マニュアル的な流れ作業じゃない。
エンジニアルートは求職者に1対1で向き合ってとことんまで希望をくみ取って案件を紹介してくれるエージェントです。
なんというかアットホーム感がある手作り感があると表現しても良いでしょうか。
案件数はさほど多くないのですが代表自らがキャリアカウンセラーとして相談に乗ってくれたりととにかく親切なエージェントです。
エンジニアルートは1人のキャリアカウンセラーが企業と求職者との両方を担当している両面型です。この両面型のメリットは特定の企業や業界に対して知識が豊富であるところです。そしてフォローが手厚い。
本記事ではそんなエンジニアルートの特徴、良い評判、悪い評判を見てエンジニアルートの正体を丸裸にしていきます。
エンジニアルートの基本情報
運営会社 | ソリッドシード株式会社 |
創業年 | 2007年4月10日 |
代表者 | 妹尾準 |
所在地 | 東京都港区南青山5-4-27 Barbizon104 3F |
案件数 | 公開案件200件以上(2020年4月時点)非公開案件多数 |
対応エリア | 東京 神奈川 千葉 埼玉 |
案件の種類 | エンジニア、Webデザイナー |
リモート | △ |
週3勤務 | △ |
未経験案件 | △実務経験があるのが望ましい |
支払いサイト | 30日サイト(月末締翌月末支払い) |
マージン率 | 5〜10% |
エンジニアルートは現場レベルのスキル・技術知識のあるエージェントが好評。これは運営元のソリッドシートが受託開発企業だからです。
エンジニアルートはエージェントの中では若干特殊です。もちろんいい意味でです。
エンジニアルートの運営元のソリッドシートはIT・WEBの受託開発や自社開発を手掛けている企業です。
そうした受託開発の案件情報がエンジニアルートには蓄積されており、現場レベルでエンジニアやWebデザイナーの経歴・希望を理解して最適な案件を紹介できる強みがあるのです。
案件数は公開案件200件以上(2020年4月時点)と決して多くはありませんが、その分1人1人の求職者に対しては丁寧なカウンセリング、フォローがなされており好評です。またエンジニアルートは1人のキャリアカウンセラーが一気通貫で企業と求職者とを担当する両面型を採用しています。
マージン率は5〜10%と業界トップレベルにマージン率が低いのも良いですね。
単価レンジとしては月50~80万円で年収600~1000万円の単価の案件が多いです。
案件はAI・RPAなどモダンな技術からCOBOL・AS/400など古い技術を使ったものまで多様です。またインフラ案件でも100万円を超えるような案件もあります。
<案件の言語多い順>
➀Java
②C#
③RPG
④PHP
⑤JavaScript(jQuery)
エンジニアルートの良い評判3つ
良い評判④技術・業界理解に秀でたエージェントが多い
両面型エージェントは珍しいですね。手厚いフォローが期待できます。
一般的なエージェントはキャリアカウンセラーが企業担当と求職者担当とに分かれている片面型です。
この片面型のメリットは企業担当の営業部隊が営業に特化して企業からガンガン案件を獲得できるので案件数が豊富な点です。
エンジニアルートは1人のキャリアカウンセラーが一気通貫で企業と求職者の両方を担当している両面型です。両面型のメリットとしては特定の企業や業界に対して知識が豊富な点です。ただしその分案件数が少なくなる傾向があります。
またこのキャリアカウンセリングにはエンジニアルート運営元のソリッドシートの代表 妹尾準氏(下の写真中央)はじめ役員が担当することも。かなり手厚いカウンセリングとフォローアップが期待できます。
追記) エージェントは本当に求職者の要望を熱心に聞いてくれるので「月単価50~70万円でリモートワークができる案件はないか」など要望を出すと現状で案件がなくても新規で営業をかけたりクライアント企業に打診して条件を調整してくれます。
良い評判②マージン率5〜10%、直請けの高単価案件が多い
マージン率5~10%は業界随一のマージン率の低さです。
エンジニアルート運営元のソリッドシートは前述したように受託開発も行っている企業です。大手企業とのコネクションもこの受託開発を軸にできあがっています。
エンジニアルートで案件を探す人はこのコネクションから来るエンジニアルート独自の直請け案件を紹介してもらえます。単価は月50~80万円で年収600~1000万円の案件が多いです。
また直請け案件が多く必然的にマージン率は5〜10%と低くなっています。
