コーヒーまずいっ
筆者が子供の時、なぜ大人はあんな苦くて不味いものを飲んでいるのかと不思議に思っていました。
しかし、今の筆者は少なくとも1日4~5杯のコーヒーを飲むコーヒー中毒患者。
しかも自分でドリップコーヒーで淹れてます。
まさにコーヒーが趣味になってます。
なぜこんなことになったのか。
端的に言うとコーヒーを趣味にすると圧倒的に得したからです。
「コーヒーおいちい」といったような”物体”としてのコーヒーだけがコーヒーの魅力ではありません。
親しくない人とコーヒーを飲むと一気に距離が縮まる、そんな”媒介”としての役割がコーヒーの魅力なのです。
今回はそんなコーヒーの魅力を解説します。ついでに趣味としてコーヒーを始める方法もサクッと紹介します。
コーヒーという趣味があなたの人生に与える3つの好影響
➀過言ではなくコーヒーで人生の幅が広がる
冗談抜きでコーヒーを知ることは新たな世界を知ることです。
コーヒーを”趣味”にしだすとコーヒー豆にもこだわりが出てきます。
「俺はコーヒー豆コロンビアのシエラネバダの豆じゃないとダメなんだ。」
そんな風なドヤ顔をかますようになるかもしれません。※ドヤりすぎには禁物
コーヒー豆生産地はコロンビア、コスタリカ、パナマ、タンザニア、ケニア、ベトナム、インドネシアと広範な地域にまたがっており、それぞれの地域のコーヒー豆は味が大きく異なります。
様々な地域のコーヒーを飲んでいく内にそのコーヒー生産地ではどのようにコーヒー豆が栽培されているのか。そういったことに自然と興味を持つようになるでしょう。
ちなみにスタバで働いてるうちにコーヒー好きになって、コロンビアに旅立ちコーヒー農園で働かせてもらったような知人もいます。
そうやってコーヒー生産地に旅行に行く人もいるくらいなので影響力強すぎでしょ。
コーヒー豆を知ることは新たな世界への船出。
ちなみに筆者がお気に入りのコーヒー豆はコロンビアのコーヒー生産者らの組合が世界各国に輸出しているコーヒー豆ブランド「Juan Valdez」。
筆者もこのコーヒー豆が好きで購入しています。このコーヒー豆の地域シエラネバダはコロンビアの先住民アルワコらが住んでおりコーヒー豆も彼らによって栽培・育成されているものです。
コーヒー豆に関して知識をつけたい人はこちらの記事を参照にしてほしい。
あとコーヒーを淹れる器具や道具自体がオシャレなので雑貨にも詳しくなりますよ。
雑貨に凝ったり詳しくなること間違いなし。
②コーヒーで知人・友人とのつながりがより強まる
コーヒーを趣味にすると「コロンビアのコーヒー豆買ったんだ。美味しいコーヒードリップ淹れるからウチ来ない」
コーヒーで自宅が友人・知人との交流の場となります。
何気にコーヒーはこういった人と人とのつながりを強化する役割を果たすのです。
あんまり仲良くなった人でも一緒にコーヒータイムを楽しむとグッと仲が縮まります。
僕個人の経験ですが、コーヒーに誘って彼女が出来たこともあります。
➂コーヒーはもはや瞑想。私たちのエネルギーレベルを高める
ソウル大学のスー教授の研究によるとコーヒー豆の香りには睡眠不足や疲労の原因である活性酸素によって破壊された脳細胞を修復する効果があるとのこと。
そしてストレスを減少させる、リラックス効果もあると判明しています。
コーヒーを淹れるときにはコーヒー豆の美味しい匂いがします。このにおいをかいでいるだけであなたはリラックスできるわけです。
僕は朝のコーヒーは絶対に欠かせません。言うなれば心を落ち着けるための瞑想のような役割を果たしているのです。
コーヒー飲んだ後はギンギンになりますよ。
参照「科学的に元気になる方法集めました」
コーヒーは知れば知るほど深いものだと分かります。
コーヒーを美味しく淹れるのにもコツがあり、そのコツを科学的に解説している本がこちら『コーヒーの科学』。
さて以降では趣味としてのコーヒーの入れ方を紹介します。
趣味としてのコーヒーにはドリップコーヒーがおススメ
初めてドリップコーヒーを飲んだ時は
[speech_bubble type=”std” subtype=”L1″ icon=”me.jpg” name=”筆者”]インスタントと全然違う! コーヒーってこんなに美味かったのか。[/speech_bubble]
と驚いたものです。
読者のあなたは
「インスタントコーヒーでいいや」
はたまた
「ドリップコーヒーはテキトーに何も考えずに淹れてる」
という感じかもしれません。
なんと、もったいない・・・!!
