大変である。
AirPods Proがリリースされた直後、SONYのオーディオ部隊たぶん半泣きだったと思う。それくらいの破壊力。衝撃。
筆者はAirPods Proを使用して衝撃を受けた一員です。
自分の仕事場は近所や外の騒音が酷い。さらに最悪なことに自分は音に超敏感なので気が散ることが多い。
うるせー!!
外を走ってるバイクや車の音にいちいち反応してしまうんですよね。マジで切実な問題でした。
常々、そういった騒音をシャットダウンし仕事に集中できる静寂な環境を作りたいなと思っていたんですよね。
そこでノイズキャンセリング機能がついたワイヤレスイヤホン買うことを検討し始めました。
駄目だ。騒音のせいで全然集中できん。もう集中できる環境を作れるなら数万円払っても全然いい。
ノイズキャンセリング…
ノイズ(騒音)をキャンセル(打ち消す)する機能。外向きのマイクが外部の音を検知し、その音を打ち消すアンチノイズを発して外部の音が耳に届く前に打ち消します。
2週間ほど口コミや評判を調べたうえで最終的にAirPods Proに決定。
AirPods Proは神、バケモン、仏様である。
AirPods Proでノイズキャンセリングを効かせた途端に外部の騒音が遮断され静寂な空間ができあがる。
フォっ?「プンッ」て耳の周りが真空みたいになって周りの音がフッと消えたぞ。なんじゃこりゃ。
これまでなら神経質な自分の聴覚がいちいちバイクや車の走行音に反応していたわけですが今ではそんなこともなく仕事も捗る。
クライアントとの会議でもAirPods ProつけたままZOOM会議に参加で楽々、会議に集中できる。
筆者は毎日オンライン英会話を受講しているのですがそこでもAirPods Proをつけたまま受講。レッスンに集中できる。
あと何気に凄いのがAirPods Proのマイクの性能。
最近は記事を書くのもAirPods Proを耳につけて音声入力で書いてます。記事を書くスピードは2倍増し。
最終的にはAirPodsProを購入してたわけですがここに至るまでうじうじしてました。
実は最初はノイズキャンセリングで定評のあるSONYのワイヤレスイヤホン「SONY WF-1000XM3」を購入しようかと考えていたんですよね。
やっぱ日本人たるものSONYを応援しようかなとかちょっとした愛国心もありましたし。
ただ最後の最後で米国企業に寝返りました笑
理由ですが利用者の感想を調べば調べるほど「AirPods ProがSONY WF-1000XM3を圧倒してる」と知ったから。
高めの商品を買う時は絶対に後悔したくないのでSNSで徹底的にAirPods ProやSONY WF-1000XM3や使った人の感想を調べました。
今回はSONY WF-1000XM3とAirPods Proを比較しまくった上で最終的にAirPods Proを購入した理由、AirPods Proを使ってみてわかったメリットとデメリットについてレビューします。
買う前にAirPods ProとSONY WF-1000XM3の口コミ・評判を100個以上比較検討しまくった
Airpods ProとSONY WF-1000XM3のどっち買おうかな?迷う~。実際使ってみた人の感想どんな感じなのかな。こういう時こそSNS使って調べまくってみよう。
AirPods ProとSONY WF-1000XM3B利用者100人以上の口コミ・評判をSNS上で徹底的に収集。
ただ、さすがに100人の口コミを載せてもダルいですよね。
なので「これは公平感、中立的に見てる」と私がAir PodsProを買う際に特に参考にした口コミを紹介します。
Airpods Pro宗派の口コミ・評判
「SONY WF-1000XM3よりAirPods Proの方が段違いに素晴らしい」
「音ならSONY WF-1000XM3、装着感・ノイキャン・接続性ならAirPods Proかなと」
「Airpods Proの方が明らかにノイズキャンセリングの性能高い」
「音質ならSONY WF-1000XM3の方がいい」
「AirPods ProのノイズキャンセリングがWF-1000XM3と同等以上でショック」
「AirPods Proのノイズキャンセリングが笑っちゃうくらい凄かった」
SONY WF-1000XM3宗派の口コミ・評判
「音質で評判のいいSONY WF-1000XM3を買った」
「音はSONY WF-1000XM3が良い」
「SONY WF-1000XM3の方が音が良い」
「SONY WF-1000XM3の音質が好み」
でAir PodsProとSONY WF-1000XM3のどっちを選ぶと良いのか
