アプリケーションエンジニアとはー年収、仕事内容、必要なスキル

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アプリケーションエンジニア1本だときつくなる

アプリケーションエンジニアは今後きつくなると噂されています。スクールも増えていますし確実に供給は増えています。

とはいえできるアプリケーションエンジニアは引く手あまたな状態であり年収1000万円のオファーも珍しくはありません。

ただし、アプリケーションエンジニアはアプリケーション開発に加えて上流工程に食い込んでクライアントと折衝ができたりインフラやサーバーサイドに精通しているなどプラスアルファが求められるようになってきています。

今回、アプリケーションエンジニアの年収、将来性、キャリアパスについてIT業界で求人に長年携わってきた筆者が解説します。

アプリケーションエンジニアを目指せるプログラミングスクール

①30歳未満の人 → DMM WEBCAMP

②30歳以上の人 → テックキャンプ エンジニア転職

③お金がない人  → GEEK JOB(ギークジョブ)

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アプリケーションエンジニアとは

アプリケーションエンジニアとはアプリケーションを開発するエンジニアです。

アプリケーションのシステム設計、プログラム開発、動作テストなどアプリ開発関連全般の工程を担当します。

システムエンジニアなど他のエンジニアと協同で目的に応じたWebアプリを開発するのが一般的です。

開発するアプリケーションは業務系のアプリケーション(システム)の様な大規模なものからWebアプリケーション(Webサービス)、スマートフォンアプリケーションなど小規模なものまで様々です。

どの種類のアプリケーションを開発するかによってエンジニアに求められるスキル・知識も異なってきます。

そもそも「アプリケーション」とは?

アプリケーションという言葉は馴染みのない人にとっては良く分かりにくい言葉だと思います。

アプリケーションとはスマホやパソコンなど様々なデバイス上で動き、特定の目的を果たすソフトウェアのことです。

企業の社内向けのマネジメントシステムや電子マネー決済システム、スマートフォンのダイエット管理アプリ、服のECサイトなどもアプリケーションなど規模や業種は違えどすべてアプリケーションです。

アプリケーションは以下3種類に大別されます。

①業務効率化のための「業務系アプリケーション」

②Webブラウザ・アプリで使える「Web アプリケーション」

③スマートフォン向けの「スマートフォンアプリ」

①業務効率化のための「業務系アプリケーション」

業務系アプリケーション(システム)とは企業の業務効率化、自動化する目的で開発されたアプリケーションです。

業務系アプリケーションとして分かりやすいのは社内の給与システムや勤怠管理システム、経理システムなどです。他にも規模の大きいものだと銀行ATMや券売機などを機能させるITシステムも業務系アプリケーションです。

業務系アプリケーションの開発言語としてはJava(ジャバ)、C(シー)、C#(シーシャープ)、COBOL(コボル)を使用します。

②Webブラウザで使える「Web アプリケーション」

WebアプリケーションとはWebブラウザで利用するアプリケーションです。Webアプリケーションの例としてはZOZOTOWNやクックパッド、Twitterなどが挙げられます。

開発言語としてはPHP(ピーエイチピー)、Ruby(ルビー)、Python(パイソン)、JavaScript(ジャバスクリプト)、HTML(エイチティーエムエル)、CSS(シーエスエス)などを使用します。

③スマートフォン向けの「スマートフォンアプリ」

スマートフォンアプリの開発はスマホの普及に合わせて需要が増大して来ました。今後もスマートフォンアプリへの需要は継続するでしょう。

iOS、Android、Windows Mobileなどの書くOSに合ったアプリケーションを開発します。LINEの様なメッセージアプリからビジネス用アプリ、ゲームアプリまで多種多様です。

スマートフォンアプリ用の開発言語としてはJava、Kotlin(コトリン)、Swift(スイフト)、Objective-C(オブジェクティブ シー)が挙げられます

