モテは小さな一歩から始まる。
モテる男の特徴についてまとめた記事に対する感想を読者から頂いた。その方も読んでおられるかもしれないが、ここにメールの引用をお許しいただきたい。
「真実をついておられるのでしょうが、恋愛にこれだけ求められるなら無理なんでやめておこうと思いました。
できればもっと初心者でもできるような話をお願いします。
まあもてる人間は言われなくてもできる、もてない人間はものすごい過酷な要求に感じる。
たから格差が大きいのでしょう。
分かっているのですが、何か全部は多分しぬまで無理なんで、半歩でも進みたいです。
正直彼女も結婚も無理なので、会社での事務的な会話じゃなくて親しくしゃべれる女友達が欲しいです。別に個人的に飲みに行ったりしなくてもいいので。」
彼の主張は物凄くわかる。「うんうん、ホントそうよな」と独り言をいいながら読んだくらいだ。
「非モテからモテる方法 」はないのか。それが本記事の本題である。
今回、断腸の思いで私自身の過去を暴露することにする。私は典型的なコミュ障による非モテであった。自分で言うのもなんだが顔そのものは悪くないと思う。ただしびくびくオドオドしておりコミュ障が酷かったのだ。
しかし20代後半から試行錯誤する中で少しずつ成功体験ができ女性からデートに誘われることも増えた。
私自身の体験として呈示できるのは非モテからそこそこモテる、普通の恋愛を楽しめる状態に持っていく方法である。転換点となった4つの行動がある。以下で非モテから抜け出すために私がとった4つの行動を紹介する。
ステップ➀外見を磨く
あーまたかよ。外見を磨けとか当たり前のこというんじゃねーよ。と思われるかもしれない。
ただし頭で外見を磨くことのメリットはわかってはいても外見を磨くための行動ができている人は少ない。
何から始めれば良いのかだがまずはこだわりのある質の良いバッグを買うことをおススメする。
えっなんでバック?と思われるかもしれない。以下の私のストーリーを読んでほしい。
私は大学1回生の時に運よく彼女ができた。まるで散弾銃で乱射した末にまぐれでヒットしたようなものだった。わずか3か月後に振られることになったのだが彼女と付き合えたのは本当にラッキーであった。
彼女は持ち物や外見にこだわる女性であった。彼女の指導のもと芋っぽい私の外見はどんどん改造されていった。
ある時「○○君そんなリュックだと運気が下がる」と言われた。 なお当時の自分のリュックはホームセンターで1800円ほどで買った明らかなザ・中華製リュックだった。
一緒に大阪心斎橋の服屋に行って3万円もする PORTERのリュックを購入した。
初めて触れたPORTERのリュック の質の良さに驚かされたものだ。しかし貧乏学生の自分にとって3万円は痛かった…
この件で学んだのは外見を磨くうえで最初にすべきなのは良いリュックを選ぶべきということだ。騙されたと思ってやってみて欲しい。
しかし、なぜリュックなのか。良質なリュックはあなたのセルフイメージを形成するのに大きく貢献するからだ。
あなたはリュックに合わせて服やズボンなどもイケてるものを着ようとするだろう。そして雰囲気イケメンへと変身する。
質の良いものを身に着けていると気持ちが良くなる。自分に自信が持てるのだ。別にPORTERほど高価でなくてもよい。あなた自身が納得できる、カッコいいと思えるリュックを持つことを強くお勧めしたい。
リュックから始めて着こなしセンスが向上した私は女性からの視線が良い方向に変わったことを実感できた。
ちなみにPORTERのリュックは大学時代から社会人まで少なくとも6年は持った。高かったが十分元は取れたように思う。
外見を磨く方法について以下の記事で詳しく書いている。
コラム)筋トレもおススメ
ここではリュックでセルフイメージを形成して魅力を形作る方法論を述べた。これに付け加えて筋トレもおススメだ。
筋肉をつけて「俺の体型かっけー」と思えるのは相当な自信になる。
もちろん筋肉つけなくても 「俺の体型かっけー」 と思える人は筋トレしなくてもよい。メタボ気味だったりガリガリで自分の体型に自信を持てない人には 「俺の体型かっけー」と思えるように筋トレをしてみることをおススメする。
ステップ②嘘くさくない笑顔を心がける
笑顔を習得せよ。笑顔を習得するとモテの神様が降臨する。
笑顔の男は健康的でポジティブなエネルギーを発して魅力的に見える。
また女性は基本的に男に警戒心を抱いている。 その警戒心を解く意味でも笑顔は重要だ。「あなたに対して敵意はもっていないです。仲良くしたいんです」 と伝える役割を果たす。
ただし 「嘘くさくない笑顔」 を習得することが大事。 「嘘くさい笑顔」 は「この人なんか裏があるのでは?」と思われ一層警戒心を抱かせるからだ。
「気味の悪い嘘くさい笑顔」と「爽やかな笑顔」とを分けるのは表情の僅かな違いである。
「嘘くさくない笑顔」を作るにはクシャっと笑うことが大事だ。
頬を上げて目を細くし口を半月形にする。そのような「嘘くさくない笑顔」に対して人は好感を抱く。
この 「嘘くさくない笑顔」 の訓練を積んだあなたにはモテの神様が降臨することだろう。
ステップ③熱中できる仕事、趣味を見つける
仕事でも趣味でも良いのだが「あなたの庭」を持つことが重要だ。
酷な話ではあるがなんでもかんでも女性に合わせているようでは「つまらない男」認定されてしまう。
たとえばあたなが女性と話しているとする。「別に行きたいところない。あなたが行きたいところに着いていく」とばかり言う女性がいたらどうだろうか。ちょっとつまらなくないだろうか?
