不安解消
フリーランスになる上では不安がつきものです。
フリーランスになりたいけど収入が途切れないか不安…
フリーランスになりたい人にとって最大の懸念は「収入が安定しないのでは?」というものでしょう。
企業は正社員をすぐに解雇することはできないですが、フリーランスとの契約は簡単に切れます。
企業は人員が必要な時のみフリーランスに高めの報酬を支払い一定水準のレベルのエンジニアを集めているわけです。
それゆえフリーランスエンジニアの報酬は正社員より高いです。
正社員で月給30~40万円だった人がフリーランスになると月給60~80万円と報酬が2倍になるのは普通です。
しかし前述したようにフリーランスは契約が突如打ち切りになるリスクもあります。次の仕事が見つかるまでの間は収入が0になります。
このフリーランス特有のデメリットを打ち消したのがMidworksです。
Midworksには”給与保証制度”があり、次の仕事が見つかるまでの期間は月額契約単価の80%を日割りで受け取れます。
つまり突如契約が打ち切りになったとしてもMidworksが代わりに給与を支払ってくれるので収入が途切れないのです。
凄い!でも何か裏があるんじゃないの?
裏とまではいきませんがMidworksにはデメリットもあります。
本記事ではメリットだけでなくデメリットも中立的に解説しますね。
Midworksの強み‐他社と比較して
運営会社 | 株式会社Branding Engineer |
案件数 | 公開案件数1600 ※非公開案件が80%を占めるので全案件数は5000前後と推測されます |
対応エリア | 関東、関西 |
案件の種類 | エンジニア、Webデザイナー、Webディレクター |
リモート | △個別相談でリモート可能な案件あり |
週3、4日の案件 | 〇 |
未経験案件 | △ |
マージン率 | 20%前後 |
支払いサイト | 20日サイト(※案件によって異なる場合も) |
独自の強み
Midworksは案件数はさほど多くないです。
業界最大手のレバテックフリーランスが公開案件だけで1万4000以上。
それに対してMidworksは公開案件数1600です。ただ非公開案件が80%以上を占めるので全体案件数は5000前後と推測されます。それでもさほど多くはないですね。
ぶっちゃけ案件数だけで選ぶならMidworksより他社エージェントのほうが良いでしょう。
他社エージェントにないMidworksならではの強みとは給与保証ならびに鬼手厚い福利厚生にあります。
Midworksと同等の福利厚生を提供しているエージェントは存在しないです。
案件の特徴
職種 | 案件数 |
---|---|
サーバーサイドエンジニア | 453 |
フロントエンドエンジニア | 144 |
Webディレクター | 91 |
スマホアプリ | 69 |
UI・UXデザイナー | 50 |
サーバーエンジニア | 39 |
アナリスト(データサイエンティスト) | 10 |
企画・マーケティング | 0 |
最も多いのがサーバーサイトエンジニアの案件です。その次にフロントエンドエンジニア、Webディレクターと続きます。
サーバーエンジニア含むインフラエンジニア向け案件は少なめです。インフラ関連の案件はクラウドへのサーバー移行・構築案件が中心となります。
インフラエンジニアならインフラエンジニア案件の多いレバテックフリーランスも併用するのが良いでしょう。
サポート地域
Midworksが対応している地域は以下です。
・首都圏(東京、神奈川、千葉、埼玉)
・関西圏(大阪)
以降ではMidworksの口コミ・評判から分かるメリット・デメリットについてみて行きましょう。
Midworksの口コミ・評判から分かったメリット・デメリット
・給与保証
・福利厚生が鬼手厚い
・若干マージン多め
・リモート案件、地方案件は少ない
Midworksのメリット
Midworksを利用するメリットは以下です。
メリット1.給与保証
メリット2.福利厚生が鬼手厚い
メリット1.給与保証
Midworksの最大の利用メリットは次の仕事が見つかるまで月額契約単価の80%を日割りで受け取ることができる給与保証制度です。
「次の案件を獲得できるか不安」なフリーランスなりたての人にとって利用メリットは大きいでしょう。
ただし給与保証制度には適用条件があります。とはいえ条件はそんなに厳しくないですね。
口コミ「給与保証するということはそれだけ必死に営業して案件紹介してくれるということ」
今回からフリーランスになるので他のエージェント会社と比べにくいのですが、今日までの対応については不満はありません。