中抜きで搾取されたくない人はエンジニアルートを利用しましょう。
良い評判③案件の幅が広く、20代からシニアまでどの年代の人でも利用できる
モダンな技術から古い技術、開発からプロダクトマネージャー、インフラ案件など案件の幅が広いです。
エンジニアルートではAI、RPA、IoTなどのモダンな技術から古い汎用機(AS/400、COBOL)の案件、プロダクトマネージャー、開発案件、インフラ案件、デザイン案件、事務案件など幅広い案件が存在します。
このように業種、業務、開発言語などの幅が広いので実務経験のある人であればどのような年代でも自分に合った案件を紹介してもらえます。
良い評判④短期も長期も!希望の参画期間の案件を見つけられる
エンジニアルート利用者には案件に3年以上参画してる人が13%もいます。それだけ満足度が高いということです。
エンジニアルートの利用者は参画期間が長いです。60%の人が7ヶ月以上、13%が3年以上案件に参画しています。
この数値が意味するのは継続して安定的に稼ぎたい人にエンジニアルートはおススメだということです。また13%もエンジニアルートで3年以上案件に参画しているというのはそれだけ案件に満足していることの何よりも証拠でもあります。
なお長期だけではなく希望すれば短期のスポット案件もあるので紹介してもらえます。
エンジニアルートの悪い評判3つ
悪い評判➀未経験だと案件が獲得できない
エンジニアルートは実務経験がある人を対象にしているエージェントです。
エンジニアルートは20代~40代のITエンジニア経験者を対象としています。そのため未経験者で案件を獲得することは難しいです。
未経験から案件を獲得する場合はまずはプログラミングスクールに通ってある程度スキルを獲得したうえで応募することをおすすめします。
以下の記事では優良プログラミングスクールを紹介しています。無料スクールもありますので参考にしていただければ幸いです。
悪い評判②リモート案件は少ない
エンジニアルートの案件は基本的には常駐案件がメインです。
エンジニアルートにはリモート案件が少ないです。基本は常駐案件を見つけるエージェントであると考えてもらった方が良いです。ただし求職者の経験やスキル、クライアント企業との関係次第でリモートも可能になる場合もあります。
リモートワーク経験がすでにある人であればリモートワークできる可能性はかなり高くなります。エージェントに要望を伝えてみると良いでしょう。
リモートワークを希望する人はクラウドテックがおすすめです。
悪い評判③地方の案件がない
東京、神奈川、千葉、埼玉など首都圏の案件が多いです。
エンジニアルートは地方の案件がないです。大阪や福岡など首都圏以外の案件を探す場合はレバテックフリーランスがおすすめです。
レバテックフリーランスは業界最大級の7800件の案件があり大阪や愛知、福岡にも案件が多数あります。※2020年2月1日時点
エンジニアルート登録の流れ
登録して1日で就業が決まる案件もありますが平均すると登録~就業まで10日前後となります。
➀登録
まずはエンジニアルートのWebサイトに登録します。
公式サイト
https://www.engineer-route.com/
②カウンセリング&案件紹介
カウンセリングで細かな事項を詰めていきます。またエンジニアルートは両面型エージェントなのでカウンセラーは企業側の就労環境や求めるスキルも現場レベルで把握しています。
・案件への参画期間
・案件の単価
・スキル・経験
・理想のキャリア
・通勤時間
・禁煙かどうか
etc…
③面談
企業と日程を調整し面談を実施します。
④条件調整
報酬・待遇・業務内容・参画時期に問題がないか最終確認します。
⑤参画
就業開始就業後もキャリアカウンセラーが随時フォロー。クライアント企業に改善してほしいことや報酬交渉などもキャリアカウンセラーが代行してくれます。
エンジニアルートに向いている人
フリーランスになるのが初めてという人に特におすすめです。
フリーランスになるのが不安、フリーランスとして案件を獲得するのは初めてという方に特に向いています。
エンジニアルートのキャリアカウンセラーは求職者に対しても流れ作業ではなく1対1で丁寧にサポート、フォローアップしてくれます。納得のいく案件を獲得できることでしょう。
案件は公式サイトもしくはカウンセリングに申し込んで確認しましょう。
公式サイト
https://www.engineer-route.com/
以下の記事ではフリーランスエージェント各社を細かく比較解説しています。参考になれば幸いです。