断然有利
もはやプログラミングを学ばない理由がないと言っても良いくらいです。
プログラミングスキルはある種、社会という荒野を生きるための武器みたいなもんです。
この労働市場においてノースキルな状態って猛獣がうようよいるサバンナ(社会)に丸腰で向かってる農民の様なものです。
猛獣に食われないためにも身を守る鎧と矛が必要ですが、その鎧と矛となるのがプログラミングスキルだと私は考えています。
エンジニアになるのであればプログラミングは必須スキルです。エンジニアにならない人でもプログラミングスキルがあると就職に有利です。
プログラミングと別の職種を組み合わせる「プログラミング×○○〇」も強いですね。
プログラミング×マーケティング
プログラミング×営業
プログラミング×コンサルティング
etc…
プログラミングで営業メールを自動化したり、これまで繰り返しやっていた無駄な作業をプログラムを組んで効率化しまくったり活躍の幅が広がります。
エンジニアにならないにしても普通に考えてプログラミングを習得しない理由がないです。
本記事ではプログラミングがなぜ就職において有利に作用するのか解説しますね。
『ノースキルの逆襲』編集部(須賀)より
『ノースキルの逆襲』編集部の須賀です。新卒で保険営業マンとして就職しました。プログラミングスクールを受講後、首都圏のWebベンチャーにエンジニア転職。現在はフリーランスエンジニアとして働きつつヘッドハンターとしてエンジニアの採用にも携わっています。
当メディア編集部では足かけ1年にわたり20社以上のスクールと卒業生を取材してきました。厳選したおすすめのプログラミングスクールはこちら「本当に力のつくおすすめプログラミングスクールまとめ」
プログラミングを学ぶと就職が有利になる理由
プログラミングを学ぶと就職に有利な理由は以下3つです。
1.ITがありとあらゆる事業のコアになってきているから
2.プログラミング×○○〇は掛け算、有用性が極めて高いから
3.エンジニアになる選択肢も取れるから
1.ITがありとあらゆる事業のコアになってきているから
どんな業界でもそうなのですがIT活用を軸に事業やプロダクト開発を進めていく流れが加速しています。
そんな中でIT活用を抜きに企業が競合に打ち勝つ成長し続けるのは困難な時代がやって来ています。
たとえばIT活用の推進に積極的な企業の例はUNIQLO、コマツなど。
業界は違えどそれぞれITを事業のコアに据えていますしIT人材の獲得にも積極的です。
ユニクロは自らを「情報製造小売業」と定義付けています。
店舗とECサイトで収集した顧客データを分析してリアルタイムに需要予測。
サプライチェーン(供給網)を効率化し商品開発にかかる時間を1年から2週間に短縮すべく動いてます。これも全部ITが絡んでいます。
コマツにしてもただ建設機械を製造して販売するだけじゃなく機械の自動化や使用頻度の確認、工事の遅れもすべてデータで収集し可視化しています。これももちろんITが絡んでいます。
プログラミングをできるとITによってどんなことができるのか、どこまでできるのか理解したうえで新規事業を立ち上げたり事業改革できます。
そうした人材を企業は喉から手が出るほど欲しがっています。
2.プログラミング×○○〇は掛け算、有用性が極めて高いから
「プログラミング×○○〇」
つまりプログラミング×マーケティング、プログラミング×営業とプログラミングを別の職種に掛け合わせると相乗効果が出いやすいです。
足すのではなく”掛ける”です。
たとえば、営業マンが営業メールの送信作業を効率化したいと考えていたとします。
その営業マンがプログラミングを知っていると以下の施策を打てます。
ECサイトへあまりログインしていないユーザーをターゲットに営業メールを送信する作業を自動化することを思いついた。
↓
ログイン頻度が低いユーザーを自動検出し営業メールを送るプログラムをPythonで開発。
↓
営業メールの送信作業を自動化し他の業務に時間を充てられるようになった。
これはあくまでも一例ですがこんな風にプログラミングを使って業務をどんどん自動化できます。
他の例を出しましょう。たとえばあなたがマーケターだとすると顧客データの集計や分析は必須です。
ただし、データを1つ1つ手動で集計して分析するのは恐ろしく時間がかかってしまいます。一方でプログラミングを使えばデータの集計・分析を数秒で完了することが可能です。
プログラミング×○○〇で仕事の幅をグッと広げることができます。
それはひいては企業の利益に資することになりますので就職においてもプログラミングスキルは評価されるポイントになります。
3.エンジニアになる選択肢も取れるから
プログラミングの基礎を学ぶだけでも十分有用ですが、エンジニアになるために本格的にプログラミングを学べばエンジニアになる選択肢も取れます。
現在、エンジニアの人材不足は深刻です。
