衝撃だった。
高校時代、いつもオドオドして非モテだった友人が東京の慶應義塾大学に入学。
大学入学後しばらくぶりに遭ったところ自信満々のモテモテのヤ〇〇ンになっていた。
スゲー大学楽しい
どうやらイケイケのサークルに入ってサークル仲間もイケイケ連中だったので仲間の振る舞いに影響されたようでした。
本当、驚くほどの変化ぶりで衝撃だったんですよね。
環境によって
金持ちになる、貧乏になる
賢くなる、頭悪くなる
太る、痩せる
モテる、非モテになる
すら決まる。
今回は環境が人に与える影響、環境をいかにして味方につけるのかその方法について書いていきます。
私たちは社会的動物、想像以上に環境に影響されている
私たちは思ってる以上に知らず知らずのうちに周りの人の行動や言動に左右されてます。
自分を振り返ってもこんなことがありました。
Twitterをしてたんですよね。
誰かは忘れたんですが芸能人が炎上してました。Twitterのタイムラインはその芸能人に対する批判的なツイートで埋め尽くされてました。
「みんな批判してるし自分も」みたいに雰囲気に流されたからでしょうか、自分もその芸能人に対して批判的なツイートをついしてしまったんですね。
私は普段はあんまり批判的なツイートはしないんですがTwitterのみんなの雰囲気に飲まれちゃったんでしょうね。
怒りすら人から人へと伝染するわけです。
この時、やっぱり自分も知らず知らずに周りの行動や言動に影響されてるのだなと再認識。
人間がいかに知らず知らずのうちに周りに環境に影響されてるのかを示す驚きの実験もあります。
ハーバード大学とカルフォルニア州立大学の研究グループが「肥満と人間関係」というテーマで調査を実施。
1971年から集められた合計1万2067人のデータを収集しました。
その調査の対象者が太った場合、
・夫(妻)が太る確率は37%
・兄弟が太る確率は40%
・友人が太る確率は57%
友人の間で起こる肥満化リスクは、その友情が強ければ強いほど強いことも判明しました。
あいつも太ってるし自分もちょっとくらい。ダンキンドーナツ食べよっと。
みたいな感じで無意識のうちに影響されてるからでしょうね。
ただこれは肥満に限らないかなと。一事が万事。
仕事への取り組み方でもそうですし学習や読書などの自己研鑽でもそうでしょう。
しんどい、だりぃ
こう言ってる社員ばかりの企業で働いているといくら仕事好きな人でもネガティブな悪影響を受けるのは免れ得ないでしょう。
勉強しても意味ねーよ。遊んで麻雀やってりゃいいんだよ。
と言ってる生徒が大量にいる学校で勉強に打ち込む意欲が湧くとは思えません。
多かれ少なかれ周りの人間の行動や言動などから影響を受けるのが社会的動物たる私たち人間です。
私はプログラミングスクールを取材したりそのスクールの受講生から話を聞く機会も多いのですが度々衝撃を受けることがあります。
元々は怠け者の人であってもみんなが学習に打ち込んでいるスクールに入ると数か月経てば人が変わったかのように学習に打ち込むようになってるんですよね。
いかに環境が重要なのか思い知らされます。
そういった意味で「自分を変えたい」と考えている人であれば自分が置かれている環境がどの様な環境であるのかにはある程度意識的になった方がいいでしょう。
「環境を作る」ことに注力する
ダイエット、勉強が続かない。
こういう声を良く聞きます。
これは、やる気に頼ってるからなんですよね。やる気より「環境を作る」ことが100倍重要です。
環境はただただ外部から誰かによって与えられるものではありません。
もちろん住んでいる場所や仕事仲間などの環境は変えるのは難しい場合もありますよね。
しかし環境は自ら作っていけるものでもあります。
私の例で恐縮なのですが。私は本年度ブログ400記事を書くと決めました。
この記事を書いてる時点(8月30日時点)で合計270記事以上を書き終えましたので年内に400記事執筆はなんとか達成できそうです。
ただ「400記事書く」と決意しただけだと絶対に達成できない事は最初から分かっていました。
なぜなら私は怠け者だからです笑
人間って基本的には怠け者ですし行動しない言い訳を作り出す天才ですからね。
「休日だから今日はやらないでいいや」
「誕生日だしやらないでいいや」
「仕事頑張ったしやらないでいいや」
みたいなw
今日は海の日だからお休み
私も例外ではなくデフォルトで怠け者です。
自分を怠け者だと自覚していたので一番最初に「記事を書き続けられるような環境、つまり仕組みを作る」ことに注力しました。
環境を作る?仕組みを作るってどういうこと?具体的に何したの?
