フルスタックエンジニアとはー年収、必要なスキル、リアルな実態

フルスタックエンジニアの人材市場は完全に売り手市場です。

現在、デジタルトランスフォーメーション(DX)を推し進める企業が急増しています。 デジタルトランスフォーメーションとは「デジタルによる変革」を意味し、ITを軸に新たなサービスやビジネスモデルを展開する動きの事です。そのDXにおいて主戦力となるフルスタックエンジニアを欲しがる企業が多いのです。

今回、そんなフルスタックエンジニアの年収、求められるスキル、その実態についてIT業界で求人に長年携わってきた筆者が解説します。

おすすめプログラミングスクール
1位 DMM WEBCAMP 転職成功率98%、離職率1%の実績
2位 テックキャンプ エンジニア転職 転職成功率99%、自社開発企業への就職実績多数
3位 GEEK JOB(ギークジョブ) 受講料無料でエンジニア就職できる

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フルスタックエンジニアとは

フルスタックエンジニアとは別名マルチエンジニアと呼びます。
つまり開発に必要な 「要件定義」「設計」「開発」「運用」の4つの領域を一通り自分でできるエンジニアのことです。

「要件定義」
「設計」
「開発」
「運用」

これら4つの領域は1つの領域取っても奥が深く、それぞれの領域に満遍なく精通しているフルスタックエンジニアはそう多くはありません。それゆえフルスタックエンジニアは希少価値が高いのです。

ただフルスタックエンジニアになった人はいつの間にかフルスタックエンジニアになっていたという人が極めて多いです。
ベンチャー企業では基本的にリソースが潤沢ではなくエンジニア人材が常時不足しています。そうした環境にいるエンジニアで自分でカバーできる領域を増やそうと勉強し仕事に打ち込んだ人が結果的にフルスタックエンジニアになっているのです。

フルスタックエンジニアは増加傾向にある

リソースが潤沢ではないベンチャー企業を中心に 「要件定義」「設計」「開発」「運用」の4つの領域を1人でカバーできるフルスタックエンジニアへの需要は多いです。

また近年、デジタルトランスフォーメーション(DX)を推し進める企業が急増しておりDXをけん引できる人材としてフルスタックエンジニアに白羽の矢が立ち、正社員採用枠も増加しています。

正社員ですとフルスタックエンジニアの給料は年収600万円前後となります。

また、フリーランスのフルスタックエンジニアの手を借りたい企業も増えており月単価80万円以上の案件も多いです。コンスタントに案件を請けた場合年収1000万円前後となります。

フルスタックエンジニアのキャリア

フルスタックエンジニアに目指してなるというよりもベンチャー企業などで会社からの要望に応えるべく仕事をこなす中で「要件定義」「設計」「開発」「運用」 まで結果的にカバーできるようになっているパターンがほとんどです。

そうやってフルスタックエンジニアになった後はフリーランスとして独立しマネジメント寄りのプロダクトマネージャーやCTOになるキャリアが成功例として考えられます。その場合、年収1000万円前後は普通に達成可能です。

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フルスタックエンジニアの平均年収

フルスタックエンジニアという職種の平均年収のデータは存在しません。

ただし、経済産業省の「IT関連産業の給与等に関する実態調査結果(平成29年8月21日)」によりますとエンジニアの平均年収は592万円となっています。

フルスタックエンジニアで 「要件定義」「設計」「開発」「運用」 の領域を一定レベルですべてカバーできる人材は極めて重宝されます。

経験を積んでいるフルスタックエンジニアであれば平均的なエンジニアの年収よりも高くなることは間違いありません。フルスタックエンジニアの正社員の年収は500~800万円の範囲に収まると考えてよいでしょう。

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フルスタックエンジニアに必要なスキル

フルスタックエンジニアには「要件定義」「設計」「開発」「運用」 の4領域の工程をカバーできるスキルと知識が求められます。

それらのスキルと知識は具体的には以下の4つです。

①プログラミングスキル

PHP、Ruby、Java、C#、Python、JavaScriptなどプログラミング言語を使った開発スキルが求められます。

② アーキテクチャ(骨格) 設計スキル

企業の経営戦略や課題を解決するためのITシステムのアーキテクチャ(骨格)を設計するスキルを指します。具体的には利用するアプリケーションサーバーや処理方式の決定、業務機能やユーザービリティを意識した設計スキルのことです。

③インフラ構築スキル

ITシステムのインフラとなるサーバーやネットワークの構築スキル、セキュリティ対策の知識・スキルのことです。

システムを運用する際にはサーバーやネットワークなどのインフラが必要です。 インフラがストップすればITシステムもストップして企業に致命的なダメージを与えかねませんので重要度の高いスキルです。

