営業でフリーランス?
営業職がフリーランス化する流れは確実に来ています。
そもそも営業職はフルコミッションの仕事も多くあったりフリーランスと親和性が高いです。
とはいえ
フリーランスで営業って成果報酬でしょ?成約しなかったら一切お金入ってってこないんじゃないの?それはリスキーすぎるよ…
そう思う人もいるでしょう。
ところがどっこい。
実はフリーランス営業職では成果報酬だけではなく固定報酬を支払う形式も一般的になってきています。
本業で営業してる人はもちろん、マーケティングやエンジニアをやりながら営業スキルを磨く意味でもフリーランスで営業職をやっている人ます。
今回はそんなフリーランス営業職とはいったいどんな仕事なのか、必要なスキル、案件の獲得の仕方、報酬体系、メリットとデメリットについて書きます。
フリーランス営業職とは
フリーランス営業職とは営業を外注したい企業に代わって営業を代行する仕事です。
正社員の営業であれば時間に拘束があるのが普通ですし販売する商材は自社のラインナップからしか選択できません。
一方でフリーランスの営業であれば扱う商材は自分で選択できます。
正社員の営業の時について回る
この商材売るのは気が進まないんだよね。でも売らないと上司に詰められるから仕方なく売るしかない。
そういったストレスが少ないです。
また時間的な拘束もなく自分でスケジュールを組み立てて働くことも可能です。ゆえに副業で営業をする人も実は結構増えています。
営業のフリーランス案件には成果報酬の案件だけでなく実は固定報酬の案件も存在し固定報酬+成果報酬のような案件もあります。 やり様によっては十分安定的に収入を確保できることもできます。
フリーランス営業職の収入
フリーランスの営業マンは基本的に3つから4つの複数の案件を持っていることが普通です。
複数の案件を持つことで1つの案件が終了になっても収入が0になってしまうような状況を防いでいるわけです。
複数の案件を回している時のフリーランス営業マンの月の売上はだいたい70万円から100万円が一般的です。
営業マンはやはり身体一つで仕事をしていますので月の売上を100万円までもっていくのは容易ではありません。月50~60万の売上を作るのは比較的容易にできます。
フリーランス営業職に求められるスキル・能力
フリーランスの営業マンにとりわけ求められるスキル・能力は①アポ獲得力と②ヒアリング力③商材の知識の3つです。
①アポ獲得力
新規開拓ができなければフリーランス営業は務まりません。
そもそも企業は新規開拓のためにフリーランスの営業マンを雇用するといっても良いでしょう。
そのためフリーランス営業マンにはアポイントメントを獲得する「アポ獲得力」が必須です。
新規開拓の手段としてはサイト上に掲載されている電話番号に電話をかける「電話営業」が一般的ですがメールを送る「メール営業」も有用な手段です。
ターゲットとなる企業の電話番号とメールアドレスのリストを作成して電話とメールでアポを獲得していきます。
②ヒアリング力
ただ単に商品・サービスの内容を説明するだけの営業でフリーランス営業職を継続するのは難しいです。
フリーランス営業マンは正社員営業マンよりも成果を出せているかどうかをクライアントから厳しめに見られます。「あまり売れない営業マンだな」と判断されれば継続はなしです。営業した場合の1件当たりの成約率を高めることが求められます。
成約率を高めるためにはヒアリング力が重要となってきます。
商品・サービスの説明に終始するのではなくヒアリングを通して顧客が困っていること、それも潜在的に困っていることを特定しその困っていることを解決する手段として商品・サービスを提案します。
顧客のニーズをくみ取り課題解決するためのヒアリング力がフリーランスの営業マンには強く求められるスキルです。
③商材の知識
ヒアリング力を高めるためには扱っている商材への知識は欠かせません。
顧客がどのようなシチュエーションで困りごとを抱えておりその困りごとを商材がどのように解決できるのか。これをリアルに想像するには商材への深い理解が必要です。ゆえに商材を徹底的に勉強して知識を獲得する必要があります。
商材に関連したワードで分からない言葉は一切ない状態を目指すのが理想です。
フリーランス営業をするメリット
①時間や売る商材に制限がない
会社員ですと自分の売りたくない商材でも売らなければならず葛藤することも多いです。フリーランス営業ですと「自分の売りたい商材」を選んで仕事ができます。
自分の好きな商材だからこそストレス少なく営業ができますし古臭い考え方ですが「言葉に魂がこもり」売れやすくなります。これは営業マンとしては大きなメリットでしょう。
②キャリアアップしやすい
自分が極めていきたい業界の案件を中心に選択的に案件を請けられるのもメリットです。
何でも屋よりも専門知識の豊富な営業マンになった方が結果的には営業した場合の成約率も高まります。
フリーランス営業をするデメリット
①収入が安定しない
いくら能力が高くても必ずしも毎回案件を獲得できるわけではありません。時期によっては案件を全く獲得できない可能性もあります。
収入を途切れさせないよう案件を紹介してくれるエージェントを定期的に利用して案件が終わる前に次の案件を紹介してもらうようにしましょう。複数の案件を回すことでリスクヘッジしましょう。
②自己管理能力が求められる
正社員の営業マンであれば目標を与えてもらう、進捗管理してもらうなど上司が全てやってくれます。フリーランスになると自ら自分でペースを決めて仕事しなければなりません。
自分のペースで仕事できるのは強みですが、だからこそ自分を律して働き続けなければならない厳しさがあります。
案件獲得の方法
フリーランス営業職とは営業を外注したい「商品はあるものの売ってくれる営業職がいない」という企業の営業を代行するのが仕事です。 ただしその企業を見つけるのが大変です。
フリーランスに成りたてのころは案件を紹介してくれるエージェントやマッチングサイトを活用するのがおすすめです。以下おすすめのエージェントとマッチングサイトです。
①プロの副業
プロの副業とある通りプロ向けのフリーランス案件紹介エージェントです。案件の単価は高めです。営業案件も多数揃っておりおすすめです。
②kakutoku(カクトク)
kakutokuは営業案件紹介に特化したマッチングサイトです。固定報酬制の案件も数多くありますので駆け出しのフリーランス営業マンにおすすめです。