ネットワークエンジニアとは―年収、将来性、必要なスキル

人生逆転

率直に言うとネットワークエンジニアは花形的なWebエンジニアに比べると地味な感じが否めません。Webエンジニアと比べるとネットワークエンジニア志望者は圧倒的に少ないです。

その割に企業からの需要が多いために希少価値が出やすいです。現在、完全に売り手市場でして一定の経験を積んだ後にフリーランスのネットワークエンジニアになると年収1000万円を目指すのも可能です。非常に‘オイシイ‘職種と言えます。

しかしながら戦略的にキャリアを形成していかなければ表現は適切ではないかもしれませんが使い捨て要員に近い形でキャリアが詰んでしまう危険性もあります。

今回、IT業界で求人に携わってきた筆者がインフラエンジニアの年収、必要なスキル、将来性といったリアルな実態を解説します。

おすすめスクール

ネットビジョンアカデミー:18~31歳の人対象の無料スクール。ネットワークエンジニアの国際資格CCNAを在学中に取得できます。

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ネットワークエンジニアとは

企業や組織がITシステムを運用するには土台となるサーバーやネットワークなどの「ITインフラ」が必要です。

ネットワークエンジニアはこの「ITインフラ」構築においてコンピューターやサーバー、ルーターやスイッチなどのネットワーク機器を接続しデータを正常に受け渡すネットワークを構築し運用するエンジニアのことです。

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ネットワークエンジニアの仕事内容

①ネットワークの設計

クライアントもしくは社内担当者がどの様なネットワークシステムを求めているのかヒアリングをしてネットワークの機能や性能など要件を決定します。

このネットワーク設計のプロセスは大きく分けて3つに分かれます。

①基本設計

どのようなネットワーク機器(ルーターなど)を用いてどのような構成のネットワークシステムを実現するか基本設計書を作成します。

②詳細設計

基本設計書をもとにケーブルの配線ルート、ネットワーク機器の設定値を決定します。

③運用設計

ネットワークをどの様に監視するのか、トラブルが起きた際にどう対処するのかなど運用方法を決定します。

②ネットワークの構築

ネットワークの設計書にもとづきネットワーク機器同士をケーブルで接続します。 デスクワークのイメージの強いネットワークエンジニアですがネットワーク機器の設定やケーブルに機器名を書いたラベルを貼りつけたりと手作業も発生します。

自分たちが設計したネットワークを実際に自分の手で完成させることになるので「ネットワークを作っている」とやりがいを感じるネットワークエンジニアが多いです。

自分で設計したネットワークを完成させた時はかなり達成感を感じます。

機器を接続した後は設計通りネットワークが機能するかテストします。

③ネットワークの運用・監視

ネットワークシステムを納品した後はネットワークが正常に動作しているかネットワーク監視専用ソフトを使用して24時間365日常時監視します。

監視ソフトで故障やトラブルが検出された場合は原因を突き止め対応します。監視する業務は基本的に24時間365日(交代制)で行われますのでネットワークエンジニアは会社によっては夜勤や休日出勤が求められることもあります。

運用・監視は設計や構築と比較して必要な知識・スキルが少なめでマニュアルを参考にトラブル対応します。運用・監視業務はネットワークエンジニアになりたての人が担当することが多いです。

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ネットワークエンジニアのキャリアパス

未経験の人にとっては運用監視業務はネットワークとは何なのか理解するのに最適な業務です。
しかし運用監視業務はマニュアル化されておりエンジニアとして技術レベルが格段に向上するわけではありません。収入もアップしにくいです。

早めに上流工程の設計や構築に携われるように動くことをおすすめします

空いているネットワーク機器やネットワークシュミレーターを使って構築スキルを自主練したり、資格CCNAを取ったり自宅でAWSアプリを動かしてみたり自主的にスキル習得に励んで上司に意欲をアピールしましょう。

設計や構築の業務に携わって経験を詰むと大きく分けて3つのキャリアパスが見えてきます。

①プロジェクトマネージャー:大手SIerなどでエンドユーザ相手にプロジェクト管理を担当します。

②技術スペシャリスト: 数万人以上のユーザーがアクセスするデータセンターの様な大規模システムのネットワーク設計・構築を担当します。セキュリティや高度な設計スキルなど幅広い知識とスキルが求められます。

③コンサルタント:コンサル企業や大手SIerなどでコンサル業務(RFPの策定など)を担います。

ネットワークエンジニアはサーバーエンジニアやインフラエンジニアとどう違うのか

ネットワークエンジニアはサーバーエンジニアやインフラエンジニアと混同されることが多いです。それぞれの職種に明確な定義はないのですが担当する領域やコアスキルが異なってきます。

ネットワークエンジニア

ネットワークエンジニアはコンピューター、サーバーをルーターやスイッチなどのネットワーク機器で接続しデータを正常に受け渡すネットワークを構築運用することに特化したエンジニアのことです。

