スキルがないから将来が少し不安…安定した仕事を見つけられるスキルつけたいな。
そんな「手に職をつけて人生を好転させたい」と考えている人に人気の職種がインフラエンジニア。
当メディア編集部ではこれまでスクールを30社近く取材してきました。
「このスクールならインフラエンジニアとしてのスキルをしっかり習得し優良企業へ転職できる」と確信できたスクールを厳選紹介しますね。
そもそもインフラエンジニアとは
そもそもインフラエンジニアって何?ITエンジニアと何が違うの?
ITエンジニアは大きく分けて
・アプリケーションエンジニア
・インフラエンジニア
の2つに分かれます。
アプリケーションエンジニア
アプリケーションエンジニアとは業務アプリケーションを開発するエンジニアのことです。
アプリケーションエンジニア自身でプログラムを組んでアプリケーションを開発する場合もあればプログラマー(プログラムを組み専門人材)に頼む場合もあります。
インフラエンジニア
アプリケーションは開発しただけでは動作しません。アプリケーションを動かすための”堅固な”ITインフラが必要となります。
脆弱なITインフラだとシステムが不具合を起こして停止したりエラーが出たり問題が多発します。
そこでインフラエンジニアはアプリケーションがスムーズに動作するためのインターネット環境やシステムを開発するための環境を整備。
ネットワークからハードウエアまでインフラ全般に責任を持ちます。
なおインフラエンジニアの中でもサーバーとネットワーク関連に限定した業務を担当するエンジニアを「ネットワークエンジニア」もしくは「サーバーエンジニア」と呼ぶこともあります。
ネットワークエンジニア、サーバーエンジニアどっちがいいの?
ネットワークエンジニアがおすすめです。認定資格が体系化されており「何をどう勉強すればどんなスキルがつくか」キャリアの見通しを立てやすい良さがあります。
インフラエンジニアはプログラミングの知識は必要ですが必ずしも自らプログラムを組むプログラミングスキルは求められません。未経験からでもインフラエンジニアへの転職はしやすいです。
インフラエンジニアを選ぶことでメリットもデメリットもあります。 以降でそれぞれ見ていきましょう。
デメリット:深夜作業・休日出勤があるケースあり
インフラエンジニアは深夜・休日出勤が求められるケースもあります。
定期メンテナンスのためにITシステムを止めるのは利用者が少なくなる夜が多いです。
たとえば銀行のインターネットバンキングシステムなどだと利用者の少ない夜にシステムを止めて調整することがほとんど。
また交通機関などのインフラは休日でもシステムを止めれないので休日にインフラエンジニアが駆り出されることもあります。
夜勤や休日出勤のあるなしは会社やポジションによって変わってきます。夜勤や休日出勤のない会社も沢山あるので就活の際に要チェックですね。
メリット:どの業界でも潰しが効くスキルが身につく
インフラエンジニアとして習得するスキルは転職も容易で潰しの利くスキルです。
インフラエンジニアのやることは基本的にどの業界も同じ。やることはどこに行ってもさほど変わりません。
どの業界も共通した同じITインフラ技術を使用しているためにすぐ即戦力として働けます。つまり転職がかなり容易なのです。
インフラエンジニアはWebエンジニアの様な派手さのない職業ですが手堅い職業です。Web技術と比較してインフラ技術の変化のスピードはゆっくりなのでキャッチアップが割と楽なのです。
インフラエンジニアの年収
20代インフラエンジニアの平均年収は352万円となっています。
国税庁の「平成29年度民間給与実態統計調査」によれば20代社会人の平均年収は312万円なのでその中では高額な部類に入りますね。
30代のインフラエンジニアの平均年収は459万円。 40代のインフラエンジニアの平均年収は620万円と上昇していきます。
なお「平成29年度民間給与実態統計調査」によると40代社会人の平均年収は482万円となっています。インフラエンジニアは一般的な職業よりも高収入な職業なのです。
おすすめのインフラエンジニアスクール4選
本記事ではおすすめのインフラエンジニアスクールを紹介しますね。
スクール名 | 受講期間・料金 | 受講形態 | 就職先 | 働きながら受講 |
---|---|---|---|---|
ネットビジョンアカデミー | 1か月 無料 | オンライン もしくは 通学 | 東京 | × |
エンジニアカレッジ | 2か月 無料 | オンライン | 東京 | × |
RaiseTech | 4か月 39万8000円 | オンライン | 東京 ※関西も可能 | 〇 |
GEEK JOB | 1か月 無料 | オンライン | 東京 | 〇 |
①ネットビジョンアカデミー
料金・期間 | 2か月0円 (1か月学習、1か月就職活動) |
場所 | 東京都中野区新井1-26-6 いちご中野ノースビル5階 ※現在は通学だけでなくオンライン受講も可能です。 |
学習内容 | ネットワークインフラの基礎知識 OSI参照モデル、VLAN、ルーティング(スタティック・ダイナミック)、 スパニングツリー、QoS、SDN(Software-Defined networking) ネットワークエンジニアの技能資格CCNA取得 |
