【近道】未経験からWebマーケターへ転職する方法※インタビュー

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これまで接客業しかしたことないけどWebマーケターに転職できるのかな。異業種からどうやったら転職できるのかしら?

こんな悩みを持っている人向けに本記事を書きました。

最近、Webマーケター志望の人が急増しています。IT業界ではない接客やカスタマーサービスなどの異業種からWebマーケターに転職を希望してる人も増加傾向にあります。

ただ中には「特にスキルがあるわけでもないし転職できるのか不安」そういう人もいるでしょう。

実際のところ未経験からWebマーケターに転職するのは可能なのか。

今回、スタートアップの融資支援事業を行っている企業のインハウスWebマーケターとして就職された岡田さんにインタビューを行いました。

岡田さんは新卒フリーランスとして活動された後に完全な未経験からインハウス(事業会社の)Webマーケターとして採用された経歴を持っています。

森田
森田

本日はよろしくお願いいたします。早速ですが岡田さんはいつ頃Webマーケターになられたんでしょうか?

岡田さん
岡田さん

2019年10月に業務委託の形で働き始めました。その半年は試用期間として働き2020年の4月に正式にWebマーケティングを担う社員として採用されました。

スタートアップ企業向けに融資の情報を発信しているメディアの運営とリード(見込み客)を獲得するマーケティングを一任されています。

岡田さんにインタビューして未経験からWebマーケター転職を成功させるための1つのポイントが見えてきました。

それが「すでに手を動かしていること」でした。

何かしら行動している人にこそチャンスがやってくるのだと岡田さんの話を聞いて確信しました。

未経験からWebマーケターに転職するための方法、Webマーケターの実際の仕事内容、Webマーケターのやりがい、未経験はどの様にWebマーケティングを学べば良いのか岡田さんに訊いてみました。

筆者プロフィール

大阪府立大学卒業後、派遣の携帯販売員でキャリアをスタート。その後、求人広告ライター、Webディレクターを経て、Webマーケティング支援業と自社メディアを運営しています。

講談社の現代ビジネスで連載中
(https://gendai.ismedia.jp/list/author/wakadannna)

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未経験からWebマーケターを目指すことになった志望動機は?

森田
森田

岡田さんは大学卒業後にフリーランスだったわけですがそこからWebマーケターに転職することになったキッカケは何でしょうか?

岡田さん
岡田さん

新卒フリーランスとして業務委託で色々な仕事をしていたのですが自分の中で足元が定まらない、やってはいるものの「何かが積みあがってる感じがなかった」んですね。どこか手あたり次第感がありましたのでそろそろ足場を固めたいという想いからWebマーケティングの仕事につくことになりました。

筆者もこの岡田さんの話には非常に共感できる所があります。

というのも筆者自身も何でも屋のフリーランスとして働いていた時期がありました。
でもそれだと何かが積みあがってる感じが全くないんですよね。

筆者も度々、読者からキャリア相談などを受けることもあるのですが仕事にやりがいを感じれていない人が結構たくさんいるんです。

興味深いことに共通点は何かが積みあがってる感じがない点なんですよね。

「何かが積みあがってる感じ」を日々得られるような方向性でキャリアを築いていくこと。これ仕事のやりがいもそうですが人生の幸福度を相当上げると思ってます。

何かを積み上げていくとはつまり専門性を高めていくことと同義でしょう。

ジョージタウン大学准教授のカル・ニューポート氏はキャリア資本があるからこそ人生の自由度や幸福度が高まると述べています。キャリア資本とは「希少で価値あるスキルの集積」のことです。

実際に「自分はこれができる」という明確な専門性=強み、積み上げたキャリア資本がないと不安定さは拭えません。これはフリーランス、正社員を問わないかなと。

20代前半であればまだ専門性はなくても良いと思いますが専門性がないまま30代に入ると転職も難しくなり一気にハードモードになってきます。

Webマーケティング職は比較的に未経験からでも入っていきやすい職業です。

またWebマーケターは「自分はこれができる」という明確な専門性やキャリア資本を蓄積できる仕事なので20代や30代で転職を考えている人におすすめの職業です。

キャリア資本について詳しくは以下の記事で解説しています。

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Webマーケターの実際の仕事内容とは?

森田
森田

現在、Webマーケターとして実際にどんな仕事をされてるのでしょうか?

