はあ?何だこの求人
転職エージェントあるあるなのが自分の希望に全く合っていないブラックな求人を紹介されること。
フラストレーションが爆発しそうになります。
なぜこの様な事が起きるのかというと
「転職エージェントは採用基準が低く、求職者が採用されやすい求人案件を優先的に紹介しがちだから」です。
ガンガン採用してくれる企業は転職エージェントにとっては上客ですからね。
問題なのは採用基準が低く採用されやすい企業は往々にしてブラック企業であることです。
これ転職エージェントを利用する際に気をつけたい点ですね。
レバテックキャリアの場合、完全にとは言いませんがエージェント都合よりもこちらの希望に沿った求人を紹介してくれる傾向が強いです。
筆者は過去10社以上の転職エージェントを利用してきましたがレバテックキャリアは求職者のキャリアを考えて求人を提案する能力がピカイチだと感じました。
筆者はWebディレクターとしてレバテックキャリアの転職サポートを受けました。
面談を担当してくれた担当者は30代前半の男性でした。
どちらかというとエンジニア領域に強いとのことでしたがWebディレクションの専門用語であるSEM、SEO、KPIなどもかなり深いレベルで理解してました。安心して求人紹介を受けれましたね。
担当者が筆者のこれまでのWebディレクターとしての経験の棚卸を手伝ってくれた上に、今後はどのようなキャリアにしていきたいのか一緒になって考えてくれました。
そして以下のような求人を提案頂きました。
「月間550万UUのWebメディア群(4メディア)を運営してるITベンチャーがメディアを統括する事業部長のポジションを募集してます。○○さんのこれまでのメディア運営の経験が活きると思いますし、そこから一段上のマネジメント寄りのスキルがつくと思うんですが。いかがでですか?」
すっげーいいじゃん。
求人は私の希望にぴったりでした。提案力は素晴らしいものがありましたね。もう1つ良いと感じたのが求人企業の懸念点をしっかり教えてくれたこと。
ベンチャーゆえに離職率が高い点や創業者らが大学時代の友達同士で結束が強い分、その輪に入っていきにくいかもしれないなどネガティブな情報も教えてくれました。
一般的に転職エージェントは求職者に早く転職してもらって売上をすぐ確定したいと考えてるのでネガティブなことは教えてくれないんですね。そもそも担当者自身が表面的な情報しか知らないケースも多いです。
レバテックキャリアはポジティブもネガティブも両方教えてくれる珍しいエージェントなのでIT転職なら絶対利用したいエージェントです。
ただしそんなレバテックキャリアにもデメリットが3つ存在します。
本記事ではレバテックキャリアを実際に利用した利用者の口コミ・評判から判明したメリット・デメリットについて中立的に紹介しますね。
レバテックキャリアの強み
運営会社 | レバテック株式会社 |
創業年 | 2017年8月1日 |
公開求人数 | 1万1240件 (※2021年2月時点) |
対象地域 | 首都圏(東京、神奈川、千葉、埼玉) 関西(大阪、兵庫、京都) 名古屋 福岡 |
領域 | エンジニア・Webデザイナー |
レバテックキャリアの親会社はレバレジース株式会社です。
レバレジーズはITエンジニア出身の岩槻知秀氏が2005年に設立した会社で創業当初はエンジニアの人材紹介事業のみならずシステム開発も行っていたそう。
バリバリのエンジニア出身の創業者が設立したエージェントということもあってレバテックキャリアはIT業界の特化型エージェントとして頭角を現してきました。
強み | 弱み | |
---|---|---|
総合型エージェント | 求人のバリエーションが豊富 | 担当者のIT業界への知識は弱め |
特化型エージェント | 担当者のIT業界への知識は強め | 求人が少なめ |
レバテックキャリアは上記表の特化型エージェントに該当します。
総合型エージェントと比較すると全体の求人数は少なめですがIT領域の求人数は最大級の多さです。
求人の特徴
職種別求人数は以下です。
職種 | 求人 |
---|---|
プログラマー・システムエンジニア | 6772 |
プロジェクトマネージャー・リーダー | 1165 |
デザイナー | 1087 |
Web・ゲームディレクター&プロデューサー | 709 |
マーケティング | 533 |
コンサル | 450 |
CTO・幹部 | 91 |
やはりプログラマー・システムエンジニアの求人が圧倒的に多いです。
注目なのは上位職のプロジェクトマネージャー・リーダーが多い点ですね。
マネジメントスキルを求められる上位職でハイキャリアを実現したい人にとってレバテックキャリアは重宝するでしょう。
技術知識と企業内情に通じた担当者