それよりも「私はここに行きたいんだけど、あなたはどう思う?」と提案してくれる女性の方が魅力的だ。
男も同じだ。
「どこに行きたい?」と質問ばかりする男は「自分の意志がないの?」と思われてしまうわけだ。
女性には「私の希望を聞いてほしい」というのと「私の知らないところに連れてって」という相反する性質があるのだろう。このバランスを取ることが重要。
その意味でも何か熱中できる趣味や仕事を持つのは大事だ。
「この人は私の知らないところに私を連れて行ってくれそう」そんなワクワクを女性はその男との将来に期待する。
ダメンズだとしてもバンドマンがモテるのもそういう理由だ。「私の知らない音楽の世界、バンドの世界、アーティステックな世界」未知な世界を味わえるからだ。
ちなみに私はサルサダンスとスペイン語に熱中したがこれが非常によかった。サルサダンスだと出会いが増えるだけでなくやはりサルサクラブやスペイン語圏の人との交流も増えて自分の世界が広がった。
↓サルサダンス踊ってる動画
↓スペイン語話してる動画
サルサクラブやラテンジャズバーに女性を連れて行くなど「私(女性)の知らない世界」に女性を連れだせるようになった。
こういった様々な世界を知っているかが自分自身のオリジナルな個性となるのではないか。自分でこんなことを言うのは恥ずかしいが…
ステップ④会話では共感を心がける
誰しも自分を受け入れてもらいたい、承認してもらいたい欲求を持っているものだ。
人間は承認してくれた相手に好感を持つ。詐欺師はこの人間の性質を悪用する。承認し自尊心をくすぐるのが滅法うまいのだ。つい人は自分を承認して共感を寄せてくれる相手に心を寄せてしまう性質がある。
会話の中で共感を積み重ねれるようになると女性は自ら色々話してくれるようになる。どんな些細なことでも良いからとにかく共感することが重要だ。
「●●ちゃん、趣味何?」
「旅行かな。沖縄によく行く」
「沖縄!?僕も年に一度は行ってる。サーターアンダギーと紅芋タルトがやみつきになるんだよね。そういや●●ちゃんは沖縄の伝統着物似合いそうだね!」
会話のテーマとしては以下を仕込んでおくと良い。
・食事
・趣味
・仕事
・ファッション
・出身
会話をしながら相手の女性の好きなことややりたいことに共感を示す。
共感を重ねる会話を練習するうえで参考になったのは以下の本だ。
モテは貯金と一緒でコツコツ貯めるもの
我々は忘れがちなのだが恋愛も人間関係の1つである。
私たちは一緒にいて何らかの価値が得られる人と一緒にいたいのだ。
あたなは異性、同性問わずどんな人と付き合いたいだろうか。思考実験をしてみよう。
・家でひたすら何もせずにゴロゴロしている人
・常に好奇心を持って色んな事をインプットし行動してる人
もちろん前者を好む人もいるだろうが、後者を好む人が圧倒的に多いだろう。みな一緒にいて何らかの価値を得られる人と付き合いたいのだ。交換する価値がないと対等な人間関係は成り立ちにくい。
ステップ➀、ステップ②、ステップ③、ステップ④をコツコツと固めていくともうすでに交換できる価値が生まれているはずだ。モテは貯金のようなものだ。コツコツ貯めていく姿勢が大事だろう。テクニック云々ではなく日々の積み重ねが重要。
モテ貯金が貯まるとあなたと付き合いたい人が確実に現れているだろう。