よくある恋愛アドバイスに
外見より性格だよ。
というものがある。
ただこれに強烈に補足したいことがある。
外見より性格が重要になるのは初対面以降である。
人は初対面の相手の魅力度をジャッジする際には主に顔や服装を手がかりにする。性格は時間をかけないとわからないものだ。よっぽど性格が悪い人は別だが。
たまに「私は人を外見で判断しない」と言ってる人がいるがその人がナイチンゲールや聖母マリアでない限りはそれは嘘だ。初対面で人に対して「リピートありかなしか」なんらかの判断は下していることは間違いない。
無茶苦茶汚いうんこまみれの浮浪者や明らかに薬でラりって目が充血しまくっているヤバい人とまた会いたいだろうか。いないだろう。
人は初対面では相手の性格ではなく顔や外見を手がかりにジャッジすることは研究によって実証されている。
1966年、心理学者ウォルスターは大学の新入生向けの出会いパーティーにおいてパートナーが欲しい男性と女性を集めて性格テストを実施。
「デートに誘いたくなる性格の傾向」について調べた。しかし蓋を開けれてみれば「 デートに誘いたくなる性格」などなかったのだ。たとえば、モテると考えられている社交的な性格とデートに誘いたくなることとの相関関係はなかった。
一方顔などの外見的魅力は「デートに誘いたくなる 」大きな要因となった。つまり初対面では性格よりも外見が重要だと証明されたのだ。初対面では顔などの外見を手がかりにして相手を判断する。初対面で「この人生理的に無理」と振り落とされたらアウトだ。
フツメンやブサメンでモテてる男というのは清潔感があり小綺麗で生理的嫌悪を抱かすような人はいない。イケメン以上に外見を磨くための努力をしており初対面では無難に「まあこの人感じよいしデート行ってもいいかな」と女性に思わせているのだ。
そしてそう印象付けるには顔が最も重要となる。顔を制する者はモテを制するといっても過言ではない。強調しておきたいのだがイケメン=モテる顔ではない。
以降ではモテる顔の特徴について解説していく。きっと目から鱗になるはずだ。
モテる顔の特徴とは?科学的根拠を交えて解説
モテる顔の特徴とは一体何なのだろうか。
モテる顔とは何か知る上では絶対に欠かせないファクト(事実)を紹介しよう。
モテる顔を構成する要素は以下の3つだ。
➀平均的
➁すべすべな肌
③ 対称的
モテる顔の構成要素➀平均的
なんとフツメンやブサメンの顔を複数足し合わせるとイケメンで魅力的な顔になることが判明している。
英グラスゴー大学のFaceResearch.orgを使って平均顔を生成してみた。
まずランダムに30人以上の顔写真を選択。
選択した顔は決してイケメンとは言い難いメンズたちの顔だ。フツメン、ブサメンの彼らから一体どんな平均顔が生成されるのか。
以下、平均顔を披露する。
うお!