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月額売上の最低保証するということは、それだけ必死に営業して案件紹介してくれるということですし。
口コミ「次の案件が来るまでの期間の給料を保証してくれる」
フリーランスって、通常は案件が途切れたら給料はゼロになりますが、『Midworks』だと案件が途切れても、次の案件が来るまでの期間の給料を保証してくれるんですよ。
給料がゼロになることはなくて、僕自身独立に向けてのハードルが下がりました。
メリット2.福利厚生が鬼手厚い
Midworksの福利厚生の手厚さは異様です。以下がMidWorksを利用すると享受できる福利厚生です。
給与保証に付け加えて書籍、交通費まで補助が出るのはもはや”社員そのもの”。
そして何気に嬉しいのがフリーランス協会への加入無料な点です。
フリーランスは場合によっては損害賠償を請求されるリスクもありますが、その際にフリーランス協会の賠償責任保険が守ってくれるんですね。
口コミ「エージェントの中で一番オススメ」
色んなWeb系エージェント活用してますが「Midworks」が個人的には一番おすすめです。
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・交通費支給
・参画外期間の給与保証
・保険料負担
・書籍、勉強会代支給
ただ案件紹介するだけじゃ求人サイト見てるのと変わらないから、やりたいことを叶えられる案件に推薦します!はかっこよす
口コミ 「キャリアアップ支援費がもらえる」」
今は言語がJavaのみなので、ビッグデータ・PHP・VBAツールなどの習得に向けて勉強をしています。Midworksでは、毎月1万円分のキャリアアップ支援費がもらえるので、WEB学習などにも活用しています。
Midworksのデメリット
Midworksを利用するデメリットは以下です。
デメリット1.若干マージン多め
デメリット2.リモート案件・地方案件は少ない
デメリット1.若干マージン多め
Midworksのマージン率は20%前後です。マージン率10%前後のPE-BANKと比較すると少し高めですね。
ただMidworksの給与保証制度や福利厚生の手厚さを考慮するとこのマージン率は妥当でしょう。福利厚生の経費分を引いたMidworksの実質のマージン率は10%ほどとなります。
ベテランエンジニアで給与保証も福利厚生も必要ない場合はPE-BANKがおすすめですね。PE-BANKだとマージン率は8%まで低くできます。
口コミ「マージンを割高にする代わりに正社員並みの保障」
midworksの場合、マージンを割高にする代わりに正社員並みの保障。
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マージン以外で収益を上げる仕組みが整えばもっとエンジニアに手厚い保障をつけられそうですね。
口コミ「マージン公開に好感」
Midworksは中抜き17%かー。75万の案件で13万だから、レバテックに比べれば事前に公開しているし良心的ではあるな。ただ、確かにこれだけマージンが入ってしまうと少々厳しい額だな
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デメリット2.リモート案件、地方案件は少ない
Midworksは週5の常駐案件がほとんどとなります。
リモート案件もあるにはありますが経験が浅い人でリモート案件を獲得するのは難しいです。
またMidwroksの対応エリアは首都圏と大阪のみです。それ以外のエリアの案件はありません。
Midworksがおすすめな人
Midworksが向いているのは以下に該当する人です。
・フリーランスになるのが初めてな人、フリーランス歴の浅い人
フリーランスになるのが初めてな人、フリーランス歴の浅い人におすすめ
Midworksはフリーランスになるのが初めてな人、フリーランス歴の浅い人にとって最適なエージェントです。
フリーランスになりたての頃は不安がつきもの。契約が打ち切りになった際に収入が途切れてしまうことへの不安は大きいでしょう。
Midworksの場合は次の案件を獲得できるまで給与の80%を保証してもらえる給与保証制度があるので収入が途切れるデメリットが打ち消されます。
フリーランスになるのが初めてな人、フリーランス歴の浅い人にベストなエージェントだと断言できます。
Midworksが向いていない人
・フリーランス歴の長いベテラン
・リモートで働きたい人
・実務未経験の人