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アプリケーションエンジニアの仕事内容

アプリケーションエンジニアの仕事はアプリケーションの開発と保守・運用の2つに大別できます。

アプリケーションの開発

アプリケーションエンジニアはアプリケーション(システム)の設計から動作テスト・本番公開までの開発業務を担当します。

クライアントにヒアリングしてアプリケーションの機能や性能などの要件を決定したうえで一から設計する場合もあれば、機能追加・改修など決められた要件をもとに開発を担当する場合もあります。

Webアプリケーションの開発ではアジャイル開発を採用することが多いです。アジャイル開発とは厳密な設計をせずまずプロダクトを完成させてユーザーテストを実施。フィードバックをもとに繰り返し修正を加えて完成度を高めていく開発方式の事です。

アプリケーションの保守・運用

アプリケーションエンジニアとして開発業務以外に保守・運用を担当することもあります。

システムのベースとなるデータベースやサーバーなどの環境構築、システムのログ監視を担当します。このインフラ設計部分はインフラエンジニアに開発を依頼します。

アプリケーションを稼働させるとエラーや障害などトラブルが発生することもあります。こういったエラー・障害を解決するため修正や復元するのもアプリケーションエンジニアの仕事です。

アプリケーションエンジニアになりたての人はこの保守・運用業務から始めることが多いです。

システムエンジニア(SE)との違い

システムエンジニアは「顧客へヒアリングをして要望に沿ったシステムの設計」が仕事です。

業務範囲はシステムの企画・設計でありプログラムを書く開発までは担当しないのが一般的です。プログラムを書くのはプログラマーに任せます。

アプリケーションエンジニアは企画・設計から関わることもありますし自らプログラムを書いてアプリケーション(システム)を開発する業務も担当します。

たとえばWebアプリケーションのTwitterを作る場合、アプリケーションエンジニアは機能や仕様などの設計から自分でプログラムを書き動作テスト・本番公開までの開発業務を担当します。

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アプリケーションエンジニアに必要なスキル

アプリケーションエンジニアに必要な3つのスキルについて解説します。

①プログラミングスキル

アプリケーションエンジニアはプログラミングスキルが必須です。プログラミング言語は開発するアプリケーションの種類によって異なります。

大規模なシステム開発であればJava、C、C#、Webサービス開発であればRuby、PHP、JavaScript、スマホアプリの開発であればSwift、Java、Kotlinが採用されることが多いです。

業務系アプリケーションJava、C、C#
WebアプリケーションバックエンドはJava、C、Ruby、PHP
フロントエンドはHTML、CSS、JavaScript
スマホアプリケーションiPhone用アプリはSwift
Android用アプリはJava、Kotlinなど

②サーバーやデータベース(DB)を扱うスキル・知識

アプリケーションエンジニアはプログラムを書くのと同時にプログラムに必要なデータの処理環境の設計もします。

たとえばECサイトには商品の在庫の数や売り切れなどユーザーの購買数や商品の在庫の状況に合わせたページが表示されます。

ユーザーの購買履歴、商品の在庫数などどのようなデータを格納し、どの様なデータをいつ引き出すのかデータベースと連動したデータ処理環境の設計もアプリケーションエンジニアが担当します。実際のデータ処理環境の構築はインフラエンジニアが担当します。

③コミュニケーション能力

アプリケーションエンジニアにはコミュニケーション力も求められます。技術に対する知識がない事業部に説明しながら開発を進めるので意外とコミュニケーション力が求められます。

またシステムの設計、要件定義など上流工程を担当する場合は顧客へ直接ヒアリングすることも多いです。ヒアリングを通してクライアントの抱えている顕在的、または潜在的な課題を発見し、解決するためのソリューションを提案していく高度なコミュニケーション力が求められます。

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アプリケーションエンジニアに必要な資格とは?

