戦闘能力が低すぎて勝てない。
筆者は新卒就活を放棄し内定0で大学を卒業しました。
あれから長い月日が経った今だから告白できますが、「いや~こんな能力高くて体力あるサイボーグマッチョと競っても勝ち目ないやろな」と就活から逃げたんですね。
集団面接に参加した際に、はきはき、てきぱきといかにも仕事ができそうな人たちに圧倒されたんです。
新卒就活に失敗した経緯についてはこちらの記事「新卒で就活失敗、でも意外と何とかなった話」を読んで頂ければ。
私は内定0で大学卒業後、一応は携帯販売員、コピーライターとしてちょこっと働きましたが、まともなスキルをつけることなく海外放浪に出発しました。
途中からは惰性で旅を続けている感じでして、お腹が空けばタコスを食い、寝るといった気ままな日々を送っていました。特に気に入って長居したのはメキシコでした。なんせご飯が安くてうまい。
enjoyしてる様に見えますよね。
でも内心では漠然とした不安がありました。旅人だけどノースキル無職であることにはなんら変わりがなかったからです。
「俺、こんなブラブラして履歴書穴だらけだし帰国してから就職できるのかな」と不安がありました。
一方で「まあ無職でもなんとかなるっしょ」とも思ってました。不安と楽観が同居した不思議な感じだったんですよね。
蓋を開けてみると無職でもなんとかなりました。
今回、しょぼい私の例ですが、どのようにしてどの様な心がけで無職でもなんとなかったのかについて解説していきます。
筆者プロフィール
派遣の携帯販売員でキャリア開始しました。その後、求人広告ライター、Webディレクターを経て、Web集客支援で独立。講談社の現代ビジネスでもペンネーム若旦那で執筆してます。Twitter:@Do9odyoxMHd4OHI
「無職でもなんとなかなる」て考えられるのは一種の才能です(たぶん)
「無職でもなんとなかなるとか言ってる人ってちょっと痛いな」と考えてる人もいるかもしれません。
でも、むしろ私はこう思うんですよね。無職になれるのも一種の才能かもしれないと。
私自身、数年ほど無職でしたが最終的には自分の事業で食っていくことができるようになりました。周りの自営業や事業家を見ても「無職で別にいーんじゃね」て感じの人が結構多いんですよね。
「こう生きなければ!」みたいな固定観念があまりないのです。実際に無職だったりフリーターだったりした期間のある人が意外に多いです。
これは友人の友人の例ですが同志社大学を卒業してからはずっとフリーターやニート。デリヘルドライバーをして食いつないでいました。
しかし、彼はずっと起業のアイデアを考えていたそうです。ある時、某市が運営していた空き家の掲載サイトを発見。その空き家を安値で買い取って改装し高齢者向けに格安で貸し出すビジネスモデルを考案します。
それが大成功して今では彼はいっぱしの事業家になっています。
こういった例もあるので「無職でもなんとなかなる」という考え方自体は全然いいと思うんですよね。
ただし、無職でもなんとかなるためにも最低限この4つを押さえておくのは必須だと考えています。
無職でなんとかなる術①無駄な支出を圧縮する
無職でなんとかなる術②筋トレする
無職でなんとかなる術③ネットで稼ぐ経験を積んでおく
無職でなんとかなる術④図書館で本を読む
無職でなんとかなる術①無駄な支出を圧縮する
無駄な支出を極限まで圧縮しましょう。支出が過剰に多い生活スタイルはもはや「無職失格」ですw無職の資格は剥奪されます。働きましょう。
スキル習得、知識を得るなど後々にお金を生んでくれるであろう自己投資にはお金をかけてもいいと思いますが、それ以外の見栄をベースとした消費による支出は徹底的に削減していきます。
最初はつらいかもですが、一旦慣れるとさほど負担にはならないでしょう。
まずもって削るべきは家賃ですね。豪華な部屋は不要。ワンルームでOKでしょう。ワンルームであればエリアにもよりますが月2万円もいかない物件も結構あります。
あとは「見栄を張るための消費を辞めること」ですね。服はユニクロの980円Tシャツや1980円ジーンズで十分です。
たとえば私の場合ですがユニクロのジーンズを5年着続けています。靴も穴が空いても履き続けます。実に3年履いてますが、あと1年は履き続ける予定ですw
ちなみにZARAなど別のファーストファッションと比較するとユニクロの服は明らかに持ちが良いのでやはり圧倒的に無職におすすめのファッションアイテムと言えるでしょう。
振り返ると貧乏だった大学生のころは今とは反対に色んなブランドの服を買いまくっていました。なんというか服をたくさん買わずにはいられない、まさに消費中毒だったように思います。