どちらの機種がどう良いのか比較表にするとより分かりやすいです。
AirPods Pro | SONY WF-1000XM3B | |
---|---|---|
料金(税別) | 2万7800円 | 2万5880円 ※Amazonだと2万1000円前後まで値引き中 |
ノイズキャンセリング | ★★★★★ | ★★★★ |
音質 | ★★★ | ★★★★★ |
マイク性能 | ★★★★ | ★★★ |
装着感 | ★★★★★ | ★★★ |
防水機能 | ★★★★ | ★ |
1回の充電の持ち | ノイズキャンセリング 最大4.5時間 通常最大5時間 | ノイズキャンセリング最大6時間 通常最大8時間 |
アイフォンとの親和性 | ★★★★★ | ★★★ |
AirPods ProとSONY WF-1000XM3とどちらを選ぶべきかはその人のニーズによるでしょうね。
高音質を求めるのであれば → SONY WF-1000XM3B
ノイズキャンセリングや装着感、防水性を求めるなら → AirPods Pro
私は騒音をシャットダウンして静寂な空間を作り集中力を高めたい想いが強くあったのでノイズキャンセリングの強いAirPods Proにしました。
以降では1人のユーザーとしてAirPods Proを使ってみて感じたメリットとデメリットについて書いていきます。
実際にAirPods Proを使ってみて感じたメリットとデメリット
まずはAirPods Proのデメリットから書きますね。
AirPods Proのデメリット
デメリット①AirPods Proはアイフォンに最適化されてるきらいがある
AirPods Proはアイフォンに最適化されてる感がたっぷりあります。
アイフォンだと
・AirPods Proのアクティブノイズキャンセリングモード
・外部音取り込みモード
・オフモード
これら3つのモードをアイフォンの「コントロールセンター(アイフォンの管理画面)」から自由自在に切り替えできます。
なんとコントロールセンターではAirPods Proのノイズキャンセリングの強度を調整することもできます。これアイフォンとAirPods ProがApple製品同士だからこそ可能なんですよ。
一方、アンドロイドスマホでは各モードの切り替えやノイズキャンセリングの強度調整はできません。できるのはAirPods Proとのペアリングだけです。
除け者にされてる感パない。
もちろんアンドロイドスマホでもペアリングしたらAirPods Proを支障なく使えます。
現に筆者はアイフォンを持っておらずアンドロイドのXiaomiスマホでAirPods Proを利用しています。
ただ各モードの切り替えはAirPods Proの本体での操作となります。
感圧センサーを使ってアクティブノイズキャンセリングモード、外部音取り込みモードの切り替えます。
それでもアンドロイドスマホユーザーは除け者にされてる感がありますねw
デメリット②電池の持ちがそんなに長くない
AirPods Proは1回の充電で5時間、ノイズキャンセリングを効かせると4時間半利用できます。
ただ集中して仕事してるといつの間にか時間が経ってて電池切れになることも多いです。
正直「あれっもう電池なくなったの?」と感じることがありますね。その都度充電しなければならないのが若干面倒です。
電池の持ちはSONY WF-1000XM3に軍配が上がるでしょう。
電池の持ちを比較 | 通常時 | ノイズキャンセリング |
---|---|---|
AirPods Pro | 5時間 | 4.5時間 |
SONY WF-1000XM3B | 8時間 | 6時間 |
とはいえAirPods Proは5分充電するだけで1時間再生できます。
トイレ休憩してる間にケースにポンと入れておいて充電しておけばまた復活します。
デメリット③音質は言うほどでもない、普通
自分はSONYのWH-XB900Nというノイズキャンセリングヘッドフォンも使ってます。
でも、このSONYのWH-XB900N、ノイズキャンセリングがへなちょこなんですよね。AirPods Proの5分の1くらいのノイズキャンセリング効果でしょうか。
ただし音質や重低音はAirPods Proと比較すると圧倒的に素晴らしい。
ヘッドフォンと比較するのは不公平かもですがAirPods Proの音質はそこまで素晴らしいものとは思えないですね。まあ普通です。
音にこだわる人ならSONYやBOSEのイヤフォン、ヘッドフォンの方が間違いなく良いでしょう。
AirPods Proのメリット
メリット①ノイズキャンセリングで仕事に集中できる
AirPods Proは何と言ってもノイズキャンセリングが素晴らしい。