具体的に私がしたことですが年始にTwitterで400記事を書くと宣言しました。そして毎日、書いた記事数を報告していきました。
私のTwitterのフォロワーにはリアルの友人もいるので「あいつ口だけかよ」と思われるのが嫌でそれが程よいプレッシャーになって継続できたんですよね。
これは心理学風に言うと社会的プレッシャーと言います。
どんな行動でも大体1~3か月で習慣化されるので習慣化されたら後はもう惰性で継続できるようになります。
Twitterを使った社会的プレッシャーの活用はシンプルですが威力絶大ですよ。
自慢みたいになってしまうのであれなんですがブログ記事以外にも英語、スペイン語、プログラミング学習などの習慣化にも成功しました。
英語、スペイン語に関しては結構いいレベルに来たので近日動画でも結果を披露したいなと思っています。プログラミング学習はWebサービス開発が目標です。
少し私事に脱線してしまいました。
つまり伝えたいのは「やる気に頼らずに継続するための環境や仕組みを作ることに注力しましょう」という事です。
学習の場合はスクールを利用するのがいいでしょう。筋トレやダイエットの場合はパーソナルトレーニングジムを利用するのが良いでしょう。
やっぱり講師やトレーナーの様な他者の存在がプレッシャーになって継続しやすいんですね。
たとえば私の場合は英語とスペイン語はオンライン英会話、プログラミング学習はプログラミングスクールを利用することで習慣化に成功しました。
以下、オンライン英会話の様子です。まだ英語が随分下手な時に撮った動画なのでこの時よりは英語は進化してるはず。と願ってます笑
人間のやる気は超しょぼい、だからこそ環境作りに注力すべし
私たち人間のやる気って本当に大したことないんですよ。昨日やる気満々でも1週間後にはやる気がなくなっています。
自分は怠け者の根性なしと思うくらいが丁度いい按配と思ってます。
その代わりに怠け者の自分でも継続できるような環境や仕組みを作ることを意識してます。
そうやって継続できる習慣を作れた人が成果を出すのがこの世の常でしょう。
かの偉大な村上春樹氏がこう語ってます。
どうしてだろう、よくわからない。とにかく自分をペースに乗せてしまうこと。自分を習慣の動物にしてしまうこと。
考える人 2010年 08月号
一日十枚書くと決めたら、何があろうと十枚書く。それはもう『羊をめぐる冒険』のときからあまり変わらないですね。決めたらやる。弱音ははかない、愚痴は言わない、言い訳はしない。なんか体育会系だな(笑)。
今僕がそう言うと「偉いですね」と感心してくれる人がけっこういますけど、昔はそんなこと言ったら真剣にばかにされましたよね。そんなの芸術家じゃないって。芸術家というのは気が向いたら書いて、気が向かなきゃ書かない。そんなタイムレコーダーを押すような書き方ではろくなものはできない。原稿なんて締め切りがきてから書くものだとか、しょっちゅう言われてました。
でも僕はそうは思わなかった。世界中のみんながなんと言おうと、僕が感じていることのほうがきっと正しいと思っていた。だからどう思われようと、自分のペースを一切崩さなかった。
早寝早起きして、毎日十キロ走って、一日十枚書き続けた。ばかみたいに。結局それが正しかったんだと、いまでもそう思いますよ、ほんとうに。まわりの言うことなんて聞くもんじゃないです。
私は自分の能力に頼るよりも環境や仕組みを作ることに注力するべきだとアラサーになってやっと気づいたんですよね。
この真理は20代、いや10代のもっと早い段階で知っておけたらなと若干後悔してるくらい。
読者には20代の人もいると思います。「やる気に頼るよりも継続できるような環境や仕組みを作ること」の重要性。これを何としても伝えたいなと思ったので本記事を書きました。
何かしらヒントになったなら幸いです。