成功するにはポジティブ思考を捨てなさい



将来に前向きなポジティブシンキングは良いですよね。

あのサッカー日本代表の長友選手などもポジティブシンキングで実力を伸ばしてきました。

「成功は人の表面を飾り、 失敗は人の心を豊かにする。」(長友選手)


失敗を糧に成長しようとしている人は見ていても元気をもらえます。

僕もポジティブシンキングには賛成ですし、ポジティブであろうと心がけています。
ポジティブだからこそ失敗にめげずチャレンジできますしね。

しかし、ポジティブシンキングには落とし穴があります。

その名は「ポジティブオナニー」。
20年以上にわたりポジティブ心理学を研究してきた心理学者ガブリエル・エッティンゲンは著書『成功するには ポジティブ思考を捨てなさいでこう述べています。

将来について夢見ることは、人の認知ーつまり世界をどう近くするかーに影響する無意識レベルに作用するのだ。(略)少なくとも人の心にとっては、夢見ることが行動の代わりになる。


簡単に言うと
「自分の成功している像」を妄想することで達成感を味わってしまい行動しなくなるのです。


まさに「ポジティブオナニー」です。

ポジティブシンキングで良いのは実際に行動している人でしょう。
行動もせずやたらとポジティブシンキングな人周りにいませんか?

「きっと明日は良くなるさ」
「念ずれば叶う!」
と呟いてる人。

そういう人には「ポジティブオナニーすんな!」と忠告してあげたほうが良いかもしれません。

ポジティブオナニー」に陥らないようにし、行動に移すにはどうすれば良いのでしょうか?

本記事では

成功するには ポジティブ思考を捨てなさいを参考に

・ポジティブシンキングが願望実現を阻害する根拠
・「ポジティブオナニー」を回避し行動する方法
を紹介します。

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「ポジティブオナニー」人はポジティブな空想に満足し行動しなくなる


成功するには ポジティブ思考を捨てなさいではポジティブな空想にふけると、空想に満足してしまい行動しなくなる裏付けとなる実験が多数紹介されています。

実験➀ポジティブな空想をした人ほどモチベーションが下がった

賞金200ドルの小論文コンテストを開催するので文章力強化に役立つエクササイズを行なうという名目で50人の学生を集めて2つのグループAとグループBに分けた。

そして、グループAには200ドルの賞金を獲得でき、万事順調なポジティブなイメージを空想してもらった。

もう1つのグループBには200ドルの賞金を獲得できず、何もうまくいかないネガティブなイメージを空想してもらった。
その後、グループAとBの学生に現在の自分はどれくらいエネルギッシュなのか採点してもらったところ、200ドルの賞金を獲得しポジティブな空想をしたグループAの学生のやる気が失われていると判明したのだ。

ポジティブな空想がモチベを低下させているわけです。

 

実験②デートが上手くいくと空想していた人ほど交際できなかった



好きな異性がいる学生を103人集め、彼らに付き合う可能性(過去の交際経験にもとづき将来交際できるかどうかの可能性)とデートのシナリオを考えさせた。

なんと
デートが上手くいくとデートをポジティブに考えていた学生ほど交際率が低い傾向が確認された。

実験➂就職できると思っていた人ほど就職できなかった



就職活動を控えている学生83人に就職できる可能性を質問。就職に対してどれくらいポジティブなイメージを持っているか質問した。

2年後に確認してみると、就職に対してポジティブなイメージを持っていた学生ほど就職できていなかった。さらに、企業への応募数も少なく企業からの誘いも少なかったと判明した。


上の例の様に願望をポジティブオナニー」で終わらせても良いのでしょうか。
嫌ですよね。

願望を実現するには願望実現に向けたマインドセットが必要です。

以降でそのマインドセットの身に着け方をご紹介します。

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願望実現のための正しいマインドセットWOOP


行動を制限している問題を直視することで願望を実現するマインドセットがWOOPです。

心理学者ガブリエル・エッティンゲンが著書『成功するには ポジティブ思考を捨てなさいで提唱しているものです。

WOOPは4つのステップを踏むだけ


WOOPとは➀願望(Wish)➁結果(Outcome)➂障害(Obstacle)➃計画(Plan)の略です。

➀願望をイメージする(Wish)

自分の願望を具体的にイメージします。
ここで重要なのが「ビリオネアになる」などの願望ではなく超現実的な願望です。

願望「女性とデートする」

➁最善の結果をイメージする(Outcome)

願望で達成する良い感情や結果を具体的にイメージします。

願望「女性とデートする」

結果「楽しい時間を過ごせた。超ハッピー」

➂願望を達成するための障害は何かイメージする(Obstacle)

願望を達成するうえで障害となりそうなネガティブな感情や出来事は何か具体的にイメージします。
実はこの作業がモチベーションを高めるのに非常に役立つのです。

障害「久しぶりのデートであがってしまいそう」

➃計画を立てる(Plan)

障害を克服するために取れる行動や感情を1つ考える。

「もし(障害)なら、(行動や思考)をする」

例として、ある恋愛本で提唱されていて「なるほど」と思った思考法を紹介します。

計画「もしデートであがってしまいそうなら、相手の女性のことを姉だと思うようにする」

WOOPのポイントはネガティブ感情・不安を直視し対策を練ること。

このマインドセットを身に着けることで無意識レベルで私たちの行動を制限しているネガティブ感情・不安というストッパーを外せるのです。

ポジティブシンキングに逃げるな!問題に対峙してこそ未来は切り開かれる

将来に起きる出来事をポジティブにイメージするポジティブシンキングでは現実は一ミリも動きませんし、ポジティブな未来はやってきません。

むしろ起きうるネガティブな問題を直視し、その問題を乗り越えるための準備をしておくことでこそポジティブな未来はやってきます。

日ごろからWOOPを活用してみてください。

WOOPの具体的な活用例をもっと知りたい人は心理学者ガブリエル・エッティンゲンは著書『成功するには ポジティブ思考を捨てなさいを参考にしてください。

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