アプリケーションエンジニアになるのに特別な資格は必要ありません。

アプリケーションエンジニアへの就職活動では資格よりもどのようなアプリケーションを作れるのか実績、ポートフォリオの方が役立ちます。しかしながら資格があると就職活動に有利に働きますのであるにこしたことはありません。

アプリケーケーションエンジニアにおすすめの資格は以下の2つです。

・システムアーキテクト試験
・Android技術者認定試験

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アプリケーションエンジニアの平均年収

dodaによるとアプリケーションエンジニアの平均年収は450万円です。

クライアントとの折衝、システムの設計ができる上流工程の経験が豊富なアプリケーションエンジニアは年収はさらに高額になります。

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アプリケーションエンジニアのキャリアパス

アプリケーションエンジニアとして経験を積むと新たなキャリアパスも拓けてきます。大きく分けて以下の2つがアフターアプリケーションエンジニアの職業です。

プロジェクトマネージャー

プロジェクトマネージャーはシステム(アプリケーション)開発の責任者としてプロジェクト全体を管理します。

クライアントと一緒に企画を練って開発目的や予算納期、スケジュールを策定し、完成までプロジェクトチームの進行管理やマネジメントを行います。

ITコンサルタント

アプリケーションエンジニアでクライアントとの折衝、企画、要件定義など上流工程の経験のある人はITコンサルタントへの転身も可能です。

ITコンサルタントはクライアントの経営課題を解決するためのソリューションとしてITシステムの導入や業務の効率化につながるITシステムの企画、システム運用の評価などを行います。

ITコンサルタントの業務にはアプリケーションエンジニアの上流工程と被るところも多く経験が活かしやすいです。年収1000万円以上稼いでいる人も多いです。

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未経験からアプリケーションエンジニアを目指せるおすすめプログラミングスクール3選

以下未経験からアプリケーションエンジニアを目指せるプログラミングスクールです。

①30歳未満の人 → DMM WEBCAMP

②30歳以上の人 → テックキャンプ エンジニア転職

③お金がない人  → GEEK JOB(ギークジョブ)

DMM WEBCAMP(ディーエムエムウェブキャンプ)

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料金3か月プログラム 62万8000円
受講形態東京渋谷校、新宿校OR大阪難波校に通学
学習言語Ruby
講師教室の常駐講師
マンツーマンレッスン× ※教室もしくはチャットで講師に質問し放題
進捗管理サポート〇 
チャットサポート
成果物制作
就職先企業の種類SES30%、受託50%、自社20%
対象年齢20代

HTML、CSS、JavaScript、jQuey、Ruby、Rails、環境構築、データベース設計について一通り習得しWebアプリケーション開発の基礎を習得できます。またチーム開発があるのもメリットです。アプリケーションエンジニアになる上では最適なスクールと言えるでしょう。

特徴①離職率が1%

DMM WEBCAMP卒業生の離職率はなんと1%だけです。IT業界の平均的な離職率は20%です。 DMM WEBCAMP卒業生が職場に満足して働けていることの何よりの証です。

特徴②転職保証あり

転職成功率は98%と高いですが万一転職できない場合には全額返金してもらえます。転職保証を使えるのは30歳以下の人のみです。

特徴③経験豊富なキャリアアドバイザー

DMM WEBCAMPのキャリアアドバイザーはめっぽう評判が良いです。どのようなWebエンジニアになりたいのかキャリアプランを一緒に練ってくれます。そしてそのキャリアを築くのに最適な企業も紹介してくれます。

DMM WEBCAMPでは無料カウンセリングを実施しています。プロのキャリアアドバイザーに相談してみると良いでしょう。

公式サイト
https://web-camp.io

DMM WebCampレビュー記事はこちら

テックキャンプ エンジニア転職

画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: Dark-Coral-and-Pink-Flower-Moms-Influencer-Facebook-Post-Set-88.png
期間・コース➀70日の短期集中スタイル
料金:59万8000円(税抜)
➁180日間の夜間・休日スタイル
料金:79万8000円(税抜)
受講形態東京、名古屋、大阪、福岡の教室に通学もしくはオンライン
学習言語Ruby
講師教室の常駐講師
マンツーマンレッスン×※教室常駐の講師に質問
進捗管理サポート
チャットサポート
成果物制作
就職先企業の種類自社開発48%、受託開発48% SES4%
対象年齢特になし※30歳以上の受講生も多い

