これまで1か月以上にわたってKiminiのビジネス英会話コースを受けてきました。
正直、「うーん、ビジネス英語を本格的に学ぶにはそんなに悪くない。ただ最高に良いわけではないかな」そう思いました。
Kiminiは英語を学習している子供たちもたくさん受講しています。そのためか講師の教え方も子供向けに寄ってると感じます。
これはKiminiの講師の質が低いと言っているわけではありません。
さすが学研運営のオンライン英会話だけあって講師への教育もしっかりされており講師の質は高いです。ビジネス英会話に対応している講師が配備されています。
教材に関しても文法をしっかり学べるように非常に作りこまれています。
ただしそれでもビジネス英語を実践的に習得したい人向けではなくビジネス英語入門の人向けという感じです。
文法を固めながらビジネス英語も習っていきたい人
本格的にビジネス英語を習得したい人
本稿ではKiminiのビジネス英会話が向いている人、向いていない人についてより具体的に説明していきます。動画も掲載しています。レッスン風景も撮影していますのでKiminiのビジネス英語の様子をリアルで確認できます。
Kiminiのビジネス英会話受講の流れ
Kiminiでのレッスンは「 購入・販売」など特定のシチュエーションを想定して行われます。
英単語、文法事項を重点的に学んでから会話練習を積む流れとなります。
①予習
![](https://kaigaihanno.com/kaigai/wp-content/uploads/2020/07/ビジネス英会話コース2_Lesson_1|Kiminiオンライン英会話.png)
予習では単語と英作文の練習をします。
たとえば「 購入・販売」がテーマの場合はそのシチュエーションで使われる単語(credit, form, register, advantage, disadvantage, advice, advise)を学んでいきます。
AdviceとAdviseの違いなど盲点も学べます。見逃してはならないのがAdviceは不可算名詞でAdviseが動詞です。
②レッスン
レッスンで使う実際の教材も紹介していきます。
単語を学習
![](https://kaigaihanno.com/kaigai/wp-content/uploads/2020/07/1-1.png)
まずは単語を学習します。
英文を繰り返し音読
![](https://kaigaihanno.com/kaigai/wp-content/uploads/2020/07/2-1.png)
講師に続いて英文を音読します。
英文の間違い探し1
![](https://kaigaihanno.com/kaigai/wp-content/uploads/2020/07/3-1.png)
英文の間違い探しをします。英文法がしっかり身についているかチェックします。
これは正解です。
英文の間違い探し2
![](https://kaigaihanno.com/kaigai/wp-content/uploads/2020/07/3-2.png)
正解です。Fill up は記入するのにプラスして「満たす」という意味合いが強いです。
英文の間違い探し3
![](https://kaigaihanno.com/kaigai/wp-content/uploads/2020/07/3-3-1.png)
Harry filled out the formが正解ですね。
英文の間違い探し4
![](https://kaigaihanno.com/kaigai/wp-content/uploads/2020/07/3-4.png)
some advicesとは言いません。
advice「アドバイス」は不可算名詞なためanをつけたり複数形にしたりすることはできません。
数える場合はa piece of advice、two pieces of adviceのようにpieceを複数形にします。
英文の間違い探し5
![](https://kaigaihanno.com/kaigai/wp-content/uploads/2020/07/3-5-1.png)
この文はあっていますね。
adviceは不可算名詞なのでtwo advicesという事ができません。数える場合はa piece of advice、two pieces of adviceのようにpieceを複数形にします。
英文の間違い探し6
![](https://kaigaihanno.com/kaigai/wp-content/uploads/2020/07/3-6.png)
adviceは不可算名詞として使います。
数える場合はa piece of advice、two pieces of adviceのようにpieceを使って複数形にします。
英文の間違い探し7
![](https://kaigaihanno.com/kaigai/wp-content/uploads/2020/07/3-7.png)
lots ofは不可算名詞にも可算名詞にも使えますので正解です。
英文の間違い探し8
![](https://kaigaihanno.com/kaigai/wp-content/uploads/2020/07/3-8-1.png)
adviceは不可算名詞として使います。aをつけることはできません。数える場合はa piece of adviceとします。
会話練習
![](https://kaigaihanno.com/kaigai/wp-content/uploads/2020/07/4-1.png)
まずは講師と実際のシチュエーションを想定したロールプレイをします。
会話を自分でアレンジする
![](https://kaigaihanno.com/kaigai/wp-content/uploads/2020/07/5-1-1.png)
会話の空欄部分を自分風にアレンジして練習していきます。
![](https://kaigaihanno.com/kaigai/wp-content/uploads/2020/07/6-1.png)
会話を完全に自分風にアレンジして練習していきます。
③復習
![](https://kaigaihanno.com/kaigai/wp-content/uploads/2020/07/ビジネス英会話コース2_Lesson_1|Kiminiオンライン英会話-1-1.png)
レッスンで習った内容をおさらいします。選択式と並び替え問題がメインです。
Kiminiは本格的にビジネス英会話を学びたい人向けではない
単刀直入に言いますとKiminiはビジネス英語を本格的に習いたいビジネスパーソン向けではないです。
私はビジネス英会話に特化したオンライン英会話のビズメイツなども過去に受けてきました。ビズメイツでは講師がビシバシとフィートバックをくれます。本格的にビジネス英語に取り組みたい人にはビズメイツをおすすめします。
ビズメイツは受講している受講生も海外出張したり英語圏のクライアントと仕事してたりビジネスで英語を使う必要性の高い人が利用しています。
講師も必然的にビジネス英語を教えるのに長けてたり教え方もビジネスライクな感じです笑
ただし料金は毎日25分プランで1万2000円と6000円のKimini英会話の2倍します。ある程度予算のある人でビジネス英語をガッツリ学びたい人にビズメイツをおすすめします。
Kiminiのビジネス英会話が向いている人
ガチでビジネス英語を使うわけではないけどたまに仕事の取引先と英語を話す機会があったり、将来的にビジネスに英語を使っていきたい人にKiminiは向いていると思います。
またレッスン中には文法も重点的に学べますのでその点もKiminiのビジネス英語コースのメリットでしょう。
Kiminiのビジネス英会話とビズメイツを比較した
Kiminiレッスンの様子なのですが本格的なビジネス英語を学ぶのであればビジネス英語に特化しているビズメイツに軍配が上がると思いますね。
参考までにビズメイツの教材を載せておきます。
「自社の競合について説明する」などビジネスの実際のシチュエーションを想定して悪い会話例と良い会話例を比較します。
その後、自分の場合に置き換えて講師とロールプレイをしていきます。ただビズメイツでは文法事項などは学べずより英語上級者向けと言えるでしょう。
![](https://kaigaihanno.com/kaigai/wp-content/uploads/2020/07/Desktop_screenshot-19.jpg)
動画でレッスンの様子を比較してみます。Kiminiも悪くないですね。でも筆者的には少々料金が高くてもビズメイツを推します。
ビズメイツのレッスンの様子
Kiminiのビジネス英会話レッスンの様子
まとめ
本稿ではKiminiのビジネス英会話が向いている人、向いていない人について解説していきました。
Kiminiでは無料体験レッスンを10日分も受講できます。一度無料で試してみてからもし良さそうなら受講し続けると良いでしょう。もし微妙なら別のオンライン英会話を試してみましょう。
無料体験レッスンは公式サイトから予約できます。