でもですね。別に他の人はそこまで自分のファッションは気にしていないです。ファッションがイケてるとしても「あっあの人おしゃれだな」と思われるだけ。ぶっちゃけそれだけです。ワンチャンあるとかそういうことにはならないですよね。
そして服以上に自分の身体そのものをファッションアイテムにすることの方が100倍重要だと知ったのです。次の筋トレで詳しく見ていきましょう。
無職でなんとかなる術②筋トレする
はっきり言って服よりも筋肉の方がファッションアイテムになります。特に男の場合はそうだと思います。詳しくはこちらの記事「筋トレでモテるのはガチ、リアルな体験談※写真あり」
もちろんガチムチになる必要はないです。程よく絞れ、程よく筋肉がついたボディを目指すのです。
この場合、筋トレは公園とかでもOKです。もしくは自宅で自重トレでも良いでしょう。自重トレならハンギングレッグレイズがおすすめですね。そこそこ貯金がある人なら市町村が運営してる公営ジムとかでもいいかもですね。公営ジムなら数千円で利用可能です。
あと何より筋トレが良いのは「物欲が消滅すること」ですね。これは本当に不思議でした。私は大学生のころはとにかく色んなバッグや服を買いまくる物欲大魔王だったんですよね。でも今ではほぼ物欲がなくなりました。
もちろんAirPodsProなど仕事に必要だと判断できるガジェットなどがあれば買います。あとは長持ちしそうな、10年は持ちそうな革ジャンなどのアイテムは買います。でも、それ以外のものを突発的に欲しいと思うことはないですね。
筋トレで自制心がついたのもあると睨んでます。物欲は衝動的なものでもあり1週間もすれば「なんでこんな服を買ったんだろう?」と後悔しやすいですよね。
筋トレで自制心がついて「いや、こんなの買う必要ないっしょ」と衝動を抑えるようになり節約体質になっていったように思います。
筋トレ → 節約体質 → 無職でなんとかなる
無職でなんとかなる術③ネットで稼ぐ経験を積んでおく
無職の時にやっておいて良かったのがネットで稼ぐための試行錯誤をすることですね。
私自身、無職の時からネットで稼ぐにはどうすればいいのか試行錯誤してきました。最初はECサイトを立ち上げて防弾チョッキをイスラエルから輸入して日本で販売するとどうだろうとか考えてました。もちろん日本に防弾チョッキの需要なんてまずありませんので失敗W
それでとりあえずクラウドソーシングサイトでWebライティング案件を獲得することにしました。最初は1日2000円ほどしか稼げなかったのですが、それでも「まずやってみることの大切さ」を知りました。最初の小さな小さな一歩こそが後に大きな実になることが往々にしてあります。
私の場合はそのWebライティングを通じて偶然、某スーパーアフィリエイターの案件を請ける機会もありました。彼の仕事の仕方やノウハウを目の当たりにし、「じゃあ自分でもやってみよう」と自分でメディアを立ち上げることにもつながりました。そのWebメディア運営を通じてWebマーケティングを学ぶこともできました。
無職の時にネットで稼ごうと試行錯誤することによって後につながるスキルや知識を得ることができたのです。
無職の間は充電期間と考えてなんでも良いので興味のある色んなスキルや知識を勉強してみるのはありだと強く思いますね。無職だからこそ「あかん、暇すぎる。何かやろう」となって色々と試行錯誤できるとも言えるでしょう。
無職でなんとかなる術④図書館で本を読む
古典と言える名著を読むことで時代を超えて普遍的な人間の本質を知ることができるなどなど、いろいろ本を読む効用はありますよね。
それはそうだと思うのですがただ個人的にはやはり図書館で本を読むことで「一切お金をかけずに有意義な暇つぶしができる」のが良いと思います。
暇な時ってどうしても消費に関心が向かってしまいがちです。一方で図書館で本を読んでるといつの間にか時間が経っていてお金を使うことなく有意義な時間を過ごすことができています。
もちろん本を読むと同時にその内容についてあれこれ考えるのも重要かなと。こんな名言もあります。
多くの者は考えることをしたくないので、逃れるために本を読む
タルムード
もしあなたがYouTubeやブログなどコンテンツを発信したい場合だとその本を読むことで得た情報と自分の体験を掛け合わせてコンテンツ化するのがおすすめです。
そうやって本を読んで暇つぶしをしつつもネット上にデジタル資産を蓄積していくこともできます。
まとめ
無職でもなんとかなります。
そして「無職でもなんとかなる」という楽観的な考え方はこの先行きの見えない時代において極めて価値のある考え方かなと。
そうした楽観的な考え方に行動力が加わると最強だと思いますね。皆さんの健闘を祈っています。わたしも引き続きがんばります。