HTML、CSS、JavaScript、jQuey、Ruby、Rails、環境構築、データベース設計など、Webアプリケーション開発に必要なスキルセットを一通り習得できます。ただしチーム開発はありません。年齢制限がないので30歳以上の受講生も多いです。

特徴①学習、就職サポートが万全

学習と就職サポートを以下の3タイプのスタッフががっつり支援してくれます。

・メンター:教室に常駐しており分からないことがあればすぐに質問できる
・ライフコーチ:学習に挫折しないよう進捗管理をしてくれる
・キャリアアドバイザー:転職相談、履歴書添削、模擬面接など就職サポートしてくれる

特徴②転職保証あり

テックキャンプエンジニア就職の受講生の転職成功率は99%と非常に高いです。もし万一転職できない場合は全額返金してもらえます。 この転職保証は30歳以上の人でも受けられます。

特徴③自社開発企業への就職実績多め

注目したいのは就職先が自社開発48%、受託開発48% SES4%な点です。自社開発企業はWebサービスを自社で運営しておりWebエンジニアとしての開発スキルを磨きやすい環境ですのでおすすめできます。

テックキャンプは無料カウンセリングも開催しています。Webエンジニアのキャリア設計についてキャリアアドバイザーに聞いてみましょう。公式サイトから予約できます。

公式サイト
https://tech-camp.in/expert

テックキャンプ エンジニア転職のレビュー記事はこちら


GEEK JOB(ギークジョブ)

画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: Dark-Coral-and-Pink-Flower-Moms-Influencer-Facebook-Post-Set.png
期間・コース無料 1~3か月
受講形態東京
学習言語Java
講師教室常駐の講師
マンツーマンレッスン×※教室常駐の講師に質問
進捗管理サポート
チャットサポート
成果物制作
就職先企業の種類ほぼSES
対象年齢30歳以下

無料スクール最大手です。Webアプリケーション(ECサイト)の開発経験が積めます。何と言っても無料なのが最大のメリットです。

受講料を払える金銭的余裕はないけれどどうしてもITエンジニア就職したい」そんな人はGEEK JOBに行くと良いです。正社員エンジニアとして就職できます。

ただしGEEK JOB卒業後の就職先はほとんどSESです。SESは職場(派遣先)が頻繁に変わり開発経験も積みにくいとエンジニアの間であまり人気がないことは忠告しておきたいです。

GEEK JOB公式サイト
https://camp.geekjob.jp/

GEEK JOBレビュー記事はこちら

ただSESにも「複数の現場を経験できる」「残業が少ない」などいくつかメリットもあります。

SESと自社開発、受託企業の違いについては以下の記事を参照ください。

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アプリケーションエンジニアになるために転職

リクルートエージェント

画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: 転職エージェントなら転職支援実績No_1のリクルートエージェント-1024x453.png

リクルートエージェントは業界最大手エージェントです。既にSEとしてのエンジニア経験があってアプリケーションエンジニアに転職したい人はリクルートエージェントを使うと良いです。

担当エージェントがてきぱき仕事を紹介してくれます。また技術知識が豊富な担当エージェントが多く信頼できます。

公式サイトで仕事を見てみる
https://www.r-agent.com/

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フリーランスのアプリケーションエンジニアになるのにおすすめのエージェント

レバテックフリーランス

画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: フリーエンジニアのIT求人・案件サイト【レバテックフリーランス】≪公式≫-1024x486.png

レバテックフリーランスはフリーランスエージェント最大手です。

担当エージェントが業界知識豊富でマージン率や案件のネガティブなポイントも教えてくれて透明性が高いと評判です。

プロダクトマネージャー(PDM)案件もあり月単価100万円を超える案件もあります。

現在正社員でWebエンジニアをしており収入を上げたい人や自分の市場価値を知りたい人はぜひ登録してみましょう。


公式サイトから案件を確認
https://freelance.levtech.jp/

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