岡田さん
岡田さん

僕が働いている企業は自社メディアを1年前に運営し始めたのですが外注記事の質が高くなかったんですね。

金融関係の記事がメインなので専門家の人が書かないと質を保つのが難しいんです。当時は外注のライターさんに任せていて記事数だけ多くなって集客に結び付く効果はあまり出ていませんでした。

そこでそのメディアの質を高め集客に活かせるようなメディアに作り替えるべくメディア運営をメインに任せてもらっています。またメディア運営だけではなくリスティング広告の運用やYouTubeチャンネルの運営、会社のブランディングなど幅広く携わっています。

岡田さんの場合、インハウス(事業会社)のWebマーケターなので担当する業務が幅広い点が特徴的です。

なおWebマーケターは勤務する企業によって
・インハウス(事業会社)のWebマーケター
・運用会社・代理店のWebマーケター

に分類されます。

インハウス(事業会社)のWebマーケター

自社事業にコミットするため長期的なブランド戦略、リピーター獲得施策の策定や実施などより事業に深く関与できます。貢献感ややりがいを感じやすいです。

運用会社・代理店のWebマーケター

多くのクライアントを担当するクライアントワークがメインとなるので多岐にわたる業界・業種、商品・サービスの知識が身に着きます。リスティング広告、SNS広告など特定の領域のスキルがつきやすいです。

>>Webマーケターの仕事内容について知る

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Webマーケターとして働くやりがいは?

森田
森田

Webマーケターとして仕事をする中でどんなところにやりがいを感じますか?

岡田さん
岡田さん

「貢献できている」と感じた時にやりがいを感じます。

自分が手掛けたマーケティング施策で売上が上がったことは数字でダイレクトに分かります

また自分の会社ではWebマーティング施策で獲得した顧客を営業さんに渡します。最終的にクロージングするのは営業の人たちなのですが、その人たちと一緒にやってる感や貢献してる感、一体感を感じれるのも良いですね。

営業さんがヒアリングして「最近は○○な属性のお客さんがたくさん成約しているから次はその○○の属性のお客さんをターゲットに集客できたらいいね」と連携しながら売上につなげていきます。

Webマーケターは画面だけ見てると思われがちですが営業とマーケが連携して売上を作っていく楽しさがあるんですね。

Webマーケターって画面とにらみ合っている印象が強いかもしれませんが岡田さんの言っているように実は結構貢献感を感じやすい仕事でもあるんですよね。

Webマーケティング施策の結果はダイレクトに売上が増えるなど数字で分かるので「自分の努力の結果や貢献が見えやすい」のもやりがいを感じやすい点だと思います。

>>Webマーケティングのやりがいについて知る

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Webマーケターに向いている人はどんな人?

森田
森田

Webマーケターにはどんな人が向いていますか?

岡田さん
岡田さん

Webマーケターに向いてると思う人は改善に執着できたり数字好きな人ですね。

でも自分の場合はPDCAを回して改善するのはそこまで得意ではないですし数字にも弱いです。実は自分はそんなにWebマーケター向いていないと思っています笑

ただ「お客さんに対する共感力」には自信があります。記事を読んだらユーザーはどんな思いになるのかな、CVが上がるかなとか。広告文を読んで買いたいと思ってくれるかなど結構想像できるのでWebマーケターをやれてると思ってます。


もちろん今後、PDCAを回したり数字にも強くなっていきたいと考えてます。

Webマーケターって強みとするところがそれぞれの人でなかなかに異なる職業です。

一般的にWebマーケターの適性と言われている「PDCAサイクルを回せる」、「数字に強い」という適性がなくても他の強みがあればやっていけるわけですね。

自分の固有の強みを活かせばWebマーケターとして十分に活躍できるわけです。

>>Webマーケターに向いている人、向いていない人について知る

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ぶっちゃけ未経験からWebマーケターになれる?何をすべき?

森田
森田

未経験からWebマーケターに転職する上では何が重要だと思いますか?

岡田さん
岡田さん

すでに何かしらSNSやブログなどを運用してたり目に見える形で何かをしていることが重要と思いますね。
口だけの「やりたい」よりも今「すでに何やっているか」の行動で答えれることが大事だと思います

大それた実績は必要ありません。自分の場合はフリーランスの時にコピーライティングをしていたのとWebマーケティングスクールのデジプロで貪欲にWebマーケティングを学んでいた姿勢が採用において評価されたのだと思います。
ただ別にそこまで稼いでいたわけでもないですし実績があったわけではないです。ただやはりすでに手を動かしていた点が評価されたのかと。

岡田さんに限らずWebマーケターへの転職に成功している人の共通点は

すでに手を動かしていること」なんですよね。

たとえばブログを書いていたりSNSアカウントを運用していて「読者目線でどのような工夫や心がけで運用」しているか語れればそれだけでも十分なアピール材料となります。

一方、「Webマーケターになりたいんです!」と熱意をどれだけ語ったとしても何もしていない状態だと企業側からすると採用しづらいのです。

身近な例に置きかえると分かりやすいです。

この2人、どちらが将来的に筋肉がつきそうでしょうか?