レバテックキャリアの最大の強みは技術知識と企業内情に通じた担当者です。
担当者が企業内情に通じていると何が良いかというと企業の懸念点や問題点を先に知れることです。
入社してから「思ってた企業と違った」となったのでは遅いですからね。
平日21時以降、土日の面談も可能
平日21時以降、土日の面談も可能なので働きながら転職活動をしている人に重宝するエージェントでしょう。
・PG・SEに加え上位職のPM・PLの求人が多め、独自求人多数
・担当者の技術知識が豊富、企業の内情にも精通
・平日21時以降、土日の面談も可能
レバテックキャリア公式サイト:
https://career.levtech.jp/
レバテックキャリアの口コミ・評判から判明したメリット・デメリット
1.他エージェントにない独自求人あり
2.担当者が技術、企業内情に精通している
3.キャリアを考えた求人紹介をしてくれる
4.平日21時以降、土日の面談も可能
5.選考対策が手厚い
1.地方の求人が少ない
2.未経験向けの求人が少ない
3.対応がドライ、冷たいと感じる可能性も
レバテックキャリアのメリット
レバテックキャリアの利用メリットは以下です。
1.他エージェントにない独自求人あり
2.担当者が技術、企業内情に精通している
3.キャリアを考えた求人紹介をしてくれる
4.平日21時以降、土日の面談も可能
5.選考対策が手厚い
1.他エージェントにない独自求人あり
レバテックキャリアにはリクルートなどの大手エージェントにはない独自求人が多いのは確かです。
企業が外部には情報を漏らしたくないプロジェクトのリーダー候補や新たに設けたCTOポストなどお宝求人が多数あります。
口コミ「リクルートやdodaに乗っていない求人が多かった」
■レバテックキャリア
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IT系に強い。ある程度であれば深い技術の話も理解してくれる。多少の被りはあるがリクルートやdodaに乗っていない求人が多かった。
やり取りがLINEなので楽。
2.担当者が技術、企業内情に精通している
レバテックキャリアの担当者は毎週、現役エンジニアから座学やハンズオンの勉強会を受け技術知識をつけておりさらに企業の現場にも積極的に足を運んでいます。
「社長のワンマン経営である」
「離職率が高い」
「社内体制は縦割りなところがある」
など企業内情や現場の雰囲気まで把握しています。
もちろん担当者はネガティブな点は進んで教えてくれるわけではないのでこちらから訊きだす必要があります。訊けばしっかり教えてくれます。
企業のネガティブな面を事前に知れるのはレバテックキャリアならではのメリットかなと。
口コミ「各企業の特徴や的確な情報を提供してくれた」
僕自身はレバテックキャリアで未経験から転職成功しましたが、 担当者の方が非常に優秀で、 自分の希望やスキルに合う企業を紹介してくださりまた各企業の特徴や面接対策も 的確な情報を提供してもらえました(^^)
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口コミ「企業担当から出てくる会社の情報量が多い」
求人出す会社とレバテック企業担当との繋がり深く、企業担当から出てくる会社の情報量が多いと感じました。
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メリット③キャリアを考えた求人紹介をしてくれる
面談で担当者と一緒に長期的なキャリアプランを話し合い、紹介求人がそのキャリア実現にどのように資するのかアドバイスをくれます。
レバテックキャリアはこちらの職業人生をしっかり考えたうえで求人提案してくれるエージェントだからこそエンジニアやクリエイターからの信頼も厚いのです。
口コミ「とても丁寧に面談で深堀りしてくれる」
レバテックという転職エージェントというかエンジニア系人事会社がとても丁寧で面談も深掘りしてくれて非常に良い。
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口コミ「技術力を高めていきたいなら、レバテックキャリアが良さげ」
SEとしての技術力を高めていきたいなら、レバテックキャリアが良さげだね。正直、後者で紹介された先端技術を扱うITベンチャーはちょっと心惹かれたw。
メリット④平日21時以降、土日の面談も可能
レバテックキャリアは平日21時以降、土日の面談も可能です。
働きながら転職活動したい人に重宝するエージェントです。
レバテックキャリアに登録したらこんな遅い時間に電話かかってきて色々案内したもらったけど、担当の人も祝日の代休日ぐらい休めたらええのになぁ。もしかしたらその前に3連休で今日が出勤日なだけかもしれないけど