年齢制限 | 18~31歳 |
その他 | SKYPEの無料相談会 |
・就職率98%
・受講期間にネットワークエンジニア資格CCNAを取得
・就職斡旋先は精査されている
・働きながら受講は厳しい
・対象年齢は18~31歳
ネットビジョンアカデミーでは1か月の受講でネットワークエンジニア就職に役立つ資格CCNAを取得し最短2か月でネットワークエンジニアとして就職できます。なんと就職成功率は98%。
CCNAとは世界最大のネットワーク機器メーカーであるシスコシステムズ社が提供するネットワークエンジニア認定資格の5段階のレベルのうち入門レベルの技術者を認定する資格です。
ネットワークエンジニアの入社当初の年収は300万円ほどで、そこから経験年数が3~4年になると年収は400~500万円へと上昇します。
さらに経験を積んでネットワークエンジニアのエキスパート資格CCIEを保有するベテランになると年収1000万円は超えてきます。
ネットワークエンジニアになるのはプログラミングをがっつり学ぶ必要のあるプログラマーよりは難易度は低めです。ノースキルな人にとってネットワークエンジニアは手堅く狙い目な仕事。
ネットビジョンアカデミーにはそんなネットワークエンジニアになるうえで最高の環境がありますよ。
受講1か月間は平日の10:30から19:30で授業開催。1か月間はハードですがここを乗り越えると間違いなくスキルがつきネットワークエンジニアに転職できます。
受講期間1か月を経ると就職活動に移りますが、ネットビジョンアカデミーは就職先の斡旋もしてくれます。
提携パートナー企業が70社あり志望企業の面談を受けていきます。
就職先、ブラック企業じゃないかしら。不安…
私自身が紹介企業にヒアリングをして、残業時間は平均で20時間以下となっています。紹介する企業は待遇、働き方がホワイトな企業のみ。そのため当スクールの紹介企業は厳選された70社と少なめとなっています。
ネットビジョンアカデミーが凄いのが東京圏外の人の割合が過半数の52%を占めていること。つまり全国中からネットビジョンアカデミーに受講しに来ているのです。
上京支援の一環としてネットビジョンアカデミーは最大2か月間シェアハウスを無料で提供しており受講生は無料で宿泊できます。
他の人と共有するのはキッチンとトイレのみで正直そこまでシェアハウス感はないですね。ほかの人に気を遣わず済むので楽です。
受講生の声
ネットビジョンアカデミー でCCNAの資格取得と、12月からインフラエンジニアとして就職出来ました。
Twitter
CCNAの資格を取るにあたっての勉強、現場での等がとてもわかりやすく、社会に出るに当たっての大事なことを勉強出来ますので、おすすめな場所です。
無料説明会あり
無料説明会も開催中です。インフラエンジニア、ネットワークエンジニアのこと、就職先の事なんでも質問可能です。
取材レポートは以下。
②エンジニアカレッジ
料金・期間 | 0円 2か月(8週間の学習期間後に就職活動) |
場所 | 東京都千代田区三番町1-1 KY三番町ビル1F ※現在はオンライン受講 |
学習内容 | パソコン基礎、インターネットの仕組み、Linuxのインストール Linuxの基本操作・概念 Linuxサーバーの構築 データベース基本操作・概念 復習 AWS |
年齢制限 | 18~30歳 |
その他 | 違約金制度なし |
・違約金制度なし
・サーバー構築の資格LinuCレベル1取得
・1か月間家賃無料の上京支援あり
・働きながら受講は厳しい
・対象年齢は18~30歳
エンジニアカレッジでは2か月間、250時間以上のカリキュラムでルーターなどのIT機器を使用してより実践的にインフラ構築、保守を学びます。
エンジニアカレッジでは在学中にに物理/仮想Linuxサーバーの構築と運用に関する認定資格LinuCレベル1も取得できます。
通常1万6500円(税込)の受験料がかかりますがエンジニアカレッジの受講生だと受験料は無料。
LinuCはインフラエンジニアの就職活動時のアピール材料になりますので取っておいて損はないです。
LinuCレベル1を取得しておけば「次はLinuCレベル2を取得しよう」とキャリアアップのマイルストーンにもなります。
こうした認定資格を持っておくと設計や構築など上流工程の仕事にアサインしてもらいやすくなります。上流工程で経験を積めば収入も上がりやすくなります。
エンジニアカレッジはしっかりスキルをつけて万全の態勢でインフラエンジニアに転職したい人におすすめのスクールですね。
学習後の就職サポートも万全です。
エンジニアカレッジを運営しているインターノウスはIT人材派遣業をしておりIT業界のパイプが太いです。
就職決定率も96.2%。みな正社員のインフラエンジニアとして就職に成功していますよ。
もう1つエンジニアカレッジの良さとして付け加えたいのが1か月間家賃無料の上京支援ですね。
就活で上京してきた受講生に住居を1か月間無料で提供してくれます。
受講生の声