サーバーエンジニア

サーバーエンジニアは主にサーバーの運用業務を担当します。目的に応じたサーバーやOS、ソフトウェアを選定してインフラ構築をします。

最近では自社サーバーを保有せずAWSの様なクラウド型サーバーを利用してインフラ構築をするようになってきています。そのためクラウドに関する知識やスキルを持つこともサーバーエンジニアに求められるようになってきています。

インフラエンジニア

ネットワークエンジニアとサーバーエンジニアの2つを合わせてインフラエンジニアと呼ぶことが多いです。

企業によってはインフラエンジニアと一括りにせずネットワークエンジニアとサーバエンジニアそれぞれの役職を社内に設けて仕事を分担させてITインフラの構築を行っている場合もあります。

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ネットワークエンジニアの平均年収

dodaによるとネットワークエンジニアの平均年収は460万円です。

ただしフリーランスになると1.5倍~2倍ほど増加します。フリーランス大手エージェントのレバテックフリーランスの公開案件を基にしたネットワークエンジニアの平均月単価は62万円でした。平均年収744万円の計算となります。

年収を上げるにはベンダー資格であるCCNPを取得しておくのが良いです。CCNPの上のCCIEは難易度は高いですがこの資格を持っておりかつ実践経験もあれば年収1000万円も視野に入ってきます。

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ネットワークエンジニアの将来性

ネットワークエンジニアは将来も仕事あるの?

従来のネットワークエンジニアの仕事は減少する可能性があります。代わりにクラウドが絡む仕事が増加することは確実です。

この背景には多くの企業が自社サーバーではなく自社サーバーからAWSの様なクラウド型サーバーへとインフラ構築を移行していることが挙げられます。

クラウド型サーバーから最適なサーバーを選んで仮想サーバーや仮想ネットワークを構築するスキルは今後、需要が高まっていくでしょう。

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ネットワークエンジニアに求められるスキル・資格

多くの企業が自社サーバーからAWSの様なクラウド型サーバーへとインフラ構築を移行するに伴ってネットワークエンジニアに求められるスキルにも変化が出始めています。

①コミュニケーション力

上流工程の設計業務においてはクライアントや社内の担当者へヒアリングしてネットワークシステムを設計します。そのため高いコミュニケーション力が求められます。コミュニケーション力が高いとネットワークエンジニアとして上流工程に食い込めキャリアアップしやすいでしょう。

ネットワーク設計ではただクライアントから言われたことに従って設計すればいいわけではありません。

クライアントはネットワークの技術者ではない可能性が高いです。ネットワークエンジニアは技術者の目線からどの様な機能・性能のネットワークシステムがクライアントの要望を満たせるのか認識を摺り合わせつつネットワークを設計することになります。

他にも運用・監視の業務ではネットワークに障害やトラブルが起きる可能性もあります。そうしたトラブルの状況をネットワークに詳しくないクライアントに分かりやすく説明する必要も出てきます。

②英語

新しい技術であればあるほど情報や文献は英語です。ネットワーク機器のマニュアルは英語が多いです。とくにオープンソースは英語ばかりで記述されていますので最低限の英語が読めないとネットワークエンジニアをやっていくのは厳しいです。

高いレベルで英語ができると外資系のネットワークエンジニアへの転職も視野に入ってきます。年収1000万円以上の求人も普通にありますので収入アップが期待できます。

③クラウド、セキュリティ

多くの企業が自社サーバーからクラウド型サーバーへインフラ構築を移行させておりネットワークエンジニアもAWSはじめクラウドエンジニアリングに関わるスキルが求められています。特に仮想サーバー、仮想ネットワークの構築に関する知識は必須です。

また近年、サイバー攻撃も巧妙になり企業に求められる情報セキュリティのレベルは飛躍的に高まっています。ネットワークエンジニアにもセキュリティに配慮したネットワーク構築、運用・監視のスキル・知識が求められるようになってきています。

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なぜ「ネットワークエンジニアやめとけ」と言われるのか

ネットワークエンジニアやめとけと言う主張がありますが火のない所に煙は立たぬでこの主張には確かな真実が含まれています。

なぜネットワークエンジニアはやめとけなのか理由は大きく分けて2つあります。先に結論めいたことを言うと下積みの期間はそこそこ辛いということです。

①単純作業だけでスキルアップできない

ネットワークエンジニアになりたての人が最初に任せられるのは運用監視業務です。運用監視業務はマニュアル化されておりエンジニアとして技術レベルの向上にはつながりづらいのです。

ネットワークの運用監視業務を5年間したとしても上流の設計や構築ができるようにはなりません。その時点のスキルセットと経験で転職しても運用監視の仕事に就くほかなくキャリアが詰み気味になってしまいます。