Midworksはリモートワーク案件は少ないです。レバテックフリーランスの方がリモートワーク案件は豊富です。
またベテランエンジニアで継続的に案件を獲得できる自信のある人であればマージン率が少ないPE-BANKがおすすめです。
Midworksの利用の流れ
Midworksの利用の流れは以下となっています。
1.登録
↓
2.カウンセリング
↓
3.案件申し込み&商談
↓
4.商談成立
↓
5.参画中のフォローもあり
1.登録
Midworksの公式サイトから申し込めます。申し込みから3営業日以内にMidworksの担当者から電話で連絡が来ます。
Web申し込みの時点でしっかり経歴やスキルセット、案件の希望条件を記入しておきましょう。
カウンセリング時に精度の高い案件紹介をしてもらえます。
2.カウンセリング
担当者によるきめ細かなカウンセリングが行われます。
以下が特に訊かれる項目になります。
・希望の業界
・スキルやこれまでの経験( どんなツールやフレームワークを使っていたか、DB周り、画面周りのスキル、セキュリティ面に配慮したコーディングの経験 )
・仕事を選ぶ際に最優先するポイント
3.案件申し込み&商談
Midworksが商談のスケジュール調整や企業との連絡はすべてやってくれます。
4.商談成立
商談においてMidworksの担当者の存在は心強いものです。
案件単価や待遇の要求をMidworks担当者に伝えておくと代わりに企業とガツガツ交渉してくれます。交渉が苦手な人にとって助かるでしょう。
条件面で合意すれば契約締結を行います。もちろん揃えないといけない契約書類についてもMidworksがサポートしてくれます。
5.参画中のフォローもあり
参画してからもMidworksの「サポーター」がついてフォローしてくれます。
これも心強いんですよね。実際に働き始めると予想と違ったみたいなギャップが出てきます。
そういった場合にサポーターが「そういった場合は○○した方が良いですよ」などアドバイスをくれます。
Midworksはフリーランスの心強い味方です。
Midworks公式サイト:
https://mid-works.com/
【塩対応阻止】Midworks担当者に優先的に案件を紹介してもらう3つのポイント
Midworksの担当者は同時期に100人以上担当していることもザラです。とにかく忙しいため対応する相手の優先順位を付けており優先順位が低いと塩対応になりがち。
せっかく登録したのに返信が遅かったり塩対応されることも。最悪なのが良い案件を優先順位が高い別の人に紹介されてしまうことです。
そこで優先的に良い案件を紹介してもらうためのポイントを3つお教えします。
ポイント1.「早期に案件参画希望です」と伝えておく
ポイント2.初回面談には参加する
ポイント3.定期的に連絡を取る
ポイント1.「早期に案件参画希望です」と伝えておく
担当者もノルマに追われている立場です。
ゆえに案件に参画する意志の低い人(もしくは低く見える人)の優先順位は低くなります。
担当者とのファーストコンタクトでは「いつ頃の参画をお考えですか?」と訊かれますので、その際には「良さそうな案件があればすぐにでも参画したいです」と伝えるようにしましょう。
本気度が伝わり案件を優先的に紹介してくれます。
ポイント2.初回面談には参加する
初回面談には絶対参加しましょう。担当者は初回面談で案件に参画する本気度を探っています。
こちらの本気度を示せれば「案件に参画する確度が高そうだ」と判断し案件を優先的に紹介してくれるようになります。
またエージェントが使っている営業ツールには「面談した有無」という検索条件があります。
面談に参加した人に優先的に連絡をしているエージェントも多いです。
ポイント3.定期的に連絡を取る
「最初はたくさん案件紹介があったのに、今は全然連絡こなくなった」
こんな話を良く聞きます。
エージェントは企業から依頼を受けると営業ツールのデータベース内から条件を絞って適当な求職者を探します。
このデータベース上の求職者の表示順位は更新日(最終接触日)を反映しています。
連絡を定期的にとると、データベース上の表示順位の上位に自分が表示されることになり、優先的に求人を紹介してもらえるようになります。
【恐怖】フリーランスエージェント利用における3つのNG行動
エージェントを利用する上でやってはいけないのが以下3つのNG行動です。
1.経歴やスキルに嘘をつく
2.複数のエージェントから同じ案件に応募する
3.推薦文を丸投げする
1.経歴やスキルに嘘をつく
面談でのやり取りや提出した履歴書などの情報はずっとエージェントのデータベースに残っています。