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メリット⑤選考対策が手厚い
担当者は企業ごとの面接の質問の傾向まで詳しく把握しているのでアドバイスが的確です。
さらにレバテックキャリアにはエンジニアの採用を担当している現役エキスパートエンジニアがいて採用視点で履歴書添削もしてくれます。
口コミ「企業毎の面接対策をしっかりしてくれて対策しやすい」
レバテックキャリア:IT業界専門のエージェントで、優良なベンチャーから大手企業まで幅広く押さえてくれる。企業毎の面接対策をしっかりしてくれて対策しやすい。
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レバテックキャリアのデメリット
レバテックキャリアのデメリットは以下です。
1.地方の求人が少ない
2.未経験向けの求人が少ない
3.対応がドライ、冷たいと感じる可能性も
デメリット①地方の求人が少ない
レバテックキャリアは地方の求人が少ないです。
原則として首都圏(東京、神奈川、千葉、埼玉)、関西(大阪、兵庫、京都)、名古屋、福岡に求人が集まっています。
地方での転職なら「マイナビITエージェント」がおすすめです。サポートの質が非常に高く地方の求人も沢山保有しています。
デメリット②未経験向けの求人が少ない
レバテックキャリアは実務経験が求められる求人がほとんどです。
実務経験が求められない求人もあるっちゃあるようですが、SES企業の紹介になるようです。
口コミ「未経験なのでSESの求人ばかり紹介された」
レバテックキャリアにも登録してたのですが、未経験ということもあり紹介されるのがSESばかりだったのでやめました
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レバテックのエージェント面談終わり。やはり未経験からだと常駐で経験を積むのが結局は早道で、最初の年収は最低ラインだと250万というお話。やっぱりなかなかシビア!
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デメリット③対応がドライ、冷たいと感じる可能性も
転職できる見込みがない人や転職の意思が薄い人にはあまりぐいぐい来ないです。
転職する意思が低いと見なされると優先順位が低くなって対応が雑になる傾向は万国共通というか全エージェント共通です。
優先順位を上げさせる方法については記事後半で解説しています。
口コミ「担当者、全然LINE返してくれない」
レバテックのエージェントさん 全然LINE返してくれなくてなみだ 見捨てられました
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レバテックキャリアがおすすめな人
レバテックキャリアの担当者は企業内情への理解が他エージェントよりも明らかに深いです。
求人企業のポジティブ面だけでなくネガティブ面も教えてもらうことが可能でミスマッチが起きにくく精度の高いマッチングが期待できます。
レバテックキャリアは実務経験のある人向けのエージェントです。未経験向けの求人はありません。
また求人は首都圏(東京、神奈川、千葉、埼玉)、関西(大阪、兵庫、京都)、名古屋、福岡に集中しています。地方で転職したい人には向いていないです。
レバテックキャリア公式サイト:
https://career.levtech.jp/
【塩対応阻止】レバテックキャリア担当者に優先的に求人を紹介してもらう3つのコツ
レバテックキャリアは人気エージェントなので担当者は大量の求職者を担当しています。
それゆえ担当者は求職者ごとに「転職しそうかどうか、できそうかどうか」で優先順位をつけています。優先順位の低い人は後回しにされたり対応がなおざりになりがち。
最悪なのが良い求人ほど転職する可能性の高い、優先順位が高い別の人に紹介されてしまうことです。
そこで優先順位を高め、担当者に優先的に良い案件を紹介してもらうためのコツを用いましょう。コツは以下3つです。
1.「早期に転職希望です」と伝えておく
2.初回面談には参加する
3.定期的に連絡を取る
1.「早期に転職希望です」と伝えておく
担当者も売上を作らなければなりません。転職する意思の薄い(薄く見える)人の優先順位はどうしても低くなります。
担当者とのファーストコンタクトではほぼ確実に「いつ頃の転職をお考えですか?」と質問されるでしょう。
この際には「良さそうな企業があればすぐにでも転職したいです」と伝えておきましょう。
転職する意思があるのをしっかり伝えておくことが重要です。
2.初回面談には参加する
