エンジニアカレッジはどんなスクールなの?信頼できるスクール?
説明会に参加したら間違いなく「信頼できるスクールだ」と感じることでしょう。
というのもエンジニアカレッジはインフラエンジニアの仕事のいいところばかりではなく厳しい現実もしっかり教えてくれるからです。
就職してすぐに「やっぱ違った」となって離職してしまっては意味ないですからね。
インフラエンジニアという仕事に理解を深める上でもエンジニアカレッジの相談会は有用です。
とはいえエンジニアカレッジは
「ちゃんとしてるスクールなのかな?」
「他のスクールと比べてどういうところが良いの?」
そんな不安はなかなか晴れないと思います。
本記事ではエンジニアカレッジのメリットだけでなくデメリットについてもしっかり解説します。
見逃せないデメリットが3つありました。
エンジニアカレッジ基本情報:カリキュラム・年齢制限・場所・就職先
運営企業 | インターノウス |
料金 | 無料 |
期間 | ・平日5日間コース 週5日の学習を2か月 ・個別コース 週1~3回のマンツーマンレッスンを3か月 |
学習時間 | 280時間 |
場所 | オンライン |
学習内容 | Linux(リナックス)サーバの学習 ネットワーク技術の学習 クラウド技術(Amazon Web Services/AWS)の学習 最後の総合演習として、サーバ/ネットワークシステム構築 |
講師 | 現役エンジニアもしくはエンジニア経験あるの講師 |
受講中の取得可能視覚 | LinuC※無料で受験可 |
違約金制度 | なし |
紹介企業数 | 3500社 |
年齢制限 | 30歳以下 |
エンジニアカレッジのカリキュラム、プログラマカレッジとの違い
エンジニアカレッジは文系未経験からインフラエンジニアになる人を多数輩出しています。
インフラエンジニアはWebエンジニアと比較すると覚える知識の量も少なめで文系未経験でも入っていきやすいので狙い目の職種です。
そんなエンジニアカレッジのカリキュラムは2か月間の充実した内容です。
1ヶ月目:インフラエンジニアの基礎知識とネットワークの知識、Linuxのコマンド操作の基礎
2ヶ月目:サーバーを実際に構築しながら基礎的なインフラ構築の技術を身に着ける
1ヶ月目 | 2か月目 |
・Linuxのインストール ・ファイル・ディレクトリ操作 ・文字列操作 ・vi ・ユーザ管理 ・パーミッション ・ファイルシステム ・マウント ・リンク ・LVM、RAIDについて ・Teratermの使い方 ・DNS ・Web ・Windowsとのファイル共有 ・ネットワーク ・セキュリティ ・パッケージ管理 ・プロセスとサービス、ジョブ | ・メール ・SSH ・演習1(構築したサーバーの正常性を毎日確認) ・シェルスクリプト ・DB ・監視 ・クラウドサービスについて ・演習2(講師からの課題をシステムを構築して解決) |
エンジニアカレッジでの学習方法ですが基本的にはオンライン教材で学習を進め、分からない点があればオンラインチャットに常駐する講師にオンラインで質問します。
なおエンジニアカレッジではプログラミングの勉強はできません。
プログラミングの勉強なら姉妹スクールのプログラマカレッジを受講しましょう。
ただプログラミングに関してはオンライン教材も豊富ですし働きながら受講できるスクールも沢山あります。
まずは手堅くインフラエンジニアとしてネットワークやサーバーの土台を固めることに専念するのがキャリア形成の観点からもベターでしょう。
インフラエンジニアとして働きながらオンラインプログラミングスクールでプログラミング言語のPHPやRuby、Pythonを学習することも可能ですし実際にそういう人は結構います。
インフラとWeb開発ができると守備範囲が広く、希少価値の高いエンジニアになれるでしょう。
エンジニアカレッジの就職先
エンジニアカレッジには3500社以上の提携企業があり、受講生は希望の企業に就職活動を行います。
提携企業はSES企業が多いです。SES企業については詳しくは後述しますが「エンジニアを別の企業に派遣する会社」をイメージしてもらうと分かりやすいです。
企業によってはインフラエンジニアは夜勤でディスプレイに貼り付いて監視作業をしなければならない企業もあります。
夜勤の仕事はきついという人はエンジニアカレッジの担当者にしっかりその点を伝えれば夜勤なしの企業も紹介してくれます。
ITインフラの個別研修を受講し、仕事をしながら週1回程のペースで通わせて頂きました。 授業は、わかりやすくて知識ゼロスタートの私でも理解できました。 さらに、履歴書や職務経歴書の作成や面接の練習など色々と親身にサポートしていただきました。 おかげで、正社員経験ゼロ、フリーター歴9年29歳という崖っぷち状態でしたが、複数内定を頂き、志望していた企業に無事入社が決まりました! 本当にありがとうございました!!
