CodeCampGATEが相当穴場な件
CodeCampGATEって何がほかのスクールと比較して良いの?
結論を言うとCodeCampGATEの最大の良さは「地方就職に強い」点です。
現在、Rubyを教えているプログラミングスクールが大人気ですがRubyは首都圏に求人が集中しています。
一方でCodeCampGATEではPHPを学び、PHPは首都圏はもちろん地方都市にも求人が多数あります。
オンラインで日本全国から受講できるので地方在住でWebエンジニア転職したい人におすすめですね。
なお首都圏で就職したいならRubyを学べる別のスクールをおすすめします。
おすすめのスクールはHuluや楽天出身の一流エンジニア講師による指導を受けられるポテパンキャンプです。
首都圏で就職したい → ポテパンキャンプ
地方で就職したい → CodeCampGATE
本記事では当メディア編集部の現役エンジニア須賀がCodeCampGATEを徹底分析。CodeCampGATEのカリキュラム、講師の質について評価しました。
CodeCampGATEはお宝スクールですね。現役エンジニア講師と二人三脚で現場さながらの開発経験を積みます。その経験は就活で企業から評価されるポイントとなるでしょう。
またCodeCampGATEとライバルスクールのTechAcademyの就職コースTechAcademyPro、ポテパンキャンプと詳しく比較したので参考にしてください。
当メディア『ノースキルの逆襲』編集部(須賀)より
当メディア『ノースキルの逆襲』編集部の須賀です。当メディアではこれまで20社以上のプログラミングスクールと受講生を取材してきました。
各スクールの教材や講師についても授業を受講し、チェックした上でおすすめスクールをこちらの記事「本当に力のつくおすすめプログラミングスクールまとめ」で掲載しています。参考にしてくださいね。
CodeCampGATEの料金・カリキュラム
期間・料金(税込) ※入会金3万3000円込 | 4か月52万8000円 |
受講形態 | ビデオ電話&チャットサポート |
講師 | 現役エンジニア |
成果物制作 | 〇 |
目安学習時間 | 400時間 |
年齢制限 | 30歳以下 |
CodeCampGATEのカリキュラムは計4ヶ月で前半2か月は基礎学習期間、後半2か月はレベルアップ期間と2つのパートに分かれています。
後半のレベルアップ期間こそがCodeCampGATEの目玉です。専属のエンジニア講師がつき二人三脚でチーム開発を経験。現場で使用されている開発手法を学べます。
前半2か月:基礎学習期間
オンライン教材を使用しPHP/MySQLを中心にHTML5/CSS3,、JavaScript/jQueryを学習。
データ制作や自動販売機プログラムを組むなど徐々に難度を上げながらステップを踏んで着実に力をつけられるカリキュラムとなっています。
またオンライン教材の単元ごとに課題提出が義務付けられており、講師から合否反転ならびにフィードバックをもらえます。
課題が合格すれば次の単元に進むことができるようになっています。手取り足とり教えてもらいたい人には割とハードかもしれませんがアウトプット重視のしっかり力の付くスクールです。
オンライン教材で学習していて分からない点があれば現役エンジニア講師のマンツーマンレッスンを予約します。朝7時~夜24時の間で受講できます。
上記写真のようにビデオ電話で画面を共有しながら講師に解説してもらえるのでわかりやすいです。
最終的にはオリジナルのECサイトを企画・開発します。
後半2か月:レベルアップ期間
レベルアップ期間は現役エンジニアの専属講師が1人ついて師弟制のような感じで現場の実務に近い仕事のやり方を学んでいきます。
チーム開発の実施や必要なツール(Github)の理解、仮想環境の構築やセキュリティ管理、誰もが読むことができるよう分かりやすいコードの書き方を講師と二人三脚で学びます。
受講生の口コミ・評判から判明したCodeCampGATEのメリット・デメリット
・料金は割と高め
・転職保証はなし
・地方でエンジニア就職
・進捗管理でモチベーション維持
・仕事をしながらでも受講可能
・現役エンジニアの専属メンターがつきっきりでプログラミング学習を支援
・就職活動サポートが手厚い
CodeCampGATEのデメリット
デメリット①料金は割と高め
CodeCampGATEの料金は4か月52万8000円と割と高めですね。
通常のCodeCampの料金は以下
2か月19万8000円
4か月30万8000円
6か月36万3000円
となっています。通常のコースも現役エンジニア講師のマンツーマンレッスンは受けられます。ただし講師は専属ではなく学習内容も就職に特化した内容ではないです。
CodeCampGATEは就職特化のコースであり専属のエンジニア講師がつくがゆえに料金が高くなります。
デメリット②転職保証はなし
CodeCampGATEはTechAcademyProの様に「転職できなかったら受講料全額返金される転職保証」はありません。
転職保証にこだわる人はCodeCampGATEは向いていないでしょう。
ただし1つ転職保証について注意したいことがあります。転職保証は紹介された求人を断り続けると外れてしまいます。
つまり就職先をえり好みできない制度であるともいえます。
正直、就職先にこだわりたい人であれば転職保証はあまり意味ないとすら思いますよ。
CodeCampGATEのメリット
メリット①地方でエンジニア就職
滋賀県の自社開発企業で11月よりエンジニアとして働くことが決まりました。
Twitter
努力しつづければコロナ禍の中、28歳未経験でも自社開発企業へ就職できることの証明になりました。今からは制作は一旦ストップし、基本情報技術者の勉強をはじめてみます!