参加しなくても案件は紹介してもらえますが初回面談には絶対参加するようにしましょう。
担当者は初回面談でこちらに転職する意思があるか本気度を探っています。
こちらの本気度を示せれば「転職する確度が高そうだ」と判断し求人を優先的に紹介してくれるようになります。
また転職エージェントには求職者に連絡する営業ツールがあってこのツールの検索条件に面談有無もあります。面談に参加した人に優先的に連絡をしているエージェントも多いです。
3.定期的に連絡を取る
「最初はたくさん求人紹介があったのに、今は全然連絡こなくなった」
こんな話を良く聞きます。これは担当者が求人紹介を怠けているわけではなく転職エージェントのシステム上そうなっているのです。
転職エージェントは企業から依頼を受けると営業ツールのデータベース内から条件を絞って適当な求職者を探します。
そしてこのデータベース上の求職者の表示順位は更新日(最終連絡日)順です。
連絡を定期的にとることでデータベース上で上位に表示されることになり優先的に求人を紹介してもらえるようになります。
レバテックキャリア公式サイト:
https://career.levtech.jp/
【恐怖】やったらマジでヤバい3つのNG行動
転職エージェントを利用する上でやってはいけないのが以下3つのNG行動です。
1.経歴やスキルに嘘をつく
2.複数のエージェントから同じ求人に応募する
3.推薦文を丸投げする
1.経歴やスキルに嘘をつく
転職エージェントでの面談でのやり取りや提出した履歴書などの情報はずっと保管されたまま残っています。
そのため数年前に登録した情報と新しく登録した情報が食い違っていると虚偽報告を行った「信頼性にかける人」として求人の紹介を制限される可能性があります。
経歴やスキルは盛らず事実を書きましょう。
2.複数のエージェントから同じ求人に応募する
複数のエージェントを利用するのは全く問題ありません。むしろ推奨します。
しかしながら複数のエージェントから同じ求人に応募するのはよくないです。
企業から「別のエージェントからも応募あったんだけど」と担当者に連絡が行ってしまうためです。
適当に応募していると誤解されてしまいかねませんし担当者にも不信感を与えかねません。協力を得られなくなる可能性もあるので気をつけましょう。
3.推薦文を丸投げする
エージェントの担当者はあなたを企業に推薦するための推薦文を書いてくれます。
実は企業は選考でエージェントの推薦文を相当参考にしています。本来、書類審査で落とす様な人でも転職エージェントの強い推薦があった人は面接に進ませることも多いです。
推薦文を担当者に丸投げにすると損ですね。
担当者がどんな推薦文を書いているのか「自己分析の参考にしたいので推薦文見せていただけますか?」と言って見せてもらいましょう。
推薦文が杜撰なケースもあります。その場合は加筆・修正を要求しましょう。
転職エージェントの賢い利用の仕方
転職エージェントを効果的に利用する方法をお伝えします。
1.エージェントを3~5社ほど登録
2.優秀な担当者がいるエージェントに絞り込む
1.エージェントを3~5社ほど登録
エージェントを使う際のポイントですが最初から1社に絞り込む必要はないです。
そもそもエージェントに登録するのは無料です。最初は3~5社ほど登録しておきましょう。
正直、サポートの質が良いかどうかはどのエージェントかよりも担当者個人の腕に依ります。そして優秀な担当者に当たるかどうかは完全に運です。
レバテックキャリアは平均的に優秀な担当者が多いエージェントですがそれでも担当者の当たり外れはあります。
なのでエージェントは複数登録しておいて、後々優秀な担当者のいるエージェントに絞っていきましょう。
2.優秀な担当者がいるエージェントに絞り込む
優秀な担当者かどうか見極めるポイントは求人企業の風土や内情を詳しく把握しているかどうかです。
企業のポジティブ面だけでなくネガティブ面も詳しく知っているならその担当者は優秀でしょう。
一事が万事で微妙な担当者ほど求人企業の研究にもあまり熱心ではなく表面的な情報しか持っていないんですよね。結果的に微妙な担当者だとミスマッチが起きやすいのです。
一方、優秀な担当者にサポートしてもらうことで求人企業の懸念点も含め的確なアドバイスをもらえミスマッチが起きづらくなります。
おすすめエージェントは以下記事で紹介しています。
まとめ
レバテックキャリアは利用しない理由がないです。
他のエージェントにはない独自求人もありますし何よりも担当者が粒ぞろいで優秀。精度の高いマッチングが期待できます。
キャリア相談やIT業界への転職についての相談も気軽にできるので公式サイトで確認してみましょう。
レバテックキャリア公式サイト:
https://career.levtech.jp/