口コミ・評判から判明したエンジニアカレッジのメリット・デメリット
31人の受講感想からエンジニアカレッジのメリット・デメリットが判明しました。
「受講を拒否されることもある」
「30歳以下でないと受講できない」
「紹介先はSES企業の求人がほとんど」
「在学中にLinuCを取得できる」
「違約金制度がない」
「講師が経験豊富、丁寧」
「地方から上京した人向けの住居サポート」
エンジニアカレッジのデメリット
デメリット①受講を拒否されることもある
転職回数が異常に多かったり職歴が一貫していない場合は受講できないケースもあります。
というのもエンジニアカレッジは公教育の期間ではなく企業に人材(受講生)を紹介する1つのビジネスです。そのため企業に紹介しても採用されなさそうな人は受講できません。
口コミ「受講を拒否された」
個人面談で職歴を伝えたら、転職回数が多かったり勤務期間が短いと就職が難しいから、と遠回しに受講を拒否されて、「うちもボランティアで教えている訳では無いから中途半端な気持ちで受講するならやめた方がいい」とまで言われました。あくまで就職の可能性がある人を選別してるみたいです。
デメリット②30歳以下でないと受講できない
無料スクール大手のGEEK JOBにしてもそうですが30歳以下で制限を設けているスクールがほとんどです。
口コミ「30歳超えは無理」
デメリット③紹介先はSES企業の求人がほとんど
エンジニアカレッジが紹介する企業のほとんどはSES企業です。
SES企業とはクライアント先にエンジニアを派遣する企業のことです。
たとえばですが、JR東海が大規模なシステムを作る場合、日立やNTTデータなどの大企業(元請け企業)にシステム開発を依頼します。
元請け企業は基本は企画や要件定義はしますがすべての開発業務を担当するわけでありません。開発業務は別のシステム開発企業に依頼します。
そのシステム開発企業はエンジニアが足りないのでSES企業のインフラエンジニアに業務を依頼します。
間にたくさん企業が入っているのでSES企業のインフラエンジニアの給料は安めになりがちです。また派遣なので管理職にはなれないです。
こういったデメリットがSES企業にはあります。ただエンジニアカレッジに関わらずインフラエンジニアの求人は基本はSES企業が多めです。
とはいえ未経験から就職する際にいきなり元請け企業のインフラエンジニアを狙うのは不可能です。
SES企業で経験を積んでから元請け企業(SIer)のインフラエンジニアに転職するキャリアパスが一般的です。
口コミ「元請けへの就職は無理」
エンジニアカレッジのメリット
メリット①在学中にLinuCを取得できる
エンジニアカレッジでは在学中にLinuCレベル1を取得できます。通常1万6500円(税込)の受験料がかかりますがエンジニアカレッジの受講生だと受験料は無料となります。
LinuCはインフラエンジニアの就職活動時のアピール材料になりますので取っておいて損はないです。
LinuCレベル1は最も簡単なレベルとなります。
すでにLinuCレベル1を取得しておくと将来的にインフラエンジニアとしてキャリアアップを図る上でも役立つでしょう。
インフラエンジニアは認定資格を持っていると早めに設計や構築などの上流工程の仕事にアサインしてもらいやすくなります。
新入社員は最初は以下の③運用にアサインされることが多いです。
①設計:クライアントの要望をヒアリングしITインフラの全体像を設計
②構築:設計書をもとに機器やソフトウェアを調達し接続してITインフラを構築
③運用:正常にITインフラが稼働してるか監視・保守を行う
すでにLinuCレベル1を取っているとLinuCレベル2やレベル3を取得するのもスムーズになりますのでLinuCレベル1を取得できるカリキュラムは素晴らしいです。
口コミ「2か月でLinuC1の資格取得が可能」
2ヶ月間のLinux研修を行いLinuC1(Linuxの資格)の資格取得が可能です。 結論から言いますが、学ぶこと、得るものが多くあったと感じており、通ってよかったと思えるスクールさんでした。
メリット②違約金制度がない
GEEK JOBなど他の無料スクールは違約金制度があります。スクールの紹介する企業に就職しなければ10~数十万円の違約金をスクールに支払う必要があります。
エンジニアカレッジはこの違約金制度がありません。最悪何らかの事情で途中で受講をやめてもお金を払う必要はありません。
口コミ「途中離脱OK」
メリット③講師が経験豊富、丁寧
エンジニアカレッジの講師陣は皆エンジニア経験のある人もしくは現役エンジニアばかりです。
エンジニアとしての経験のみならず「教え方が丁寧、優しい」と受講生からは高い評価を受けています。
正直、下手な有料スクールの講師よりエンジニアカレッジの講師の方が間違いなく良いでしょう。
有料スクールにはエンジニア経験のない人が講師として教えている様なスクールもありますので。
エンジニアカレッジは講師の質に関しては安心して大丈夫です。
口コミ「講師が優しく教えてくれた」
無料だから怪しいな~~~とか思いながらも無料だからいいか。と突撃。 自分は昨年の冬からエンジニアカレッジに二か月間通いました。
無料だから質も適当なんでしょ??とか疑って通い始めたのですが、テキストを使用した座学や実際にパソコンを使用したサーバー構築などおおよそ無料とは思えないクオリティの授業でした。