なぜなら、ドリップコーヒーはちょっと淹れ方を工夫するだけでグッと味が美味しくなるコーヒーだからです。
解説アシスタントとしてコーヒーマスターにも登場してもらいます。
ドリップコーヒーを美味しく淹れるには少しだけポイントがあるんじゃよ。
「うーん、そこまでコーヒーにこだわる気はないんだけど」という感じの人もいるでしょう。
3分もあれば読めます。
周りの人に「カフェ並みに美味しいコーヒー淹れられるよ」とドヤ顔できるようになりましょう。
雑貨にもなるオシャレなドリップコーヒーの道具
この機に美しい道具を揃えてみませんか。
・サーバー:抽出したコーヒーの液を受ける瓶
・ドリッパー:ペーパーフィルターをセットする器
・フィルター:コーヒー液を抽出するフィルター
・ドリップポット:お湯をコーヒー粉に注ぐためのポット
・コーヒー粉
・はかり(計量器):コーヒー粉の分量を正確に計る・コップ
サーバー、ドリッパー、フィルターは以下から購入可能
ドリップポットは以下から購入可能。KINTOのプロダクトはデザインが素晴らしい。
筆者がおススメのコーヒー豆はJuan Valdez。コロンビアのコーヒー通の富裕層が好んでるコーヒー豆です。
ドリップコーヒーの淹れ方
①コーヒー粉を計る
美味しいドリップコーヒーのためのコーヒー粉と水のおすすめの比率をお伝えします。
1杯150㎖で20g
2杯300㎖で36g
3杯450㎖で48g
計るのメンドクセー
って人もいるでしょう。
1杯150㎖で20gの場合はティースプーン山盛り6杯
大さじ山盛り2杯
2杯300㎖で36gの場合はティースプーン山盛り11杯
大さじ山盛り3.5杯
3杯450㎖で48gの場合はティースプーン山盛り14杯強
大さじ山盛り5杯弱
しかし、できるだけ計量器で計りましょう。
コーヒー豆は豆ごとに密度が異なるので、見た目同じくらいのコーヒー豆でも実質の重さは異なります。
計量スプーンで計ると20gなのに、計量器で正確に計ってみると実際は30gということもあります。
正確にコーヒー粉の分量を計れていないと抽出するコーヒーが濃すぎたり、薄すぎたりとのコーヒーの味の濃さが狂ってしまう可能性が高いです。
なのでコーヒー粉の重さはできる限り計量器でしっかり計るようにしましょう。
②お湯を準備する
コーヒ抽出に適したお湯の温度は85~90度です。
沸騰したお湯を火から話して2~3分置いておくと90度あたりの温度となります。
なのでちょっと置いてお湯を冷ましましょう。
お湯が熱すぎると苦みが増してしまう。くれぐれも温度調整には注意するんじゃよ。
③ペーパーフィルターをセットする
ドリッパーにペーパーフィルターをセットして、分量のコーヒ粉をいれ軽く揺すって平らにします。
1杯150㎖で20g
2杯300㎖で36g
3杯450㎖で48g
この時コーヒー粉の中心部分にほんの少しだけくぼみをつけましょう。これでコーヒーを抽出しやすくします。
④お湯を3段階にわけて注ぐ
1段階目.最も重要な「蒸らし」作業
[speech_bubble type=”std” subtype=”L1″ icon=”coffeman.png.jpg” name=”コーヒーマスター”] 「蒸らし」はお湯を注ぐうえで最も重要なプロセスじゃよ。[/speech_bubble]
ペーパーフィルターを濡らさないようドリッパーの真ん中に向かって渦巻き状にお湯をコーヒー粉のうえに乗っけるように少しずつ注いでいきます。
お湯でコーヒー粉を満遍なく湿らしつつも、注ぎすぎることなく液が数滴落ちる程度に抑えましょう。
コーヒー粉がプクっとハンバーグのように膨らんでくるので、その後30秒間待ちましょう。
この「蒸らし」で粉をふやかし、粉の内部にまで湯が通る状態にしてコーヒーを抽出しやすくします。
蒸らしで抽出される最初の数滴が濃厚なコクのあるコーヒーのエキス。
また、お湯でペーパーフィルターを濡らさないように気を付けましょう。
ペーパーフィルターの表面に水の膜ができてしまい、コーヒーのコクとうまみの成分になる油分がフィルターを通過にしくくなってしまうからです。
2段階目.三分の二まで抽出する
蒸らしを終えたら、再度お湯を中心から渦巻き状に注ぎ、出来上がりのコーヒーの量の三分の二まで抽出します。
コーヒーの成分をしっかり抽出するためにもドリッパーのふちにはお湯をかけないように(コーヒー粉をお湯が通っていかないければコーヒーがしっかり抽出されないので)
3段階目.ドリッパーに残っている液が落ちる前にドリッパーを外す
残りの三分のーもお湯を中心から渦巻き状に注いでいき、分量に達したらドリッパーを外します。
ここで気を付けたいのは
ドリッパーに残っている液が落ちてしまう前にドリッパーを外すこと。
その液には雑味が凝縮しているからです。あとはサーバからコップにコーヒーを注ぐだけ。
コーヒーが与えてくれる至福のひと時を堪能しましょう。
ドリップコーヒーはちょっとしたポイントを意識するだけで大きく味が変わってきます。
ポイントは繰り返しになりますが
・コーヒー豆の分量を正確に計量器で計る
・一気にお湯を注がず、最初は30秒ほどお湯で「蒸らす」
これを意識しましょう。
趣味としてのコーヒーを楽しもう!
コーヒーを丁寧に淹れる、味わう時間は私たちの生活を豊かにする『ゆとり』の時間になるでしょう。
さらに友達を誘ってコーヒータイムを過ごしたりと交流のきっかけにもなります。
コーヒー豆や産地についても何気に詳しくなったりするので世界も広がること間違いなし。
ぜひコーヒー初めてみてください。
コーヒー豆、サーバー、ドリッパー、ペーパーフィルターは以下から購入可能
筆者お勧めのコーヒー豆
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ドリップポットは以下から購入可能
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道具が揃ったら早速コーヒーを淹れていきましょう。
コーヒー豆買いたいけど、何がどう違うのか分からない人は以下の記事を参照してほしい。