プログラマーになるには学歴は必須ではない
これは断言できます。
実際、高卒で大学に行かずにいきなりプログラマーになる人も増えています。
しかしなぜプログラマーになるのに学歴が必須ではないのか。
これはプログラマーの仕事内容を考えると至極当然なんですよね。
仕様書に沿ってプログラミングでシステム開発をするのが主な業務で”内向け”の仕事だからです。プログラマーが顧客へ営業をするわけではないです。
これがコンサルタントなど顧客への営業もある”外向け”の仕事だと話は変わってきます。
コンサルティングファーム自体が「ブランド」なので、そのブランドに相応しい学歴・職務経歴など肩書が立派な人材を揃えておくのもフォームの戦略になります。採用に際し学歴が求められるるケースも多いです。
プログラマーの場合は肩書が重視される仕事ではないので学歴が求められないのです。
ただしプログラマーでも新卒採用において学歴が求められるケースは実はあります。場合によって学歴はプログラマー就職に関係大ありなのです。
本記事ではプログラマーと学歴の関係について解説していきます。
・新卒採用だと学歴の影響はある
・中途採用の場合はスキルと実績勝負、スキルがあれば学歴関係なし
・学歴のない人がプログラマーになる方法
当メディア『ノースキルの逆襲』編集部(須賀)より
当メディア『ノースキルの逆襲』編集部の須賀です。当メディアではこれまで20社以上のプログラミングスクールと受講生を取材してきました。
各スクールの教材や講師についても授業を受講し、チェックした上でおすすめスクールをこちらの記事「本当に力のつくおすすめプログラミングスクールまとめ」で掲載しています。参考にしてくださいね。
新卒採用だと学歴の影響はある、特に有名企業はその傾向あり
新卒採用において学歴は少なからず影響します。
なぜかというと新卒採用では企業はポテンシャルを見て採用する傾向が強いからです。
新卒採用の時点でバリバリ技術力のある学生は少なく、学歴が判断材料として大きな役割を持ちます。
入社後に伸びるかどうかポテンシャルを判断するのに学歴が使われるわけです。実際、高学歴な人の方がプログラミングの習得が早い傾向はありますからね。
高学歴、特に東大・京大出身の人は文系・理系問わずプログラミングの習得が早い印象です。
私の友人で京大出身(文系)の男がいますが、彼は新卒就活で挑んだP&Gの最終選考で落とされました。
それで就活を一旦放棄して、独学でプログラミング学習を開始しWebアプリを開発できるレベルまでプログラミングを習得。大学在学中にニコニコ動画のドワンゴからエンジニアとして内定もらってました。
東大や京大だとセンター試験も突破しなければなりません。数学や現代文含む論理的思考能力を強く求められる科目でも結果を出していて、とにかく地頭が良い。
プログラミングはどのように論理を組みたてるかの技術でもあります。受験勉強で結果を出している論理的思考能力のベースがある高学歴はプログラミングの習得が早いです。
ゆえに新卒採用では企業がポテンシャルが高いであろう高学歴を優先して採用する傾向は確かにあります。特に有名企業はその傾向が顕著ですね。
ただし有名企業以外だとさほど学歴を重視しない企業も沢山あります。
学歴がない人はそれらの企業への就職を狙っていけば十分に可能性はあります。
第2新卒や中途採用の場合はスキルと実績勝負、スキルがあれば学歴関係なし
第2新卒や中途採用ではスキルと実績勝負になります。
学歴はほぼ関係ありません。ポテンシャルよりも即戦力が求められる傾向が強くなるからです。
前述した様にプログラマーはプログラミングスキルを中心に持てる技術・知識を総動員してシステムを開発していくのが仕事です。
以下はシステム開発のフローです。
要求分析・要件定義 ←システムエンジニアが担当
顧客へヒアリングしてシステムの内容を決定
基本設計 ←システムエンジニアが担当
システムの機能など概要を決定
詳細設計 ←システムエンジニアが担当
機能をどの様な技術、仕組みで実現するか設計
プログラミング ←プログラマーが担当
システム開発
テスト
納入前にシステムの動作テスト
プログラマーは顧客へ営業をするわけでもなく仕様書に沿って的確にシステム開発を進めるのが仕事です。
その仕事を遂行するのに学歴は関係ないですからね。
「東京大学卒です」より「○○実装できます」とすぐ実務に入れるスキルを持っていることの重要性が高いです。
【朗報】学歴のない人がプログラマーになる方法
学歴のない人がプログラマーになるには
「一定レベルのプログラミングスキルを習得し、そのスキルを証明する実績となる成果物を持っておくこと」が重要です。
新卒採用だろうが中途採用だろうが、すぐ実務に入っていけるプログラミングスキルとそのスキルを証明する成果物を持っているとプログラマーとして採用される確率は上がります。
現在、圧倒的なプログラマー不足です。
企業はポテンシャルを見るよりも今すぐ活躍してくれる人材の採用を優先する傾向が強まっています。すぐ実務に入れるスキルがあれば学歴関係なく採用されるわけです。
それでは以降でプログラミングスキルを習得しそのスキルを証明する実績となる成果物を作るための方法を以下で見ていきましょう。
1.オンライン教材でプログラミング基礎学習
2.成果物となるWebアプリを開発
1.オンライン教材でプログラミング基礎学習
まずはプログラミング基礎を学習しましょう。
プログラミング学習サイトを使用するのがおすすめ。中でも特におすすめなのがProgateです。
ProgateではPHP、Ruby、JavaScript、Pythonを学習できます。プログラマー転職を目指す人におすすめなのが「Web開発パス(Ruby on Rails)」です。
Webサービス開発に強いRubyとフレームワークRuby on Railsを学習してTwitterのクローンアプリを開発できます。
Progateが凄いのは自分で開発環境を用意しなくてもブラウザで直接コードを打ち込んでその結果を実行できる点ですね。隙間時間に学習可能です。
ただしProgateにも欠点があります。Progateはあくまでも基礎学習向けなことです。
2.成果物となるWebアプリを開発
前述したように現在のプログラマー転職ではプログラミングスキルを示す成果物を持っておくことが重要になっています。
成果物としてオリジナルWebアプリを開発しておくのがベストですね。
採用企業は未経験に対しても「問題に直面した際に自分で調べ、自分で考え、自分で問題解決できる」自走力を求めています。
オリジナルWebアプリの開発において試行錯誤し「自分で考えて自分で問題解決した」自走力を示すエピソードを語ることができれば強いです。
ただし、独学でオリジナルWebアプリを開発するのは相当に難易度が高いです。
そこでプログラミングスクールを利用することをおすすめします。
それじゃあ、どのスクールがおすすめ?
以下の3つのスクールがおすすめです。
受講生の評判も抜群に良いですし、私自身が取材してみて「間違いなくおすすめできるスクールだ」と確信できたスクールです。
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