A君:「筋トレやりたいんです」と口だけで何もしていない

B君:すでに腕立てを毎日5回だけだがやってる。今後、筋トレに本格的に取り組みたい意志あり

B君の方が筋肉付きそうなポテンシャルが間違いなくありそうですよね。つまりそういうことなんですね。

喩えはあれかもですが笑

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Webマーケターとしてスキルアップするためにしたこと

森田
森田

岡田さんの場合、Webマーケターとして正社員採用されるまでの試用期間が半年あったと思うんですが正社員採用されるために取り組んだことはありますか?

岡田さん
岡田さん

Webマーケティングスクールのデジプロを受講しました。テックアカデミーやデジハリ、インターネット・アカデミーなど他のスクールとも入念に比較しました。
デジプロはそれらのスクールと比較して29万円と料金は高めなのですが講師がしっかり実績のある人だとわかりましたし、成果を出せるWebマーケターになれそうなのはデジプロだと感じたのでデジプロを受講することにしました。

デジプロでは実際の広告を運用の仕方を1つ1つお手本を見せてもらいながら学べたのが良かったです。


あと、その時はすでに試用期間で業務委託でリスティング広告の運用を始めていましたので広告運用をする上で分からない点をデジプロの講師に訊きまくって学んでいました。

ちなみに岡田さんが受講したデジプロは、単品リピート通販を任せたら右に出るものがいない某社のWebマーケティング部門の事業部長、サイバーエージェントやオプトのような大手広告代理店のWebマーケターなど実績豊富な人が講師をしているスクールです。

デジプロは現役マーケターと対面講義(ビデオ電話もしくは教室)で広告プランの企画から実際に広告アカウントを運用するところまで実践しながら学んでいきます。

未経験からWebマーケターへの転職ならデジプロは間違いなく役立つでしょう。

自分で手を動かして学ぶ実践に重きを置いているデジプロなら「すでに手を動かしていること」を証明できる経験が積めますので。

簡単にデジプロについて概要を紹介しておきますね。

運営会社株式会社Hagakure
期間・料金2か月 29万円
受講形態週1回2時間の対面講義
オンラインもしくは教室
講師現役Webマーケター
オンラインチャット平日10時~22時

デジプロの公式サイト
https://degipro.com/

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結論:とりあえず手を動かそう

繰り返し書いていますが未経験からWebマーケターへの転職に成功している人の共通点は「すでに手を動かしていること」です。ブログやSNSを運用していたりWebマーケティングをガッツリ学んでいたり何かしら行動しています。

筆者が尊敬するシリコンバレーで活躍している日本人起業家の古賀洋吉さんの言葉に「経験が情熱を生む」という言葉があります。

結論から言うと、僕の意見では、「やりたいこと」なんてのは、考えたってポンとわいて出てくるものではなく、自分の行動を通じた経験から、たまたま生まれるものだと思う。

だから、悩んでもムダだと思うし、そもそも悩みですらないと思う。突然だけど、すごく好きな食べ物ってあるよね。例えば、一時間列に並んでも食べたいものとか。

でも、食べたことが無いものに一時間ならぶ努力するなんて情熱、ふつうないよね。だけどひとたび食べて好きになってしまえば、並ぶ努力が苦でも乗り越えられてしまう。感情に関わるものって、大体そんなものだと思う。

そうした、自分自身の直接の経験から生まれる感情(喜び、怒り、悲しみ)こそが、情熱をドライブするのだ。

経験が情熱を生むー愛の日記

逆に経験や行動抜きにして情熱は生まれないということなんですよね。

またまた筋トレの例で申し訳ないですが筋トレせずして筋トレへの情熱は湧いてきません。筋トレするからこそ楽しくなってきて筋トレにどんどんのめり込んでいくんですよね。

何でもやっているうちに行動していくうちに好きになるものなんでしょう。

あと、そうした経験から語っている言葉だからこそ言葉に説得力が出てきますよね。

A君:「筋トレを本気でやりたいんです!」と口だけで何もしていない

B君:すでに腕立てを毎日5回だけだがやってる。「筋トレが少しずつ楽しくなってきたので筋トレに本格的に取り組む予定です」と言っている。

絶対B君の方が筋トレで成果出しそうです。

Webマーケティングも同じかなと。広告運用に取り組み学ぶうちに好きになったりコンテンツを制作しているうちに好きになります。

そうした原体験があるから「この人ならやってくれそう、意識高く取り組んでくれそう」と採用企業に思ってもらいやすいわけです。結果、転職も成功するのでしょう。

追記)デジプロに取材しました

先日、デジプロの代表の奥雄太氏に取材しました。マジでおすすめできるWebマーケティングスクールだと確信しました。

現在すでにWebマーケターをしている人も「つよつよなWebマーケターに師事して学びたい」と受講してるくらいです。

デジプロについての取材記事は以下よりご覧下さい。

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