最近ではAWS様なクラウドを使用したインフラ構築スキルが重宝されています。

④運用スキル

サーバーやネットワークがトラブルで停止することのない様にITシステムを監視、トラブルが起きても迅速に対応できる検知できる体制を構築し運用するスキルのことを指します。トラブルが起きた際の対策についても事前に策定しておきます。

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フルスタックエンジニアへの需要が増している背景

現在、フルスタックエンジニアが企業から求められるようになっているマクロな背景について解説します。

ITが業務効率化のためだけでなく製品・サービス開発の核になりつつある

現在、ありとあらゆる業界でソフトウェアファーストな考え方が根付きつつあります。

ソフトウェアファーストとはIT(とそれを構成するソフトウェア)活用をベースに事業やプロダクト開発を進めていく考え方のことです。

元来、ITは単なる業務効率化のためのものと捉えられていました。しかし企業はそうしたITへの考えを見直しITを軸に事業を再構築しなければもはや企業は競争力を保てないと危機感を募らせています。

たとえばトヨタ自動車を例にとりましょう。トヨタ自動車は自動車という物を製造し販売するビジネスモデルだったわけですがそのビジネスモデルも揺らぎ始めています。

自動車メーカーはMaaS(Mobility as a Service)=移動を提供するサービスへの転換に迫られています。コネクテッドカーはもちろん、シェアリングカーやアプリを活用した他の公共交通機関との連携などITを軸としたビジネスモデルへの脱皮を図っています。トヨタですらIT活用ができなければ今後は厳しい状態となるでしょう。

こういったITをコアに据えて事業を再構築しなければならない現実に多くの企業が直面しています。そうした中でITシステム全体をカバーできるフルスタックエンジニアへのニーズも高まっています。

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フルスタックエンジニアに求められる資質

フルスタックエンジニアに求められる一番の資質は「自走力」です。

フルスタックエンジニアになった人のほとんどが誰かに教えてもらってフルスタックエンジニアになったわけではありません。

企業に勤務していて自分の専門領域ではないけど他にやれるエンジニアがいないので「自分がやるしかない」と勉強して自分が担当できる領域を広げて結果的にフルスタックエンジニアになっていたという人がほとんどです。

自ら積極的に自分の専門外の技術でも貪欲に学ぶ自走力が必要となってきます。

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フルスタックエンジニアの実態

激務になりやすい

フルスタックエンジニアは 「要件定義」「設計」「開発」「運用」 の領域を1人でカバーし開発を進めていくことになります。どうしても仕事量が多くなり激務になりやすいです。

仕事が海外へと流出している

クラウドの普及によってクラウドベースのシステム開発が増加しています。

これが意味するのはシステム開発に地理的な拘束がなくなり海外への仕事の発注も容易になるということです。実際にシステム開発を海外へと発注している企業は着実に増えています。フルスタックエンジニアも仕事の海外流出の脅威に晒されています。

自社でエンジニアを囲い込む企業も増えている

仕事が海外へと流出している一方で自社でフルスタックエンジニアを有する企業も増加しています。

前述したように現在はソフトウェアファーストな考えが根付き始めており多くの企業が事業のコアにITを据えるために動き始めています。

事業のコアの競争力となるITを外注に任せきってしまうことは企業にとってはリスキーです。エンジニアとノウハウを自社で有する内製化が企業にとっては都合が良いので正社員でフルスタックエンジニアを雇いたいと考えている企業も増加しています。

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未経験からフルスタックエンジニアを目指す、おすすめプログラミングスクール3選

以下未経験からフルスタックエンジニアを目指せるプログラミングスクールです。

①30歳未満の人 → DMM WEBCAMP

②30歳以上の人 → テックキャンプ エンジニア転職

③お金がない人  → GEEK JOB(ギークジョブ)

①DMM WEBCAMP(ディーエムエムウェブキャンプ)

料金3か月プログラム 62万8000円
受講形態東京渋谷校、新宿校OR大阪難波校に通学
講師教室の常駐講師
マンツーマンレッスン× ※教室もしくはチャットで講師に質問し放題
進捗管理サポート〇 
チャットサポート
成果物制作
就職先企業の種類SES30%、受託50%、自社20%
対象年齢20代

HTML、CSS、JavaScript、jQuey、Ruby、Railsなどサイト制作やアプリ開発に必要なスキルセットやAWSを使ったサーバー構築、またチーム開発の作法についても一通り習得できますのでフルスタックエンジニアになる上では最適なスクールです。