喧噪の中でもAirPods Proのノイズキャンセリングをオンにすると途端に静寂の森へと空間が変わります。
AirPods Proで周りの喧噪を排除して自分だけの仕事空間を実現できます。
集中する状態ってどれだけ気が散る要因を排除できるかなんですよね。その集中の質がそのまま仕事の成果物の質に直結します。
筆者の場合は仕事中はいつも騒音で気が散ってました。
でもAirPods Proを導入することで気が散る要因となる騒音を排除でき仕事にも集中できるように。
考え仕事をする機会の多いクリエイターには特におすすめです。
メリット②マイク性能が良いので会議はもちろん音声入力で記事執筆もスイスイできるように
意外と誰も着目してないのですがAirPods Proはマイクの性能がかなり良いです。
筆者はオンライン英会話やクライアントとの会議でもAirPods Proをつけたまま参加してます。
ノイズキャンセリングを効かせているので外の騒音に邪魔されずレッスン、会議に集中できます。たまに会議中とかでも外の騒音がうるさくて集中できなくなる時があるんですよね。
AirPods Proを使うことで一挙解決。
あと最近ではAirPods Proをつけたまま音声入力で記事を書いていっています。
Googleドキュメントで話すだけで文字をタイピングしてくれます。手でタイピングしなくて良いので凄い楽です。
メリット③耐水性あり
AirPods Proの耐水性はIPX4です。なおSONY WF-1000XM3は耐水性0ですので汗でビショビショのスウェットに入れると壊れる可能性高そうです。
IPX4とは国際規格IEC(International Electrotechnical Commission ) によると
「あらゆる方向からの水の飛沫を受けても有害な影響を受けない」耐水レベルとのこと。
いや分かりづれー。
簡単に言うとIPX4とは直接水をかけるとアウトだけど雨による水滴や手洗いでの水しぶき程度な大丈夫な耐水レベルです。
ちなみにもう1つ上のIPX5であれば直接水がかかっても大丈夫なレベルです。
メリット④装着感は抜群、つけてるのを忘れる
AirPods Proをつけてることを完全に忘れててシャワーを浴びそうになったことがあります。
耐水性があるとはいえシャワーになると多分アウトです。
AirPods Pro、それくらいにつけてるのを忘れそうになる装着感の良さがあります。
メリット⑤ケースの高級感で割と優越感
AirPods Proの充電ケース。磨きに磨かれており、これでもかというほどにてかてか、ピカピカです。
シンプルなデザインなんですが謎に不思議な高級感がある。買った人は常にAir Pods Proの充電ケースを撫でている自分を発見できることでしょう。
やっぱ3万円近く払っただけの価値あるな~なでなで♡
と自己満足に浸れます笑
結論:3万円近く払った価値あり、買って1ミリも後悔なし
AirPods Pro、小っちゃな小っちゃな機械。
仕事への集中力、生産性を爆増させてくれる秘密の兵器。
生意気にも3万円近くするAirPods Pro。
普段大して買い物をしない自分からするとかなりの大金を出して買ったわけですが1ミリも後悔はないですね。
AirPods Proのノイズキャンセリングは巷で言われているようにさすがだと思います。
仕事への集中力、生産性を爆増させたいと願っている人にとって強い味方になるでしょう。
以下、AirPods ProとSONY WF-1000XM3Bの比較表を再掲しておきます。
AirPods Pro | SONY WF-1000XM3B | |
---|---|---|
料金(税別) | 2万7800円 | 2万5880円 ※Amazonだと2万1000円前後まで値引き中 |
ノイズキャンセリング | ★★★★★ | ★★★★ |
音質 | ★★★ | ★★★★★ |
マイク性能 | ★★★★ | ★★★ |
装着感 | ★★★★★ | ★★★ |
防水機能 | ★★★★★ | ★ |
1回の充電の持ち | ノイズキャンセリング 最大4.5時間 通常最大5時間 | ノイズキャンセリング 最大6時間 通常最大8時間 |
アンドロイドスマホとの親和性 | ★★★★ | ★★★★★ |
ちなみに安さ重視ならSONY WF-1000XM3Bでも良いと思いますよ。
以前までなら3万円以上してた機種ですがAirPods Proが登場して以来、値下げしまくりで2万円付近にまで迫ってます。
SONY WF-1000XM3Bのノイズキャンセリングもごっつ強力なので悪くないと思います。
レビュー動画撮りました。参考にしていただければ。