普通にイケメンではないだろうか。俳優とハリウッド映画で主演を張れるレベルのイケメンだろう。
超イケメンとは言えないかもだが無難に女子ウケが抜群な顔ではないだろうか。
なぜ平均顔は魅力的に見えるのかだが2つの有力な説がある。
1つが単純接触効果だ。平均的な顔ほどよく目にするので親しみやすく愛着がわきやすいのだ。だから魅力的に見える。
2つ目が人はパートナーを選ぶ際に突然変異の個体を避けようとするため。平均的な顔の持ち主は突然変異でもなく有害性が少ない健康な身体の持ち主と判断するのあ。
モテる顔の構成要素➁すべすべな肌
平均顔は魅力的な顔に見えることを解説した。しかしその平均顔と同じくらいに魅力度をアップする要素が特定されている。それはすべすべな肌である。
2002年のリトルとハンコックの研究が興味深い。
➀平均顔(つまりイケメン顔)で普通の肌(しわやブツブツあり)の男
➁すべすべ肌の男
するとすべすべ肌の男は平均顔(イケメン顔)で普通の肌の男と同じくらいに魅力度が高いと判断されたのだ。
すべすべ肌が魅力的に思われるのは人は顔の肌の状態を健康状態を反映するシグナルとしてキャッチするからというのが有力な説。なお肌だけでなく歯並びや歯の綺麗さなどの歯の状況というのも健康であることを示すシグナルとして機能する。
③ 対称的
人は左右対称な対称的なものを好む。これは人間に対してもそうだ。
1998年ローズの研究で、男女の顔写真を加工して対称性を高めた写真を被験者に見せた。すると概ね対称性が高い顔の方が魅力度が高いと判断されたのだ。
ちなみに先ほどの平均顔も左右が対照的となっている。
なぜ対称的なのが魅力的なのか。自然界においては一般的に左右対称であるのが普通。左右対称が崩れている生き物は病気など何らかの問題を抱えているケースが多い。
そういった健康状態を測るために人は左右対称の顔を魅力的に感じるように発達したという説が有力。
以上モテる顔
➀平均的
➁すべすべな肌
③ 対称的
3つの特徴を紹介した。でこう思った人もいるのではないだろうか。
対称的な顔、平均的な顔になるには整形しないと無理じゃん。すべすべな肌っつても俺、汚肌だから改善しようがないと。
そう思った人に
喝
なぜ➀平均的➁すべすべな肌③対称的な顔がなぜ好まれるのか再度考えてみよう。
つまるところ人は相手が「健康的かどうか」を察知するシグナルとして ➀平均的➁すべすべな肌③対称的かどうかを見ている。
言い換えると人は相手の顔を見て 「健康的」だと判断すれば魅力的に思うのだ。「健康的に見える顔=モテる顔」というわけだ。
以降で健康的に見えるモテる顔作りの方法を紹介する。
モテる顔作りの方法
目
一般的に目は二重がカッコいいと考えられている。しかし二重じゃないとだめかというとそんなわけはない。
そもそも目を二重に変えるのなら整形もしくはアイプチ以外に手段はない。しかし整形までしたくない人がほとんどだろう。
目の形と言うのはそこまで問題ではないのだ。思い出してほしい。「健康的に見える顔=モテる顔」の法則を。一重だから不健康に見えるか?そんなことはない。
たとえば元サッカー選手の中田選手は一重でかっこいい。むしろ一重だからかっこいい。
髪型であったりひげを清潔に整えていたり全体としてダンディーでカッコいい雰囲気の顔なのだ。
中田氏は「目がイタリア人と違う」とのことでサッカー選手現役時代プレーしていたイタリアでも現地女性からモテモテだった。
そして目の形以上に注目して欲しいのが中田氏の「目が生きている」点だ。目が死んでいないのだ。中田氏の目には生き方が表れていると言っても良いと思う。自分が好きなことをやって毎日を充実して生きている人の目だ。
好きなこととは楽なことではない。中田氏はプロサッカー選手として厳しい世界を生きてきた。今はビジネスで日本のお酒を世界各国に広める仕事をしている。どちらも楽ではないだろうがエキサイティングな仕事には違いない。その生き方が目に表れている。
