったのもあるかもしれませんが。

なんせ社長がお笑い芸人メッセンジャー黒田のお兄さんだったんですね。社長はトークの神でしたね。彼に弟子入りする感じで大学時代、そして大学卒業後もしばらく働かせてもらってました。

ただそれでも携帯販売員はトーク力や営業力がつくものの頭打ちがあります。

IT関連の仕事をしてみたいと思い人材系のITベンチャーの求人広告ライターとしての仕事を得ました。クライアントに取材して求人広告をひたすら制作しまくりました。

これが転機となりました。IT業界の各職種や人材ビジネスへの理解が深りましたし副業では求人広告制作で培ったコピーライティングを活かしてワイヤーフレームを作ってWebデザイナーに発注するWeb制作もするようになりました。

さらに自分でサイト運営にも取り組んで人材、ボディメイク、当サイトと3つサイトを設立し軌道に乗った段階で独立しました。

ただ独立してからも市場価値を確認する意味で30歳を超えてからも転職エージェントのヘッドハンターに定期的に会うようにしています。

現在、20代で自分の仕事に閉塞感を感じている人は転職をするのも良いと思います。もしくは転職エージェントに登録して自分の可能性を探ってみると良いでしょう。ヒアリング力と提案力のあるリクルートエージェントがおすすめです。

最近では同じ職種のまま業界を変えることで年収アップを狙う「軸ずらし」転職が流行しています。

「軸ずらし」転職も良いと思いますが20代であれば職種を変えるのもまだ問題ないと思います。30代以降で2つ以上のスキルを持っている人材だと一層希少価値が出てくるでしょう。

「プログラミング×営業」「プログラミング×マーケティング」みたいに一定レベルの2つのスキルがあると重宝されます。

特に現在だとITエンジニアは圧倒的に不足してるので狙い目です。

現在、ITエンジニアはフリーランスになると年収1000万円以上狙える稀有な職業です。このご時世にここまで高収入な職業は医師や弁護士くらいしかないです。

今後のどの業界においてもIT活用が加速していくことは間違いありませんので今のうちにITスキルをつけるのは悪くない選択肢でしょう。

現在ですとプログラミングを学んでエンジニア就職できるスクールもありますので活用すると良いです。

④英語を習得すること

英語を習得するとキャリアの幅が広がります。

語学はコツコツやらないと習得できません。20代の積み重ねで明確な差がついてきます。

英語を話せるだけで色々とチャンスを得やすくなります。

私の場合、英語ができて良かったことですがまずテックライターとして米国取材を請けるようになりました。

私はサイト運営で十分な収入があるためライターとしての仕事はあまりしない主義なのですが米国に行けるので請けてます笑

クライアントに米国への旅費や高いホテルの宿泊代(1泊300ドルで約3万円)などもすべて払ってもらえますので最高です。

実は私、大学時代に休学してインドで1年生活してました。インドは英語が公用語ですのでそのおかげで英語での意思疎通は問題なくできます。

とはいえ深い議論になるとまだまだ表現力が足りないので毎日オンライン英会話で練習を続けてきました。今も毎日欠かさずオンライン英会話をやっています。

あと英語をそこそこ話せるとTinderで欧米圏(スペインとイタリアは英語弱いけど)の外国人の女の子と付き合ったり遊べるのも良い点ですね笑

国際交流をどんどんしていきましょう。

以下記事でおすすめのオンライン英会話を紹介してますので参考にしてみてください。

⑤筋トレすること

私は20代後半になって習慣的に筋トレするようになりました。これは本当にやっておいてよかったです。

アラサーになると20代にしっかり身体のケアをしっかりしてきたかどうかの差が顕著になってきます。

お腹がポッコリ出たり、メタボ体型になったり身体の老化が始まっている人も出てきます。一方で身体のケアをしていた人は若いままです。

20代のうちから週に3回ほどはランニングや筋トレなど運動をする習慣を持つことを強くおすすめします。

メンタルヘルスの観点からも軽くでも良いので運動をするのがおすすめです。

運動すると脳内化学物質のエンドルフィンや内因性カンナビノイドが分泌されます。これらはドーパミンの分泌を増やし楽観的な気分にしたりストレスを軽減する作用があります。人の心というのは普通にほっておくとネガティブになりやすいのです。運動はネガティブになりがちな心をポジティブに保ってくれます。