CodeCampGATEを卒業後、北海道、滋賀、兵庫など首都圏以外の地方でエンジニア就職している受講生が続々と出ています。
CodeCampGATEはPHPをがっつり学べるので地方でのエンジニア就職に極めて強いです。
メリット②進捗管理でモチベーション維持
他の人の進み具合をオンラインで見ることができるので、プログラミングに集中できる同期と比較すると焦りを感じることもありました。でも、まずは自分のペースで着実に進めようと割り切ってひとつづつ課題をクリアしていきました。
CodeCampGATEには進捗管理があり受講生は毎日の学習報告と進展状況の報告が課されます。
学習報告はFacebookグループ、進展状況はGoogleスプレッドシートで行います。
学習報告をしていないとCodeCampGateの担当者から「最近学習状況はどうでしょうか?」と連絡が入ります。
また同じ時期に受講し始めた同期の学習の進展状況はGoogleスプレッドシートで確認できるので程よいプレッシャーになるでしょう。
メリット③仕事をしながらでも受講可能
プログラミング学習は、CodeCampを2ヶ月間集中して受講しました。
受講生の声
学習を始めるにあたり、決めたことは朝と夜に必ず勉強時間を1時間取るということです。
仕事はいつも19、20時ごろには終わって帰ることができたので、平日の夜も勉強時間が取りやすかったです。21時~23時台のレッスンも頻繁に活用させてもらいました。
CodeCampGATEが良いのは受講時間が7時~23時40分と幅広い点。
仕事をしながらでも時間を捻出して受講できます。
たとえば以下のような感じで学習スケジュールを組めます。
18時仕事から帰宅
19時夕食
20時オンライン教材で学習開始
21時マンツーマンレッスン受講
22時レッスン内容を復習
メリット④現役エンジニアの専属講師がつきっきりでプログラミング学習を支援
松木先生から丁寧に指摘をしていただいて「見やすいコードにすることはチームで働くうえで非常に大切なことだ」という基本的なことを教えていただきました。
受講生の声
今思うと当たり前のことなのですが、独学だと実際に働く場面のことなどは考えられなかったと思います。ちゃんとスクールに通うことで、エンジニアとして働く上で知るべきことをしっかり学ぶことができたと感じます。
CodeCampGATEの最大のウリとなるのが現役エンジニアの専属講師によるマンツーマンレッスンです。
CodeCampの講師の選考通過率はわずか17%。
現役エンジニアとして働いていることはもちろんのこと模擬授業を通過した「教える力」のある講師のみを採用しています。
そしてその講師の中からさらに精鋭として選抜されたのが専属講師です。
CodeCampGateのカリキュラム4ヶ月のうち後半2ヶ月間は専属講師と二人三脚で学んでいきます。
CodeCampGATEでは経験豊富な現役エンジニアがコードを書く際にどのような考えでコードを書いているのか理解を深められる良さがあります。
メリット⑤就職活動サポート
企業選びを行ううえでは、CodeCampの就職サポートをフル活用していましたね。
受講生の声
初めての転職活動だったので、応募書類の書き方から企業選びの方法までいろいろな点で幅広くサポートしてもらっていました。
仕事が忙しく転職活動に時間がとれなかった時には、僕の希望に沿った企業を探して紹介していただけたので本当にありがたかったです。
4か月のカリキュラムの後はキャリアアドバイザーが模擬面接や履歴書添削などもしてくれます。
なおCodeCampGATEは一般的な転職サポートつきプログラミングスクールとは異なり、自社求人案件への応募は任意です。
先日CodeCampの担当者にこの点について尋ねたところ
「CodeCampとしては、受講生自身が望む企業に就職できる可能性を最大化したいと考えている。だから受講生には様々な求人媒体を利用した自己応募や、複数の人材エージェントを利用してあらゆる方法を活用して希望する企業に入社できるよう支援をしている」との回答をもらいました。
他のスクールと比較
CodeCampGATE | ポテパンキャンプ | TechAcademyPro | |
---|---|---|---|
期間・料金 | 4か月 52万8000円 | 5か月 44万円 | 3か月 32万7800円 |
学習言語 | PHP | Ruby | Java |
就職先エリア | 日本全国 | 首都圏 | 首都圏 |
転職保証 | なし | なし | あり |
就職先企業の種類 | 自社開発、受託 | 自社開発、受託 | SESがメイン |
年齢制限 | 30歳以下 | なし | 32歳以下 |
各スクールの特徴を見る際に特に注意すべきなのは就職先企業の種類です。
スクールによってSES企業、受託開発企業、自社開発企業と行ける企業の種類が異なります。
SES企業:「エンジニアがいなくて困っている」クライアント企業先にエンジニアを派遣している企業
受託開発企業:クライアント企業からシステム開発の案件を受託し開発している企業
自社開発企業:自社でWebサービスを開発・運営している企業(例:メルカリ)
SES、自社開発、受託開発の違いについて詳しくは以下の記事をご覧ください。
CodeCampGATE → PHPを学べる地方に強いスクール。自社開発企業、受託開発企業への就職が多め。
ポテパンキャンプ → Rubyを学べる首都圏の就職に強いスクール。自社開発企業への就職が多め。
TechAcademyPro → Javaを学べる首都圏の就職に強いスクール。SES企業への就職が多め。
CodeCampGATE経由で自社開発企業、受託開発企業への就職が続々と決まっています。
無料相談会あり
CodeCampGATEでは無料相談会も開催中。
受講したら実際にどんな企業に就職できるのか、どのようなスキルを身に着けられるのか、より具体的に知るためにも無料相談会を活用すると良いでしょう。