もちろん、やりたい仕事に就ける人ばかりではないだろう。そういう人は積極的に趣味を楽しむなり自分の好きなものに触れて充実して生きる。そういったポジティブな瞬間を増やすのが整形や小手先のテクニックよりもモテる良い顔につながる。
髪型
どんな髪型が女性ウケるのか。ずばり平均的な髪型を目指すのが良い。奇抜な髪型よりも整っており世の中で流行している髪型と言うのが無難にモテる。
資生堂の「男子就活生の髪型調査」で以下の髪型が好印象を与えると判明した。 就活というフォーマルさが求められる場面だからこそどんな髪型が”無難”かがより鮮明となる。
1位 爽やかツーブロック
概ね、清潔感があり真面目な印象があるという評価。
2位 オールマイティ短髪
概ね、清潔感があり自然な感じが好印象という評価だ。
上記の2つの髪型を選択するのが無難でかつ最も好印象を引き出せる。
逆に評価の最悪な髪型ワースト3は以下だ。正直納得。
評価が低い理由は清潔感に欠け、真面目さが感じられないからとのことだ。
評価の最悪な髪型ワースト3 を友人女性数人に見せたがやはり同様の意見だった。チャラそうだしちょっと不潔な感じがする。彼氏にはしたくないとのこと。とりわけ社会人の女性からはウケが悪かった。
肌
前述したようにすべすべな肌というのは平均顔=イケメン顔に匹敵するレベルで魅力度を高めることが判明している。 もし汚肌で有名な芸人ブラマヨ吉田の肌が綺麗になったらどうか。実験してみよう。
どうだろうか。肌を綺麗にしてみるとまったく印象が違ってくる。下の写真を見て欲しい。
清潔感があって好青年に見える。ただしこれはメイクによって肌を綺麗にしているだけだ。根本的な治療ではない。ただ肌をすべすべにするだけでかなり印象が変わることが分かる。
モテる顔になるには肌荒れを改善するのが手っ取り早い。ただし肌荒れの原因と言うのは1つだけではなく複合的に組み合わさり肌荒れを引き起こしている。先天的な体質もあるが以下の様な環境や生活習慣が原因の場合が多い。
・ストレス
・睡眠不足
・不衛生な環境
・乾燥肌
・栄養バランスの悪い食事(野菜不足、砂糖や油の過剰摂取)
原因が複合的であるから1つ1つの原因に対して着実に対策していくことが求められる。対処療法としてはレーザー治療などの手段がある。
➀アブレージョン
CO²レーザーで肌の表面を焼いて凸凹を取り除く方法。ただしアブレージョンは一気に肌を焼くので半年ほどやけど状態になる。回復期間中に紫外線に当たるとしみになるので肌が回復するまで外出をできるだけ控える必要がある。
➁フラクセル
CO²レーザーを点状照射して少しずつ肌を焼いていく。これは繰り返しやる必要があり長期戦となるが治療中も外出可能。
レーザー治療はいろいろな医院があるが シロノクリニックのレーザー治療がおススメ
ただレーザー治療はあくまでも対処療法だ。ニキビのできにくい体質にしなければまたニキビはできてくることは間違いない。
私の例だが社会人になってからストレスや睡眠不足で頬に大量のニキビができて肌がぼこぼこになってしまった。
肌が汚いがゆえに外に出るのが億劫になってしまったが基本的なことにしっかり取り組むことで肌荒れが劇的に改善した。
・定期的な運動
・砂糖の摂取量を25g以下に抑える
・野菜を大量に食べる
・12時までに寝る
・入浴後の保湿をしっかりする
保湿液はプロアクティブ社の セタフィルがおススメだ。
歯
歯の汚れは私たちが思っている以上に印象を大きく左右する。
海外だと歯の矯正やホワイトニングがかなり一般的となっている。それだけ歯が相手に与える印象を重く見ているのだ。
たとえば今ではイケメンサッカー選手と誰もが認めるクリスティアーノ・ロナウド選手。彼は実は歯の矯正とホワイトニングをしてイケメン度が増している。以下の比較写真を見て欲しい。
歯が汚い、黄ばんでいる相手とチューしたいだろうか。否だ。
歯の黄ばみを除去するにはスターホワイトニングなどのホワイトニングサービスを利用するのがオススメだ。医療機関のホワイトニングなので信頼性が高い。
表情