また筋トレにはセルフイメージを高める働きもあります。人は自分の身体の動きを認識することではじめて「自分はどんな人間か認識する」ようにできています。

たとえば「腕に力を入れてベンチプレスを上げている」身体の動きによって「強い自分」というセルフイメージが形成されるわけです。

これら運動のメリットは多大ですので運動の習慣を持つようにしましょう。


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私が20代でやらずに後悔してること、反面教師にしてください

貯金しておけば良かった

20代中盤までずっと銀行残高が0ギリギリの生活を送ってました。

もっと早く貯金しておけばと後悔しきりです。

お金がないのは精神衛生的に無茶苦茶悪いです。お金がない時ってどうしても目先のにばっか意識を集中せざるを得ないんですよ。

目の前に見せられた餌を追い求めて走り続けるラットに近い感じです。餌を食えないと死ぬ、じゃあ餌を追い求めて走り続ける。見えているのは目の前の餌だけです。脳がそういう目の前の餌を追うモードになっているからです。

一方、ある程度貯金があると視野広く長期的な計画を立てれます。キャリアチェンジのために転職しようと思ったときにお金が足かせになることはないです。

給料のうちの10%は銀行に預金するようにしましょう。たとえば給料が20万円だとすると2万円ですね。1年で24万円貯金。5年で120万円です。

100万円あると精神的な余裕が出てきます。転職や何か新しくチャレンジする時でも100万円あるとチャレンジできます。

歌手のスガシカオさんも今何をすべきか分からない若者に1つアドバイスすることがあるとするならと質問されてて「貯金しておきなさい」と言っています。

スガシカオさんは30歳まで広告制作会社のサラリーマンだったそうですがそれまでずっとコツコツ貯金してたそうです。

その貯金があったからこそデビューのチャンスが巡って来たときに躊躇なく会社を辞めて最新の機材を揃えることができたわけです。

僕もスガシカオさんのアドバイスにはかなり同意です。自分は20代中盤までほとんど貯金できていなかったので後悔してます。もっと早く貯金はじめときゃ良かったなと。

新卒で就職した人であれば1か月目から少なくとも給料の10%は貯金に回すようにしましょう。

アラサー手前になれば数百万円の貯金はできているはずですので転職したり留学したり何かスクールに通ったり新しい挑戦がしやすくなります。

禁欲しておけば良かった

下世話な感じになりそうで書くか迷ったのですがもしかするとこの情報で救われる人もいるかもと思い書くことにしました。

日常的な性エネルギーの乱用は人間の活力を奪うしあまり良くないものです。

性エネルギーの減退はボディブローのようにじわじわ効いてます。

性エネルギーを乱用していると仕事するにせよ副業するにせよ勉強するにせよ何も意欲が湧かないんですよ。

私は20代後半に性エネルギーの保存を意識してあまり乱れた生活をしないように心がけるようになりました。

決して出家僧になったわけじゃないですよ笑

実際性エネルギーを乱用しないように生活し始めると仕事にも打ち込めるわ副業に打ち込めるわで、しかも成果ががっつり出るようになったんですね。

自己啓発本の名著『思考は現実化する』の第15章で「性的エネルギーをうまくビジネスに転換できたものは大きな結果を残している」というくだりもあります。

興味のある人は読んでみてはどうでしょうか。

以下の記事でも解説してます。

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20代で差がつくのは真実なのでそこそこ気を付けておこう

積小為大という言葉があります。これは「小さな努力の積み重ねが、やがて大きな成果に結びつく」という意味です。アラサーになってこれは相当に真実味ある言葉だなとつくづく思います。

ただ締めでこんなことを書くと説教臭くなってしまったのではないかと心配してます笑

20代は友達と飲みまくったりやりたいように遊びまくっていいと思います。ただそれでも外すべきでないポイントは確実にありますのでそこは押さえておきましょう。要はメリハリなのだと思います。

20代の皆さんの検討を祈ってます。私も30代頑張ります。

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