2ヶ月間のLinux研修を行いLinuC1(Linuxの資格)の資格取得が可能です。 結論から言いますが、学ぶこと、得るものが多くあったと感じており、通ってよかったと思えるスクールさんでした。
説明会・無料カウンセリングあり
無料カウンセリングも開催中。
まずはインフラエンジニアの職種や収入、キャリアについて説明があります。その後、希望者にはエンジニアカレッジのキャリアアドバイザーが個別でも相談に乗ってくれます。
取材レポートは以下。
③RaiseTech
料金・期間 | ・AWSフルコース 39万8000円 学生23万8000円 ・AWS単体コース 24万8000円 (フルコースは期間4か月でプログラミング未経験者向け、単体コースは2か月でプログラミング経験者向け) |
場所 | オンライン |
学習内容 | AWS上でのインフラ環境構築、インフラのコード化、自動化、DevOps |
年齢制限 | なし |
その他 | 月単価80万円以上の現役エンジニア講師 |
・AWSに特化した唯一のスクール
・クラウドエンジニアになるならRaiseTech一択
・単価月80万円以上の現役エンジニアが講師
・有料
AWSに特化している唯一のスクールです。
AWSに強いクラウドエンジニアを目指すならRaiseTech一択でしょう。AWSを体系的に学べるプログラミングスクールはRaiseTech以外にありません。
AWSに興味が出てきた。テックアカデミーには講座がないが、RaiseTechのAWS自動化コースがなかなか良さそう。独学でAWSプラクティショナーを取って、その後の受講を検討してみよう。。
Twitter
現在、企業は自社内に物理的なITインフラを構築するオンプレミスからクラウドへと移行を進めています。
AWSを扱えるクラウド系のインフラエンジニアは企業から引っ張りだこ。
数年経験を積むと年収800万円超えも珍しくない狙い目の職種ですね。
クラウドなので企業に出向する常駐仕事ではなくリモートワークの仕事も多いです。ホワイトな働き方を志向する人にもおすすめの職種です。
RaiseTechでは パブリッククラウドサービスAWSを使ったインフラ環境構築を学んでインフラエンジニアとして就職できるスキルを身につけれます。
なおRaiseTechの講師は月単価80万万円以上稼いでる現役エンジニアのみです。
RaiseTech受講してる理由。
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他のスクールもそうだけど、カリキュラム、講師のレベルなど、どんだけ現場に近いかというのが大事だと思う。
学習するならネット、書籍だけでもできるけど、現場の雰囲気、ネタなんかはエンジニアさんからじゃないと得られないよねー
先日、RaiseTechの代表の江並 公史(エナミコウジ)氏にも取材しましたが
現役エンジニアとして月単価80万円以上稼いでいる人だけ講師として採用しています。現場でバリバリ働けていない人は講師として採用してません。
とのことでした。
トライアル受講制度あり
受講開始から2週間は全額返金保証あり。
もし受講してみてあまり学習効果を感じなかったり自分に合わないと感じた場合には受講停止を申し出ると全額返金してもらえます。
まずはトライアルで受講してみましょう。
取材レポートは以下。
④GEEK JOB
料金・期間 | 0円 最短3週間 |
場所 | ・四ツ谷校 東京都新宿区四谷1-1-2 四谷見附ビルディング 2階 ・九段下校 東京都千代田区九段北1-12-6 守住ビル 5階 ※現在はオンライン受講 |
学習内容 | IT業界に関する基礎知識 PCの基礎知識 Linuxの基礎知識 ネットワークの基礎知識 ネットワーク機器の実演 ルーターの接続 DBの基礎知識 クラウドの基礎知識 |
受講年齢 | 18〜32才 |
その他 | 働きながら受講可能 |
・働きながら受講可能
・最短3週間で転職
・就職斡旋先は精査されている
・対象年齢は18〜32歳
GEEKJOBはインフラエンジニアスクールの中では最大手のスクールです。
特徴としては最短3週間でインフラエンジニアに転職できる点です。
インフラエンジニアスクールの中でもかなり広範に学べるスクールでサーバやルーター、クラウドの知識など広範に学べます。
ゆえにインフラエンジニア、ネットワークエンジニア、サーバエンジニアなどそれぞれの職種への就職の間口も広いです。
就職決定率は95.1%と高く、受講生は20代前半の人が過半数を占めています。
GEEKJOBを経由するとほぼ就職できることもあって受講生には就職に不安のある大学生も多いですね。
カリキュラムはその人に合わせて柔軟につくられるオーダーメイドで仕事や学校と両立して学べインフラエンジニア転職できます。
説明会・無料カウンセリングあり
GEEK JOBでは説明会のみならず無料カウンセリングも開催中です。
再掲)おすすめインフラエンジニアスクール
資格を取得し確実に転職したい
→ ネットビジョンアカデミー
2か月じっくり時間をかけて学んで転職したい
→ エンジニアカレッジ
オンラインで最新クラウド技術AWSを学び転職したい
→ RaiseTech
短期集中で転職したい、働きながら受講したい
→ GEEK JOB