上流の設計や構築ができる様に空いているネットワーク機器やネットワークシュミレーターを使って構築スキルを自主練したり資格のCCNAを取ったりして上司にアピールしましょう。

ずっと運用・監視業務ばかり任せられて設計構築をさせてもらえない場合は率直に申しますと使い捨て要員の可能性が高いです。設計や構築ができる職場への転職も検討すべきです。

②夜勤・休日出勤あり

ネットワークの監視業務ではネットワークが正常に動作しているかネットワーク監視専用ソフトを使用して24時間365日常時監視する必要があります。

ネットワークエンジニアになりたての人がこの監視業務を担当することが多く夜勤になることもありますし休日出勤が求められるケースもあります。

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ネットワークエンジニアのやりがい、良さ

ネットワークエンジニアにはネットワークエンジニア特有のやりがいがあります。大きく分けてネットワークエンジニアならではのやりがいは2つあります。

①設計・構築したネットワークシステムが納品された時の達成感

ネットワークエンジニアではクライアントへのヒアリング、ネットワークシステムの設計から機器の接続・設置、ネットワーク構築などコツコツとした作業になります。

こうした作業を通して完成させたネットワークを納品した時には達成感と大きなやりがいを感じるはずです。

②知的好奇心が満たされる

新しい技術を好奇心を持って学び続けられる人はネットワークエンジニアに向いています。
通信という目に見えないものを自分で体系立てて理解できるのは知的好奇心が満たされる側面があります。

仕事としてやりがいある。

③努力と戦略次第でキャリアパスが多様になる

ネットワークエンジニアで順調に設計・構築業務経験を積んだりクラウド関連のスキルを獲得したりセキュリティ技術に強くなると有望なキャリアパスが拓けてきます。

プロジェクトマネージャーとして管理職の立場でプロジェクトを牽引したり、ITコンサルタントへの転身 (RFPの策定など) も可能です。

ネットワークエンジニアは順当に経験を積めれば努力次第で年収1000万円も不可能ではない職業です。

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ネットワークエンジニアになるための勉強方法

ネットワークエンジニアになるにはスクール一択でしょう。

ネットワークはITシステムのインフラです。いじってストップさせでもすると企業にとって大損害です。絶対にトラブルを起こせないです。未経験の人が現場で任せてもらえる仕事ではありません。

学習用のネットワーク機器が揃っており実際の機器を使ってITインフラを構築する練習が積めるスクールに行くのをおすすめします。

おすすめスクール:ネットビジョンアカデミー

料金・期間 0円 2か月(1か月学習、1か月就職活動)
場所 東京都中野区新井1-26-6 いちご中野ノースビル5階
学習内容 ネットワークインフラの基礎知識
OSI参照モデル、VLAN、ルーティング(スタティック・ダイナミック)、
スパニングツリー、QoS、SDN(Software-Defined networking)
年齢制限18~31歳
その他SKYPEの無料相談

ネットビジョンアカデミーの学習カリキュラムはネットワークエンジニアに特化した内容です。

ネットワークエンジニアの仕事は大量にありますのでネットワークエンジニアに特化して学ぶのは良いですね。

後々、現場で働きながらサーバー業務にも詳しくなっていくでしょうしネットワークもサーバーも担当できるインフラエンジニアを目指せます。

特徴①CCNAを取得できる

ネットビジョンアカデミーではネットワーク機器大手のCisco Systems(シスコシステムズ)が認定しているベンダー資格のCCNAを在学中に取得できます。インフラエンジニアになってからも役立ちます。

特徴②シェアハウスが無料

ネットビジョンアカデミーでは無料でシェアハウスを用意してくれており東京圏外の人が集まっています。 関東圏外の人の割合が過半数の52%を占めてます。

至れり尽くせりですね。筆者が行きたいくらいです。

無料相談会もSKYPEで受け付けています。公式サイトから予約できます。

公式サイト
https://www.netvisionacademy.com/

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ネットワークエンジニアでフリーランスになる方法

初めてフリーランスになる場合ですとモンスタークライアントを避ける意味でもフリーランスエージェントを使用するのが最も堅実な手段です。

おすすめエージェントはフリーランスのネットワークエンジニアとしてどのようなキャリアを実現したいかによって異なります。

プロジェクトマネージャー志望ハイパフォエンジニア:PM(プロジェクトマネージャー)案件が豊富です。ネットワークエンジニアとして獲得できる案件もあります。自分の実績・スキルでいけそうか担当エージェントに診断してもらいましょう。

技術スペシャリスト志望レバテックフリーランス:エージェント最大手です。ネットワークエンジニア案件が豊富です。

コンサルタント志望→ ハイパフォーマーコンサルタント:ITコンサル案件が豊富です。

各社の面談を利用してキャリア相談をしてみると良いでしょう。

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