数年前に登録した情報と新しく登録した情報が食い違っているとさあ大変。
虚偽報告を行った「信頼性にかける人」として求人の紹介を制限される可能性があります。
経歴やスキルは盛らず事実を書きましょう。
2.複数のエージェントから同じ案件に応募する
複数のエージェントを利用するのは問題ありません。むしろ推奨します。
しかし複数のエージェントから同じ案件に応募するのはNGです。
企業から「別のエージェントからも応募あったんだけど」と担当者に連絡が行きます。
企業からは適当に応募していると誤解されかねません。またエージェントの担当者にも不信感を与えかねません。協力を得られなくなる可能性もあるので気をつけましょう。
3.推薦文を丸投げする
エージェントの担当者はあなたを企業に紹介する際に推薦文を書きます。
そして企業はこの推薦文を意外と判断材料として使っています。本来、書類審査で落としてる人でも推薦文でエージェントから強い推薦があった人は面接に進ませることもあります。
推薦文をエージェントに丸投げするのは得策ではないです。
「自己分析の参考にしたいので推薦文見せていただけますか?」と言って推薦文を見せてもらいましょう。
推薦文がやっつけ仕事で手抜きなケースもままあるので、場合によっては修正を要請しましょう。
【失敗しない】Midworksの賢い利用の仕方
フリーランスエージェントを利用する上では賢い利用の仕方があります。
1.まずは4、5社ほど登録
2.優秀な担当者がいるエージェントに絞り込む
1.まずは4、5社ほど登録
エージェントを使う際のポイントですが最初から1社に絞り込む必要はないです。
エージェントの利用において浮気は問題ないです。フリーランスになると単価交渉や待遇の改善など交渉事が多いです。選択肢がないと交渉で優位に立てません。選択肢を持っておくのは交渉の基本です。
あとそもそもエージェントに登録するのは無料ですし登録だけしておくのでも問題ありません。まずは興味があったり評判の良いエージェントを4、5社ほど登録しましょう。
2.優秀な担当者がいるエージェントに絞り込む
正直、どのエージェントかよりも担当者個人の質が重要です。
フリーランスエージェントの利用は担当ガチャです。この一言に尽きます。Midworksは担当者の質は総じて高いですが中には「あっ」な担当者もいます。
担当者が良ければ案件獲得はうまく行きやすいです。一方で担当者が微妙だと駄目ですね。
優秀な担当者かどうか見極めるポイントは求人企業の風土や内情を詳しく熟知していることです。
優秀な担当者に担当してもらうことで的確なアドバイスをもらえ、ミスマッチも起きづらくなります。
評判の良さそうなエージェント4、5社ほど登録して面談を受けてみて、そこから優秀な担当者がいるエージェント2、3社に絞ってサポートしてもらうと良いでしょう。
Midworksのほか、おすすめエージェントは以下記事で紹介しています。
Midworksに関する質問
Q1. Midworksの利用は難しい?
実務経験が全くない場合はフリーランスとして案件獲得は難しいです。
しかし実務経験が1年あれば案件は獲得可能です。
Q2.Midworksに断られないためのコツは?
2つあります。
1つがWeb申し込み時に経歴、スキルセットなどのプロフィールをしっかり充実させておくことです。
2つ目が「良さそうな案件があればすぐにでも参画したい」旨を伝えておくことです。
Q3.Midworksで案件が多いプログラミング言語は?
Midworksでは案件が最も多いのはJavaScript、次にJava、PHP、Python、Rubyとなっています。
案件数順位 | プログラミング言語 |
---|---|
1位 | JavaScript |
2位 | Java |
3位 | PHP |
4位 | Python |
5位 | Ruby |
Q4. Midworksの支払いサイトは?
支払いサイトは20日で、月末締め翌月20日払いです。
まとめ
フリーランスは金銭面の不安がつきものです。いつ契約が打ち切りになるかは誰も分かりません。
Midworksだと万が一契約が打ち切りになっても仕事が見つかるまで月額契約単価の80%を日割りで受け取ることができます。
フリーランスならではの金銭面の不安が軽減されるメリットは大きいでしょう。
Midworksではフリーランスになる人向けのカウンセリングも受けつけていますので積極的に利用されると良いでしょう。
Midworks公式サイト:
https://mid-works.com/
以下の記事ではMidWorks含むフリーランスエージェント各社を細かく比較解説しています。参考になれば幸いです。