講師のSさん、Tさんも優しく教えてくれて、久しぶりに学校に通う感覚みたいなのがこの年齢になると懐かしくもあり楽しかったです。 また同期のクラスメイト達もいい人達に恵まれて200点です。
メリット④就職サポートが充実
転職エージェントを使っても箸にも棒にも掛からなかった人がエンジニアカレッジで学習した後、バンバン正社員の内定を獲得して行っています。
これはエンジニアカレッジ専属のキャリアコンサルタントのサポートに依るところが大きいです。
本当に凄いしエンジニアカレッジ素晴らしい!と心から思います。
ニートやフリーター歴の長い人もチャンスさえあれば正社員として活躍できる、エンジニアカレッジはその踏み台として利用できます。
口コミ「キャリアコンサルタントと面接練習、結果4社の内定獲得」
二か月のカレッジを終えた後、自分の担当のコンサルタントであるFさんと面接練習などを行い、いざ就活本番へ。
始まる前は「自信がないんです」とFさんには言っていたのですが、心配しなくても大丈夫ですよと言って頂けて、結果4社から内定を獲得しました。 圧倒的感謝です。
今ニートだったりフリーターだったりブラック企業だったりで人生変えたいなと思ってる方、是非利用してみてください。 悩んでるその位置よりは好転すると思います。
口コミ「履歴書・職務経歴書の作成の補助、想定される質問も教えてもらった」
履歴書、職務経歴書の作成も打ち合わせながら作っていきました。 また想定される質問も教えていただき、非常にいい状態で面接に取り組めました。
面接の日程・詳細の連絡も随時担当者と取り合いながらになるのですが、レスポンスがとても早く助かりました 私の”ああしたい、こうしたい”という要望(わがまま)も真剣に考えてくださり、誠実に対応していただけました。
おかげさまで第1志望の企業に採用が決まり、とても満足しております ここまでしていただいたのにもかかわらずすべて無料という所に感動しています。
メリット⑤地方から上京した人向けの住居サポート
エンジニアカレッジでは地方から就活のために上京した人のために住む場所のサポートもしてくれます。
就活のための住居を1か月間無料で提供してくれます。
エンジニアカレッジとギークジョブの違い
エンジニアカレッジの転職成功率は96.2%でGEEK JOBの転職成功率は95.1%です。ただこれらの数字を比較してもあまり意味がないですね。誤差のレベルですし。
比較すべきは以下の項目です。
エンジニアカレッジ | GEEK JOB | |
学習内容 | ネットワークの知識、Linuxのコマンド操作の基礎、サーバ構築、AWSなどクラウド知識 | ネットワークの知識、Linuxのコマンド操作の基礎、サーバ構築、AWSなどクラウド知識 |
違約金制度 | なし | 有り |
受講形態 | オンライン | オンライン |
講師 | 現役エンジニア | 現役エンジニア |
年齢制限 | 30歳以下 | 30歳以下 |
紹介企業数 | 3500件以上 | 200件以上 |
受講期間 | 2か月 | 3週間~3か月 |
資格取得 | LinuC | なし |
エンジニアカレッジもGEEK JOBも学べる内容はさほど差がないです。
ただエンジニアカレッジは
・LinuCを取得できる
・違約金制度がない
・紹介企業数が多い
これらの良さがあります。
ただ期間に関してはGEEK JOBは最短3週間で転職可能なので今すぐ就職したい人はGEEK JOBがおすすめです。
エンジニアカレッジの無料カウンセリングの流れ
ステップ1.公式サイトにアクセス
エンジニアカレッジの公式サイトにアクセスします。「ちょっと聞いてみる」をクリック。
エンジニアカレッジ公式サイト
https://proengineer.internous.co.jp/
ステップ2.情報を記入
名前、連絡先、住所、年齢を記入します。
ステップ3.無料カウンセリング日程確認の連絡が来る
後日、エンジニアカレッジ運営から無料カウンセリングの日程確認の連絡が来ます。
ステップ4.無料カウンセリング参加
インフラエンジニア業界の就職事情や待遇について説明後、エンジニアカレッジのカリキュラムやサポート内容について説明があります。
その後、希望者は個別キャリアカウンセリングをしてもらえます。※オンライン対応
エンジニアカレッジ公式サイト
https://proengineer.internous.co.jp/
よくある質問
Q1.エンジニアカレッジは大阪や地方から受講できますか?
オンラインで授業を行っているため大阪や地方からも受講できます。ただしエンジニアカレッジの紹介企業は首都圏所在になります。首都圏での就職が前提での受講となります。
なおエンジニアカレッジでは地方から就活のために上京した人向けに住居を1か月間無料で提供してくれます。
Q2.ブラック企業に行く羽目になりませんか?
エンジニアカレッジは紹介先企業を精査していますので原則的にブラック企業は紹介されません。ただしエンジニアカレッジと提携する新規の企業の中にはブラック企業が存在する可能性も0ではないでしょう。しっかり良い企業を選ぶようにしましょう。
Q3.なぜ受講料無料なのですか?
エンジニアカレッジはインフラエンジニアを求めている企業に人材(受講生)を紹介することで紹介料を得ているためです。