人材会社dodaの調査ではIT・通信部門(つまりエンジニア)の求人倍率は5.22倍と判明しています。
求人倍率は5.22が意味するのは「求職者1人につき5社以上の求人がある」状態です。
数年経験を積んでいるエンジニアは文字通り「引っ張りだこ状態」です。
プログラミングを学んで就職に活かす具体的方法
プログラミングを学んだからと言って必ずしもエンジニアになる必要はないです。
プログラミングのできるマーケター、プログラミングのできるコンサルみたいな感じでプログラミングを付加価値として就職を有利に運ぶことも可能です。
プログラミングを就職に活かす具体的な方法は2通りあります。
・エンジニア就職にプログラミングを活かす
・エンジニア以外の職種への就職にプログラミングを活かす
それぞれ詳しく見ていきます。
エンジニア就職にプログラミングを活かす
エンジニア就職の場合だとプログラミング言語習得を含め現場で求められるスキル・知識をがっつり習得しておく必要があります。
おすすめのプログラミング言語はRuby、PHP、Javaの3つです。ざっくりとした言語の傾向としては以下のような感じです。
首都圏のWeb企業が使用:Ruby
地方でも使ってる企業が多い:PHP
求人が断トツで多い:Java
エンジニア転職ではプログラミングスキルを証明する意味でオリジナルWebアプリを開発しポートフォリオに持っておくことの重要性が増しています。
オリジナルWebアプリとはたとえば下の「靴のシェアリングサービス」のようなアプリのことです。PHPによって開発されています。
この「靴のシェアリングサービス」にはログイン機能、会員登録機能、検索機能、レビュー機能が盛り込まれています。
プログラミングスキルを使って実際にプロダクトを開発できる何よりの証明となります。
エンジニア就職ではこのオリジナルWebアプリをポートフォリオとして持っておくことが必須です。
あと同僚エンジニアと協働してチームで開発するためのスキルもエンジニアには必要です。開発現場では基本的には同僚とチームで開発を進めるからです。
チーム開発のためのGitの使い方や他の人が書いたコードを読むコードリーディングスキルを習得する必要性があります。
ただしこれらを独学で習得するのは極めて困難です。
独学で就職に役立つプログラミングスキルを習得するのは相当きつい
私自身、独学でのプログラミング習得に挑戦しましたが2か月で白旗を揚げてスクールを受講した経験があります。その経験から言えるのが「独学きつすぎ」です。
オリジナルWebアプリ開発にしても「何をどの様に勉強すればアプリを開発できるようになるのか」分かりません。
そしてチーム開発のやり方にしても独学だと他の人がいないので学びようがありません。
普通に考えて、エンジニア就職向けのプログラミングスクールを利用されることを強くおすすめします。
スクールだとDMM WEBCAMPがおすすめです。3か月でチーム開発からオリジナルWebアプリ開発まで経験しエンジニア転職できます。
エンジニア転職向けのスクールについて詳しくは以下の記事を参照ください。
エンジニア以外の職種への就職にプログラミング活かす
エンジニア以外の職種への就職であれば以下2つの方向性があるでしょう。
・Pythonを学んで業務効率化できるようになる
・PHPを学んで副業で稼ぎつつプログラミング理解を深める
Pythonを学んで業務効率化できるようになる
プログラミングを学んでエンジニア以外の職種への就職に役立てたいのであればPythonがおすすめです。
Pythonは仕事の業務効率化や自動化にも活かせます。
データをスプレッドシートにコピペする手作業を自動化。在庫情報を確認するBotを作り、在庫がなければ足りないものを自動通知させるetc
あとPythonを使ってAI機能を搭載したAIアプリを開発しているとコンサルやマーケターへの転職でも有利になりますよ。
AIアプリを開発したい場合はAIエンジニアがマンツーマンで教えてくれるAidemy(アイデミー)がおすすめです。
PHPを学んで副業で稼ぎつつプログラミング理解を深める
副業も視野にプログラミングを学びたい人であればPHPとJavaScriptの学習がおすすめです。
Webサイト制作やカスタマイズ、機能追加案件をクラウドソーシングサイトで獲得して月5~15万円ほどの副収入を見込めます。
PHPとJavaScriptを学習するのであればCodeCampのWebマスターコースがおすすめです。料金最安で現役エンジニア講師のマンツーマンレッスンを受講可能です。
プログラミングで副業で稼ぐためのロードマップは以下記事を参考にしてください。
年齢別プログラミングを学んで就職する方法
プログラミングを学んで就職する方法は年齢によって若干違いが出てくるので解説しておきますね。
・大学生
・第2新卒~20代後半
・30代
大学生
大学生は最も採用してもらいやすい年代です。