特徴①離職率が1%

DMM WEBCAMP卒業生の離職率1%とIT業界の平均的な離職率20%を大幅に下回っています。それだけ職場に満足して働けていることの証拠です。

特徴②転職保証あり

転職成功率は98%と高いですが万一転職できない場合には全額返金してもらえます。ただし転職保証を使えるのは30歳以下の人のみです。

特徴③経験豊富なキャリアアドバイザー

特筆すべきは評判がめっぽう良いキャリアアドバイザーです。フルスタックエンジニアになりたい希望を伝えておくとキャリアプランを一緒に練ってくれます。そしてキャリアを築くのに最適な企業も紹介してくれます。

DMM WEBCAMPでは無料カウンセリングも実施しています。フルスタックエンジニアになりたい旨などプロのキャリアアドバイザーに相談してみると良いでしょう。

公式サイト
https://web-camp.io

DMM WebCampレビュー記事はこちら

②テックキャンプ エンジニア転職

期間・コース ➀70日の短期集中スタイル
料金:59万8000円(税抜)
➁180日間の夜間・休日スタイル
料金:79万8000円(税抜)
受講形態 東京、名古屋、大阪、福岡の教室に通学もしくはオンライン
講師 教室の常駐講師
マンツーマンレッスン×※教室常駐の講師に質問
進捗管理サポート
チャットサポート
成果物制作
就職先企業の種類自社開発48%、受託開発48% SES4%
対象年齢 特になし※30歳以上の受講生も多い

HTML、CSS、JavaScript、jQuey、Ruby、Railsなどアプリ開発に必要なスキルセットやAWSを使ったサーバー構築について学べます。ただしチーム開発はありません。年齢制限がないので30歳以上の受講生も多いです。

特徴①学習、就職サポートが万全

学習と就職サポートを以下の3タイプのスタッフががっつり支援してくれます。

・メンター:教室に常駐しており分からないことがあればすぐに質問できる
・ライフコーチ:学習に挫折しないよう進捗管理をしてくれる
・キャリアアドバイザー:転職相談、履歴書添削、模擬面接など就職サポートしてくれる

特徴②転職保証あり

テックキャンプエンジニア就職の受講生の転職成功率は99%です。ただ万一転職できない場合には全額返金してもらえます。 30歳以上の人でも転職保証を受けられます。

特徴③自社開発企業への就職実績多め

就職先は自社開発48%、受託開発48% SES4%となっています。自社開発企業ですと開発スキルをつけやすくWebサービス運営の全般のスキルを任される可能性もあるでしょう。フルスタックエンジニアになりやすい職場環境で働ける可能性が高いです。

無料カウンセリングもしておりますのでフルスタックエンジニアになれるかどうかキャリアアドバイザーに聞いてみましょう。公式サイトから予約できます。

公式サイト
https://tech-camp.in/expert

テックキャンプ エンジニア転職のレビュー記事はこちら

③GEEK JOB(ギークジョブ)

期間・コース 無料 1~3か月
受講形態 東京
講師 教室常駐の講師
マンツーマンレッスン×※教室常駐の講師に質問
進捗管理サポート
チャットサポート
成果物制作
就職先企業の種類ほぼSES
対象年齢 30歳以下

無料なのが最大のメリットです。「現在、受講料を払える金銭的余裕はないもののエンジニア就職したい」そんな人はGEEK JOBに行くと良いでしょう。正社員エンジニアとして就職できます。

ただし就職先はほぼSESです。SESは職場(派遣先)が頻繁に変わり開発経験も積みにくいとエンジニアの間ではあまり人気がないことは忠告しておきたい点です。

ただし、その分SESは自社開発企業と比較してエンジニア実務未経験でも入社しやすいです。

SESと自社開発、受託企業の違いについては以下の記事を参照ください。

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フルスタックエンジニアになるために転職

リクルートエージェント

リクルートエージェントは業界最大手エージェントです。既にエンジニア経験があり将来的にフルスタックエンジニアとしてキャリアを歩みたい場合はリクルートエージェントに相談しましょう。

担当エージェントも迅速にてきぱきと仕事を紹介してくれますし技術知識が豊富な人が多くコミュニケーションロスが少ないのも良い点です。

公式サイトで仕事を見てみる
https://www.r-agent.com/

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フリーランスのフルスタックエンジニアになるのにおすすめのエージェント

レバテックフリーランス

レバテックフリーランスはフリーランスエージェント最大手です。

担当エージェントが業界知識豊富なのとマージン率を公開してくれて透明性が高いと定評があります。

月単価80万円以上の高額な案件が多いです。現在正社員でITエンジニアをしておりフルスタックエンジニアへ転身する場合は年収が2倍になる可能性もあります。

公式サイトから案件を確認
https://freelance.levtech.jp/

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