Webマーケティングに使える本はあまり多くないですね。
単に「広告運用のやり方」や「SEOとは何か」解説しているガイドブック本は沢山あります。でも正直それは求めてないですよね。
「やり方」や解説本なんてもうネットに山ほど落ちてますし今ならYouTube観る方が有益なくらいではないでしょうか。
筆者はWebマーケティング関連の本を数十冊読んできましたが数ページ読んで読まなくなった本が何冊もあります笑
今回はそんな沢山のハズレを引く中で見つけた「お宝」のWebマーケティング本を厳選紹介します。
Webマーケティングの各領域
Webマーケティングの目的は
「インターネット上で自社の商品・サービスを消費者に認知してもらい購買を促すこと」です。
上記の目的を達成するためのWebマーケティングの領域は大きく分けて下の3つです。
①SEO
検索エンジンに最適化したコンテンツを制作し検索上位に表示することでWebサイトへ集客します。
②インターネット広告運用
リスティング広告、アフィリエイト広告、ディスプレイ広告、SNS広告などのインターネット広告を運用してWebサイトへ集客します。
③Webサイトの解析・改善
SEOやインターネット広告でWebサイトに集客したユーザーの行動データを分析。CV率(申し込みや購買に至る率)を高めるためのコンテンツ拡充やサイト構造の見直しなどの改善を行います。
上記の3つの施策への理解を深めるのには以下で紹介する書籍が有用でした。
以降ではそれぞれの本を詳しく解説していきます。
①SEOを学べる本
<理論>
10年つかえるSEOの基本
10年つかえるSEOの基本はSEOの本質が解説されているので最初に読みたい本です。
ただし実践的な解説は少し弱めだと感じましたので後で紹介する「沈黙のWebライティング —Webマーケッター ボーンの激闘」でテクニック面はカバーするのが良いです。
SEOを高めるサイクル
良いコンテンツをつくる
↓
①多くの人に見てもらい一定のリンクを獲得(≒別のサイトにコンテンツへのリンクを掲載してもらう)
↓
②リンクを通じてさらに見てもらえる機会が増えてSEOも強くなり検索での露出が増える
↓
③さらにリンクが増える
このSEOを高めるサイクルを回せるかどうかが重要なポイントでありこの様なSEO、検索エンジンの本質を学べるのが本書です。
良いコンテンツを作るためのテクニック的なところも簡単にまとめてあります。
<実践>
沈黙のWebライティング —Webマーケッター ボーンの激闘—〈SEOのためのライティング教本〉
良いコンテンツを作るには当然ながらライティングが欠かせません。SEOとライティングは密接に関わっています。
そこでおすすめしたのが本書「沈黙のWebライティング —Webマーケッター ボーンの激闘」です。
著者はSEOライティングに精通しているSEOの第一人者でもあるライターの松尾茂起さんです。SEOに効くコンテンツを書くためのライティングテクニックや心構えについてボリュームたっぷりに解説してくれています。
SEOライティングについてはブロガーやインフルエンサーらもたくさんコンテンツを販売していますが買わなくて良いと思います。
もうこの「沈黙のWebライティング —Webマーケッター ボーンの激闘」一冊を読めば他の教材は不要です。
>>『沈黙のWebライティング —Webマーケッター ボーンの激闘』販売サイトはこちら
②インターネット広告を学べる本
<理論>
ネット広告徹底活用ガイド
ネット広告徹底活用ガイドはネット広告をいまから始めたい、もしくは理解を深めたいそんなネット広告初心者の方にお勧めの本です。
本書を読めばネット広告の全体像を掴めます。
リスティング広告・バナー広告・Facebook広告・Twitter広告・ネイティブ広告・アフィリエイト広告など各種広告の最低出稿コスト、予算の目安、課金形式、広告表示スペースなどもイラスト付きで解説されています。
各種広告のコストパフォーマンスや運用の難易度も現役の広告運用者の視点から解説されています。
どのように組み合わせると最大の効果を得られるのかが分かるようになります。
<実践>
ネット広告運用“打ち手”大全
ネット広告運用“打ち手”大全は実際に広告運用をしている人が一段高いレベルに行くために読むのには最適だと思います。筆者も偉そうに言ってますがこの本をいつも参考にしています。
ネット広告の全体像を知るというよりかは実際にどのように広告運用すれば効果が出るのか超具体的なテクニックが多数紹介されています。
現在、ネット広告を運用している人はキャチコピーを考えたりクリエイティブを作る際に辞書的に使える一冊となるでしょう。
③Webサイトの解析・改善を学べる本
<理論>
デジタルマーケティングで売上の壁を超える方法
Webサイトの解析・改善は何のためにされるべきなのか。それを認識させてくれる本です。
実践的なテクニックはあまり書かれていません。ただしWebサイトの解析・改善の心構えをこの本で学んでおくと「成果を出すためにすべきことは何か」戦略的に考えられる様になります。
具体的にWebサイトの解析・改善をする際に
デジタルマーケティングで売上の壁を超える方法でもページビューに一喜一憂するなって書いてたな。それよりどのような成果を得たいのかまずは明確にしないとな。
と考えられるようになります。
戦略を持ってWebマーケティング施策を実行できるようになります。
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<実践>
現場のプロがやさしく書いたWebサイトの分析・改善の教科書
現場のプロがやさしく書いたWebサイトの分析・改善の教科書は凄いです。
3000円以上で高めな本ですが実際にどの様にサイトを改善していげば良いのか事例が写真つきで細かく書かれています。
もはや「こんなノウハウ公開しちゃって大丈夫?」って心配してしまうくらいです。
現在、Webマーケターしている人も辞書的にこの本を持っておくのはありでしょう。今からWebマーケティング学びたい人も持っておいて損はないと思います。
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まとめ
私はこれまで大量にWebマーケティング関連の本を読みましたが本当に参考になる情報が載っている本はさほど多くはないです。
今回紹介した本であればまず何かしらヒントになることが載っているでしょう。
再掲しておきます。