プログラミングスキルが即戦力ではなくても伸びしろやポテンシャルを見て採用してもらえるケースがあるからです。
ただし、オリジナルWebアプリを助けを借りて開発できるくらいのプログラミングスクールは習得しておきましょう。学習時間は300~500時間ほどを見ておけば良いでしょう。
学習時間 | できること |
---|---|
100~200時間 | シンプルなWebアプリの開発やTwitterやメルカリなどのクローンアプリの開発 |
300~500時間 | オリジナルWebアプリを助けを借りて開発できる |
600~800時間 | オリジナルWebアプリを自力である程度開発できる |
1000時間 | 高度な機能を搭載したオリジナルWebアプリを自力で開発できる |
大学生向けのリーズナブルなプログラミングスクールだとTechAcademyが良いでしょう。料金も安く12万900円から受講可能です。
第2新卒~20代後半
第2新卒~20代後半はエンジニア転職する人が最も多い年代です。
20代前半は全く問題なくエンジニア転職できますが27歳付近から少しずつエンジニア転職の難易度は上がってきます。
学習時間 | できること |
---|---|
100~200時間 | シンプルなWebアプリの開発やTwitterやメルカリなどのクローンアプリの開発 |
300~500時間 | オリジナルWebアプリを助けを借りて開発できる |
600~800時間 | オリジナルWebアプリを自力である程度開発できる |
1000時間 | 高度な機能を搭載したオリジナルWebアプリを自力で開発できる |
20代後半であれば400~800時間の学習時間は必須ですね。
オリジナルWebアプリを助けを借りて開発できる、ベストなのは自力である程度オリジナルWebアプリを開発できるレベルのスキルを身に着けておくことをおすすめします。
オリジナルWebアプリをポートフォリオに持っておくのは大前提ですね。
さらにエンジニアとして必須の能力である”自走力”を示すエピソードも語れると強いです。
採用企業は未経験にも「問題に直面した際に自分で調べ、自分で考え、自分で問題解決できる」自走力を求めています。
ただこの自走力を示すエピソードを自分で考えて企業に売り込むのはかなり難しいです。自分のことは自分が一番分からないですからね。
オリジナルWebアプリを開発できてさらに自己PR対策や模擬面接、履歴書添削までしてくれる就職支援が充実しているスクールを利用しましょう。
おすすめはDMM WEBCAMPですね。
オリジナルWebアプリ開発の指導はもちらんのこと、とにかくキャリアアドバイザーが優秀で企業紹介から面接対策まで一貫して手厚くやってくれます。
30代
学習時間 | できること |
---|---|
100~200時間 | シンプルなWebアプリの開発やTwitterやメルカリなどのクローンアプリの開発 |
300~500時間 | オリジナルWebアプリを助けを借りて開発できる |
600~800時間 | オリジナルWebアプリを自力である程度開発できる |
1000時間 | 高度な機能を搭載したオリジナルWebアプリを自力で開発できる |
30代はエンジニア転職の難易度が高まってきます。特に32歳を境にエンジニア転職はグッと難しくなります。
企業は30代には即戦力で活躍してくれるスキルを求めます。即戦力で活躍できるレベルまで到達しようと思うと1000時間の学習時間は必須ですね。
高度な機能を搭載したオリジナルWebアプリを開発してポートフォリオとして用意しておきましょう。
正直、独学だと相当にそのレベルに行くのは難しいのでスクールを利用しましょう。おすすめはポテパンキャンですね。
合計10個のWebアプリ開発課題が課されて実務レベルのスキルを育成できます。
また講師陣がグノシーやHulu出身とハイレベルな講師が揃っており彼らの指導の下でスキルを磨けるのも良いですね。
まとめ
繰り返しますがプログラミング習得すると就職に有利です。これはエンジニアになるにせよ、ならないにせよです。
プログラミングが就職に有利に作用する理由は以下3つです。
1.ITがありとあらゆる事業のコアになってきているから
2.プログラミング×○○〇は掛け算、有用性が極めて高いから
3.エンジニアになる選択肢も取れるから
プログラミングは間違いなく学んで損はないです。今の仕事に活かせますし、場合によってはエンジニア転職するのも良いでしょう。
現在はプログラミングスクールもたくさんあります。おすすめスクールを再掲しておきますね。皆さんのご活躍を祈ってます。
20代のエンジニア転職なら
→DMM WEBCAMP
30代のエンジニア転職なら
→ポテパンキャン
大学生がプログラミング学ぶなら
→TechAcademy
Pythonを学ぶなら
→Aidemy(アイデミー
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