なんだか色気のある人あなたの周りにいないだろうか。
それは表情、面構えが良いからだ。まさに生き方が表れていると言ってもよいだろう。
たとえば若かりし頃の北野武。パンツを履き替える暇もない程モテたそうだ。面構えがカッコいい。
北野武には圧倒的な自分に対する自信が表情に表れている。その自信はコメディアンとしての実績によるものだけではないだろう。リスクを取ってでも自分の信念を突き通して行動しているからこそなのだ。
1986年に起きたフライデー襲撃事件がたけしの覚悟を物語る。
たけしは自分が交際していた女性が写真週刊誌『フライデー』 (講談社)の記者による執拗な追跡、さらには怪我を負わせたことに対して激怒。フライデーの編集部を襲撃した。芸能人としては確実にリスキーな行動だったわけだが自分の正義を通すために行動したのだ。そんな信念あるたけしの顔は色気が溢れいてる。
眉毛
眉毛は実に奥深い。眉毛1つで顔の印象は大きく変わってくる。
整えていないゲジゲジ眉も不潔な印象を与えるので問題だが、整えすぎて不自然な眉毛もちょっと気持ち悪い。
その人の顔に合った自然でかつ清潔感のある眉毛が最も良い。手入れの方法に関してはギャツビーの眉の整え方が最もわかりやすい。
プロに頼るのも1つの手だ。イケメン製作所ではその人のイメージにあった最適な眉毛をデザインしてくれる。一度デザインしてもらったらその眉毛をキープし続けると良いだろう。
ちょっと興味深い調査がある。イケメン製作所は20代のイケメン芸能人の平均顔を生成。眉毛の特徴の平均値を算出した。すると平均的な眉毛の特徴が「①太眉」「②並行眉」「③目と眉の距離」 「④やや長めの眉」となった。
同様に30代のイケメン芸能人の平均的眉毛の特徴も算出した。 「①やや細い眉」「②やや角度のある眉」「③やや長めの眉」となった。
注目して欲しいのだが眉毛が絶妙に自然かつ凛々しく整っている点だ。不自然さがない。
この自然な眉毛と言うのはモテる顔の大事な構成要素の1つ。
ひげ
モテる男には一定の割外でひげを伸ばしている人がいる。あなたの周りにも一人くらいそんな男が思い浮かぶのではないだろうか。
ひげは似合う人は本当によく似あう。またまた元サッカー選手の中田氏を例に出すが彼はひげがあるからこそモテる顔になっていると言っても過言ではないだろう。
また小栗旬などもひげ無しよりもひげがあるほうがカッコいい。
一方で岡田将生のひげは似合っていないともっぱらの評判だ。
ジャニーズ系の綺麗目な顔の男がひげを伸ばすとちょっとイマイチ感が出てしまう。だから自分の顔にひげが似合っているかは友人・知人などの第三者の意見をもらうべきだ。
ひげに関しては基本的に嫌われるという調査がある。
女性53名に「男性のひげ」に対する意識について調査を実施。
77%がひげを生やしている男性に対して「印象は良くない」と回答。その理由は「不潔な印象がするので(37歳・自営業)」、「オシャレに生やしているなら問題はないが、無精ひげは嫌。(37歳・パート/アルバイト)」
ひげはしっかりと長さを均等にそろえるなど手入れは必要。そうしなければ汚いバックパッカーみたいになり不潔感が醸し出されるのだ。 トリマーを購入してひげの長さを均等にすることは最低限やるべきだ。
初対面では外見が重要だからこそ外見を磨け!
恋愛において初対面では外見がより重視されるのは揺ぎ無い事実だ。だからモテる顔は当然モテるのだ。
ただしそれ以降はより相手の内面を見る段階に入る。それを証明したのが社会心理学者のバーナード・マースタイン氏のSVR理論だ。
初期の刺激段階(Stimulus)
外見や声、社会的ステータスで相手をジャッジする段階。
中期の価値段階(Value)
趣味や価値観や共通点で相手をジャッジする段階。
後期の役割段階(Role)
相手の欠点も受け入れてお互いがお互いにカバーし合う段階。
初対面をクリアすれば後は内面つまり性格や才能で勝負できるわけだ。だからこそ外見を磨かないのはもったいない。モテる顔作りに励もうではないか。